オブジェクトの形式設定

オブジェクトの周辺に空白を追加するには

どのようなオブジェクトにも、その周囲にはある程度の空白、つまり余白があります。

  1. オブジェクトを選択します。

  2. レイアウトパレットで「左端」、「右端」、「上端」および「下端」の余白を設定します。

オブジェクトの周囲に境界線を追加するには

境界線をサポートするオブジェクトについて境界線プロパティを定義するには、まず目的のオブジェクトを選択する必要があります。境界線パレットで定義したプロパティは、オブジェクト全体に適用されます。

  1. オブジェクトを選択します。

  2. 境界線パレットの境界線リストから編集オプションを選択します。

    • 各辺に境界線を個別に適用する場合は、「個別に編集」を選択します。このオプションは、3 次元境界線には適用されません。

    • すべての辺に同じ境界線を適用する場合は、「一括で編集」を選択します。

  3. 境界線リストの下で、境界線のスタイル、幅、色を選択します。

  4. 切れ目のあるコーナーを持つ境界線を作成するには、「コーナー」ボタンのいずれかをクリックし、「半径」ボックスでコーナーの半径をインチ、センチまたはポイント単位で定義します。

  5. オブジェクトを色またはパターンで塗りつぶすには、スタイルリストからオプションを選択し、その横にあるカラーセレクターボタンで、適切な塗りつぶしの色を選択します。

塗りつぶし可能な領域の周囲に境界線を追加するには

オブジェクトの塗りつぶし可能な領域についても境界線プロパティを指定できます。例えば、テキストフィールドについて、オブジェクト全体に対してはある種類の境界線と塗りつぶしを適用し、データが表示される値領域に対しては別の種類の境界線と塗りつぶしを適用することができます。入力可能な領域を持つオブジェクトは以下のとおりです。

  • コマンドボタン

  • チェックボックス

  • 署名フィールド

  • コンボボックス

  • リストボックス

  • 数値フィールド

  • パスワードフィールド

  • ラジオボタン

  • テキストフィールド

  1. オブジェクトを選択します。

  2. オブジェクトパレットで、「フィールド」タブをクリックします。表示方法リストで「カスタム」を選択します。

  3. 入力可能な領域の境界線に使用するスタイルを選択します。選択できるオプションは境界線パレットにあるオプションと同じです。

  4. 可能な場合は、オブジェクトの境界線の幅を入力し、色を選択します。

  5. 切れ目のあるコーナーを持つ境界線を作成するには、「コーナー」ボタンのいずれかをクリックし、「半径」ボックスでコーナーの半径をインチ、センチまたはポイント単位で定義します。

  6. 塗りつぶし可能な領域を色またはパターンで塗りつぶすには、スタイルリストからオプションを選択し、その横にあるカラーセレクターボタンで、適切な塗りつぶしの色を選択します。

新しいオブジェクトのデフォルトの形式設定を変更するには

新しいオブジェクトについては、デフォルトの形式設定を設定し、オブジェクトライブラリに保存できます。例えば、新しいテキストオブジェクトのすべてについてデフォルトのフォントを Times New Roman に変更できます。

  1. オブジェクトを挿入します。

  2. オブジェクトを変更します。例えば、境界線の追加、別のフォントの適用、テキストのサイズ変更を行います。

  3. オブジェクトをオブジェクトライブラリパレットのカテゴリにドラッグします。

  4. ライブラリオブジェクトの追加ダイアログボックスに、このオブジェクトの名前を入力し、「OK」をクリックします。

    同一名のオブジェクトがこのタブに既に存在する場合は、既存のオブジェクトを上書きするかどうかを確認するプロンプトが Designer に表示されます。