変換のためにフォームデザインを準備するには、変換可能なテキスト用の XLIFF 識別子を生成します。Designer では、「保存時に変換 ID を作成する」オプションを選択したときに識別子が生成されます。このオプションを選択すると、フォームデザインを初めて保存したときにテキスト文字列ごとに一意の XLIFF ID が生成されます。フォームデザインを Adobe XML フォーム(.xdp)形式で保存した場合、XLIFF 識別子は XML ソースで表示できます。
フォームデザインを変更して保存すると、Designer によって識別子と文字列の組み合わせが比較され、フォームデザインが最後に保存された時点から変更が行われたかどうかが判断されます。変更には、テキストの変更、フィールドの削除またはフィールドの挿入が含まれます。最後に保存された時点からテキストが変更された場合は、既に識別子を持つオブジェクトをコピーしたときに、重複する識別子が作成されないよう Designer によってそのテキストが更新されます。
Designer には、XSLT(Extensible Stylesheet Language Transformations)ファイルの 2 つのサンプルが用意されています。
extractstrings.xslt
ファイルは XLIFF ID を抽出し、
mergestrings.xslt
ファイルは新しい言語で新しいバージョンのフォームデザインを作成します。これらのサンプルファイルは、Designer のインストール先にあるディレクトリ \...\FormTranslation にインストールされます。
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