タスクにファイルまたはメモを添付する場合、ドキュメント値を作成して、添付ファイルまたはメモを表します。ドキュメント値に、添付ファイルまたはメモに関する情報を格納するために使用するいくつかの属性を作成します。
属性名
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説明
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デフォルト
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添付されたドキュメントのファイル名またはドキュメントが表すメモのタイトル。値はファイルの場所へのパスとファイル名、またはファイル名だけを指定できます。
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Attach
number
。
number
は添付ファイルとメモの格納に使用されるリスト変数内のドキュメントの位置を示すインデックスです。
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添付ファイルの説明またはメモのテキスト
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空文字列
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タスクにドキュメントを添付したか、メモを提供したユーザーのユーザー ID
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ユーザーの ID を表す一意の文字列
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ドキュメントのアクセス権限を表すビットマスク数値
アクセス権限によって、ドキュメントがタスクに添付された場合の使用方法が決定されます。数値の値は、ドキュメントに指定された各アクセス権限を表す数の合計です。
読み取りアクセス:
1
書き込みアクセス:
2
削除アクセス:
4
有効な値は 1、3、5、7 です。例えば、読み取りおよび書き込みアクセスを持つドキュメントの
wspermission
の値は 3 です。
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7
(読み取り、書き込み、削除アクセス)
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ドキュメントが添付ファイルかメモかを表す
string
値:
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添付ファイルのタイプによって常に値が決まります。
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XPath 式を使用して、属性の値を取得または設定できます(
getDocAttribute
および
setDocAttribute
を参照)。
たとえば、タスクのメモと添付ファイルが
attachmentVar
というリスト変数に保存されているとします。次の XPath 式は、リストの最初の添付ファイルの名前、説明、作成者 ID、権限に評価されます。
getDocAttribute(/process_data/attachmentVar[1],"wsfilename")
getDocAttribute(/process_data/attachmentVar[1],"wsdescription")
getDocAttribute(/process_data/attachmentVar[1],"wscreatorid")
getDocAttribute(/process_data/attachmentVar[1],"wspermission")
次の XPath 式は、リストの最初の添付ファイルの名前、説明、作成者 ID、権限の値を置換します。
setDocAttribute(/process_data/attachmentVar[1],"wsfilename", "BetterByAdobeRules.pdf")
setDocAttribute(/process_data/attachmentVar[1],"wsdescription", "desc")
setDocAttribute(/process_data/attachmentVar[1],"wscreatorid","00ECB211-F3A1-D93E-0EBE-EB13811A1C25")
setDocAttribute(/process_data/attachmentVar[1],"wspermission", "1")