Slider コンポーネントは、オーサリング時および実行時に、横方向に変形できます。 オーサリング時には、ステージ上でコンポーネントを選択して、自由変形ツールを使用するか、修正/変形でいずれかのコマンドを使用します。実行時には、
setSize()
メソッドを使用するか、Slider クラスの任意の適切なプロパティ(
width
、
scaleX
など)を使用します。
スライダーは、長くすることはできますが、 高さを高くすることはできません。 Flash では、
setSize()
メソッドの
height
プロパティおよび height パラメーターは無視されます。ただし、垂直方向のスライダーを作成し、垂直方向に長くすることはできます。
スタイルと Slider コンポーネント
Slider コンポーネントのスタイルは、そのスキンのクラスと、コンポーネントの境界ボックスと外側の境界の間のパディングに使用するピクセル数を指定する
FocusRectPadding
の値のみを指定します。スキンスタイルの使用について詳しくは、
スキンについて
を参照してください。
スキンと Slider コンポーネント
Slider コンポーネントでは次のスキンを使用します。これらのスキンは編集して外観を変更することができます。
Slider のスキン
次の例では、アップトラックを編集してそのカラーを青に変更します。
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新しい Flash ドキュメント (ActionScript 3.0) を作成します。
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Slider コンポーネントをコンポーネントパネルからステージまでドラッグします。
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Slider コンポーネントをダブルクリックしてスキンパネルを開きます。
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アップトラックを基準点でダブルクリックし、シンボル編集モードで開きます。
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ズームコントロールを 800% に設定して、編集のためにアイコンを大きくします。 Slider のトラックには 3 つのバーがあります。
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一番上のバーをクリックして選択します。 バーを選択すると、そのカラーがプロパティインスペクターの塗りカラーピッカーに表示されます。
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プロパティインスペクターの塗りカラーピッカーを使用し、カラー #000066 を選択して Slider トラックの一番上のバーに適用します。
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Slider トラックの中央部分のバーをクリックして選択します。 バーを選択すると、そのカラーがプロパティインスペクターの塗りカラーピッカーに表示されます。
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プロパティインスペクターの塗りカラーピッカーを使用し、カラー #0066FF を選択して Slider トラックの中央のバーに適用します。
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Slider トラックの一番下のバーをクリックして選択します。 バーを選択すると、そのカラーがプロパティインスペクターの塗りカラーピッカーに表示されます。
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プロパティインスペクターの塗りカラーピッカーを使用し、カラー #00CCFF を選択して Slider トラックの一番下のバーに適用します。
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ステージの上の編集バーの左側にある「戻る」ボタンをクリックし、ドキュメント編集モードに戻ります。
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制御/ムービープレビューを選択します。
Slider の表示は次の図のようになります。
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