Forms サービスがフォームガイドをレンダリングする方法を指定するランタイムオプションが格納される複雑なデータ型です。
FormGuideRenderSpec
変数は、
フォーム
サービスの renderFormGuide操作の Form Guide Render Options プロパティを設定するときに使用します。
バージョン 8 以前の AEM forms では、このデータ型は ActivityGuideRenderSpec と呼ばれていました。
このデータ型が役立つのは、 Designer 8.2 で作成されたフォームデザインと埋め込みガイドで renderFormGuide 操作を使用する場合のみです。Designer で作成されたフォームデザインでは、renderFormGuide 操作を使用できません。
Xpath 式を使用してアクセスできるデータについて詳しくは、
データ項目
を参照してください。
デフォルトプロパティの設定について詳しくは、
データ型固有の設定
を参照してください。
データ項目
FormGuideRenderSpec
変数に格納されるデータ項目です。
CB
Forms サービスでフォームガイドとともに HTML テンプレートを生成するかどうかを指定する
boolean
値です。HTML テンプレートは、フォームガイドを起動する HTML コードです。値を
true
に設定した場合、フォームガイドとともに HTML テンプレートが生成され、
false
に設定した場合、フォームガイドとともに HTML テンプレートは生成されません。
guideAccessible
フォームガイドへのアクセスを可能にするかどうかを示す
boolean
値です。値を
true
に設定した場合、アクセス可能なフォームガイドが作成され、
false
に設定した場合、アクセス不可能になります。
guideCBURL
コールバックサーブレットのカスタムオーバーライド実装の URL を表す
string
値です。
guideName
生成されたフォームガイド内のガイドの名前を表す
string
値です。
guidePDF
フォームガイドおよび PDF フォームで出力をレンダリングするかどうかを指定する
boolean
値です。値を
true
に設定した場合、フォームガイドと PDF フォームの両方がレンダリングされ、
false
に設定した場合、フォームガイドのみがレンダリングされます。
guideRSL
フォームガイドのコンパイル時にランタイム共有ライブラリを使用するかどうかを指定する
boolean
値です。値を
true
に設定した場合、共有ライブラリは使用され、
false
に設定した場合、共有ライブラリは使用されません。
guideStyle
フォームガイドで使用されるスタイルシートの名前を表す
string
値です。また、スタイルシートはフォームガイドに埋め込まれます。スタイルシートは、アプリケーションコンテナに格納され、そこから参照可能です。
guideSubmitAll
フォームガイドで非表示パネルを含むすべてのデータを送信するかどうかを指定する
boolean
値です。値を
true
に設定した場合、すべてのデータが送信され、
false
に設定した場合、非表示パネルのデータを除くすべてのデータが送信されます。
ifModifiedSince
内部でのみ使用されます。
injectFormBridge
Forms サービスで特別な JavaScript™ コードを PDF フォームに挿入するかどうかを指定する
boolean
値です。フォームガイドがレンダリングされると、JavaScript コードによって PDF フォームに対して操作が実行されます。値を
true
に設定した場合、Forms サービスによって JavaScript コードが挿入され、
false
に設定した場合、JavaScript コードは挿入されません。
データ型固有の設定
変数が表すフォームガイドを設定するためのプロパティです。
If Modified Since
内部でのみ使用されます。
Guide Name
フォームデザインのガイドの名前を設定します。各フォームデザインに複数のガイドを作成できます。値を指定しない場合、1 つ目のガイドが使用されます。
Guide RSL
フォームガイドをコンパイルするときにランタイム共有ライブラリを使用するかどうかを設定します。デフォルト値は False です。次のいずれかの値を選択します。
-
「偽」:
-
ランタイム共有ライブラリを使用しません。
-
「真」:
-
ランタイム共有ライブラリを使用します。
Guide PDF
フォームガイドとともに PDF フォームをレンダリングするかどうかを設定します。デフォルト値は True です。次のいずれかの値を選択します。
-
「真」:
-
フォームガイドとともに PDF フォームをレンダリングします。
-
「偽」:
-
フォームガイドとともに PDF フォームをレンダリングしません。
Guide Accessible
フォームガイドのコンパイルへのアクセスを可能にするかどうかを設定します。デフォルト値は False です。次のいずれかの値を選択します。
-
「偽」:
-
フォームガイドのコンパイルにアクセスすることはできません。
-
「真」:
-
フォームガイドのコンパイルにアクセスすることができます。
Guide CB Url
コールバックサーブレットのカスタムオーバーライド実装の場所を設定します。有効な URL を文字列値として指定する必要があります。
Locale
フォームガイドがレンダリングされたときに Web ブラウザーなどのクライアントアプリケーションに送信する検証メッセージの言語を設定します。デフォルト値は <Use Server Default> です。リストから言語を選択するか、次の値のいずれかを選択します。
-
<Use Server Default>:
-
AEM forms サーバー上で設定されているロケール設定を使用します。ロケール設定は、管理コンソールで設定します。(
『AEM forms 管理ヘルプ』
を参照)。
-
<Use Custom Value>:
-
リスト内にないロケールを使用します。このオプションを選択した後、リストの横にあるテキストボックスに、使用するロケールコードのロケール ID を入力します。サポートされているすべてのロケールコードのリストについては、http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/guide/intl/locale.doc.html を参照してください。
Cb
Forms サービスでフォームガイドとともに HTML テンプレートを生成するかどうかを設定します。HTML テンプレートは、フォームガイドを起動する HTML コードです。デフォルト値は False です。次のいずれかの値を選択します。
-
「偽」:
-
フォームガイドは、HTML テンプレートとともに提供されます。
-
「真」:
-
フォームガイドのみが提供されます。
Guide Submit All
フォームガイドでは、フィールドのサブセットのみをユーザーに公開するように指定できます。例えば、非表示パネルで値の一部を非表示にするように指定できます。ユーザーがフィールドを変更するかどうかにかかわらず、非表示パネルのデータを含め、すべてのデータを送信できます。デフォルト値は False です。次のいずれかの値を選択します。
-
「偽」:
-
一部のデータしか送信しません。送信されるのは、ユーザーが変更したデータのみです。
-
「真」:
-
非表示パネルのデータを含め、すべてのデータを送信します。
Inject Form Bridge
フォームデザインに特別な JavaScript コードを挿入するかどうかを設定します。JavaScript コードにより、レンダリングされたフォームガイドが Workspace で使用可能になります。デフォルト値は False です。次のいずれかの値を選択します。
-
「偽」:
-
Workspace での PDF フォームの使用を有効にしません。
-
「真」:
-
Workspace での PDF フォームの使用を有効にします。
|
|
|