テキストパターンの例

定義済みパターン

パターンダイアログボックス(オブジェクトパレット/パターン)の種類を選択リストから定義済みのパターンを選択することによって、表示パターン、編集パターンおよび検証パターンを簡単に作成および編集して、データ入力値(ユーザー入力または連結データ)の形式を設定できます。例えば、「郵便番号(英国)」オプションでは A9A 9A9|AA9A 9A9 というパターンが適用され、KB1C3R2 という入力値は KB1C 3R2 と形式設定されます。

カスタムパターン

次の表に、表示パターンを使用して入力値(ユーザー入力データまたは連結データ)を形式設定するために「パターン」ボックスで定義可能なカスタムパターンの例を示します。

カスタムパターン

入力値

形式設定された値

'+1 ('999') '999-9999

6135551212

+1 (613) 555-1212

999.999.9999

6135551212

613.555.1212

今度は、シリアル番号の入力データのパターンを考えてみましょう。3 文字の英字の次に 4 桁の数字を入力し、次に任意の種類の文字を 1 つ入力するようにします。適切なテキストパターンは次のようになります。

AAA-9999-X

次の表に、編集パターンまたはデータパターンを使用して入力値(ユーザー入力データまたは連結データ)を生の値に変換した場合の例を示します。

カスタムパターン

入力値

生の値

AAA-9999-X

ABC-1234-5

ABC-1234-D

123-4567-8

ABC12345

ABC1234D

""

この最後の例では、入力値 123-4567-8 がパターンに一致しないので、結果の生の値は空文字列になっています。