フォーム境界線周囲の空白の指定

従来の印刷文書では、 余白 とは、印刷のない、ページ境界線の外側周辺の領域を示します。インタラクティブフォームでは、 余白 とは、オブジェクト境界線の内側周辺にある空白の緩衝域だけを示します。

フォーム境界線の外側周辺にある空白を増やすには、マスターページでコンテンツ領域のサイズを小さくする必要があります。デフォルトでは、コンテンツ領域の境界線は、フォームの境界線から 0.635 センチの位置にあります。ヘッダーやフッターを配置するための空白を付加する場合や、プリンターの制約に合わせて調整する場合には、デフォルトのコンテンツ領域を小さくする必要があります。

コンテンツ領域で囲まれた領域によって、フォームのページにオブジェクトを配置できる場所が決まります。ページのデフォルトサブフォームは、マスターページのデフォルトコンテンツ領域と同じサイズです。また、デフォルトサブフォームの余白設定は 0 センチに設定されています。ページでデフォルトサブフォームの余白設定を変更すると、オブジェクトが配置される位置にも影響します。サブフォームの余白設定を増やすと、サブフォームのオブジェクトをレンダリングできる領域が小さくなります。

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A.
オブジェクトは、ページ上のコンテンツ領域で囲まれた領域の内側に配置できます。境界線は、コンテンツ領域の境界線を示します。

B.
コンテンツ領域の外側領域は、ページの空白を示します。

マスターページに配置したオブジェクトはすべて、コンテンツ領域の内側または外側のいずれに配置されているかに関わらず、関連付けられた各ページに表示されます。透かしを設定している場合は、透かしを構成するオブジェクトをコンテンツ領域の内側に配置します。

コンテンツをフローするサブフォームが含まれるフォームをデザインしているときに、マスターページにあるオブジェクトが、ページに配置したオブジェクトの妨げにならないようにしたい場合は、マスターページオブジェクトをコンテンツ領域の外側、つまりマスターページに作成した空白部分に配置する必要があります。コンテンツ領域の内側にオブジェクトを配置すると、フォームのレンダリング時に、その他のオブジェクトがマスターページオブジェクトの上に配置される場合があります。