使用する必要があるサービスを確認する、PDF ドキュメントのクエリーを表す複雑なデータ型です。例えば、PDF ドキュメントから PostScript ファイルを作成するには、そのドキュメントが PDF ドキュメントであるか XFA ドキュメントであるかを確認する必要があります。ドキュメントが PDF ドキュメントである場合は、Convert PDF サービスで処理できます。ドキュメントが XFA ドキュメントである場合は、Output サービスに送信されます。このデータ型は、PDF Utilities サービスの
「Get PDF Properties」操作
操作で使用されます。
Xpath 式を使用してアクセスできるデータについて詳しくは、
データ項目
を参照してください。
データ項目
PDFPropertiesOptionSpec
変数に格納されるデータ項目です。
hasAttachments
添付ファイルに関してドキュメントを確認するかどうかを示す
boolean
値です。値が
true
の場合はドキュメントに添付ファイルが含まれているかどうかを確認し、
false
の場合は添付ファイルを確認しません。
hasComments
コメントに関してドキュメントを確認するかどうかを示す
boolean
値です。値が
true
の場合はドキュメントにコメントが含まれているかどうかを確認し、
false
の場合はコメントを確認しません。
isAcroForm
ドキュメントが Acrobat フォーム(Acrobat で作成されたフォーム)であることを確認するかどうかを示す
boolean
値です。値が
true
の場合はフォームが Acrobat で作成されたかどうかを確認し、
false
の場合はドキュメントが Acrobat フォームであるかどうかを確認しません。
isFillableForm
ドキュメントに入力可能なフィールドが含まれていることを確認するかどうかを示す
boolean
値です。値が
true
の場合はドキュメントに入力可能なフィールドが含まれているかどうかを確認し、
false
の場合は入力可能なフィールドを確認しません。
isPDFDocument
ドキュメントに対して PDF ドキュメント操作を実行できることを確認するかどうかを示す
boolean
値です。値が
true
の場合はドキュメントで PDF 操作の実行が許可されているかどうかを確認し、
false
の場合は PDF 操作を実行できるかどうかを確認しません。
isPDFPackage
ドキュメントが PDF パッケージであることを確認するかどうかを示す
boolean
値です。「
PDF パッケージ
」は、メタデータ(ユーザー定義のメタデータなど)を使用してドキュメントレベルの添付ファイルのコレクションを管理するポータブルコレクションです。すべてのファイルが添付されるルート PDF は、添付ファイルよりも重要ではなく、Acrobat ではカバーシートと呼ばれます。値が
true
の場合は PDF パッケージであるかどうかを確認し、
false
の場合は PDF パッケージであるかどうかを確認しません。
isXFADocument
ドキュメントが XFA ドキュメントであることを確認するかどうかを示す
boolean
値です。値が
true
の場合は XFA ドキュメントであるかどうかを確認し、
false
の場合は XFA ドキュメントであるかどうかを確認しません。
queryFormType
ドキュメントのフォームの種類を確認するかどうかを示す
boolean
値です。値が
true
の場合はドキュメントのフォームの種類を確認し、
false
の場合はフォームの種類を確認しません。
queryPDFVersion
ドキュメントの PDF バージョンを取得するかどうかを示す
boolean
値です。値が
true
の場合は PDF バージョンを取得し、
false
の場合はドキュメントの PDF バージョンを取得しません。
queryRequiredAcrobatVersion
ドキュメントを正しく表示するために必要な Acrobat または Adobe Reader のバージョンを取得するかどうかを示す
boolean
値です。値が
true
の場合は Acrobat バージョンを取得し、
false
の場合は Acrobat バージョンを取得しません。
queryXFAVersion
ドキュメントの XFA バージョンを取得するかどうかを示す
boolean
値です。値が
true
の場合はドキュメントの XFA バージョンを取得し、
false
の場合は XFA バージョンを取得しません。
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