この例では、複数選択構成体内で実行されたブランチが完了するたびに、特定のアクティビティが実行されます。この例を実装するには、イベントとサブプロセスを次のように使用します。
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複数選択構成体内で実行されるブランチはそれぞれ、最後に非同期タイプのイベントをスローします。複数選択構成体でゲートウェイが使用される場合は、ゲートウェイ内の各ブランチがこのイベントをスローします。複数選択構成体でイベントが使用される場合は、各サブプロセスの最後のステップでこのイベントがスローされます。
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実行されるアクティビティが含まれるサブプロセスが、このイベントをスタートポイントとして受け取ります。
次の図に示す 2 つのブランチは、同じ複数選択構成体からのものです。この構成体によって非同期タイプのイベントがスローされ、サブプロセスは、このイベントタイプをスタートポイントとして使用します。ブランチは、アクティビティ要素として表現されます。これらのブランチは、ゲートウェイまたはサブプロセスの中にあります。どちらであるかは、複数統合構成体の前にある複数選択構成体の実装にどのタイプが使用されたかによって決まります。
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A.
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複数選択構成体の中のブランチ
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B.
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イベントスローを受け取るサブプロセス
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