ScrollPane コンポーネントは、オーサリング時および実行時に、縦横に変形できます。 オーサリング時には、ステージ上でコンポーネントを選択して、自由変形ツールを使用するか、修正/変形でいずれかのコマンドを使用します。実行時には、
setSize()
メソッドを使用するか、ScrollPane クラスの任意の適切なプロパティまたはメソッド(
height
、
width
、
scaleX
、
scaleY
など)を使用します。
ScrollPane コンポーネントには、次のグラフィカル特性があります。
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コンテンツの基準点(原点、ゼロ点)はペインの左上隅に表示されます。
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水平スクロールバーがオフのときは、垂直スクロールバーはスクロールペインの右側に沿って上から下に表示されます。 垂直スクロールバーがオフのときは、水平スクロールバーはスクロールペインの下部に沿って左から右に表示されます。 両方のスクロールバーをオフにすることもできます。
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スクロールペインが小さすぎると、コンテンツが正しく表示されないことがあります。
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スクロールペインのサイズを変更すると、スクロールトラックおよびスクロールボックス (サム) が拡大または縮小し、ヒット領域のサイズが変更されます。 ボタンのサイズは同じままです。
ScrollPane コンポーネントでのスタイルの使用
ScrollPane コンポーネントのスタイルプロパティにより、コンポーネントが描画されるときのスキンの値およびレイアウトのパディングの値が指定されます。 様々なスキンスタイルを使用することで、コンポーネントのスキンに使用する様々なクラスを指定できます。スキンスタイルの使用について詳しくは、
スキンについて
を参照してください。
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新しい Flash ドキュメント (ActionScript 3.0) を作成します。
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ScrollPane コンポーネントをステージまでドラッグし、インスタンス名を
mySp
にします。
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プロパティインスペクターの「パラメーター」タブをクリックし、
source
パラメーターに「
http://www.helpexamples.com/flash/images/image1.jpg
」と入力します。
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メインタイムラインのフレーム 1 で、アクションパネルに次のコードを入力します。
mySp.setStyle("contentPadding", 5);
スクロールバーの外側で、コンポーネントの境界線とそのコンテンツの間にパディングが適用されます。
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制御/ムービープレビューを選択します。
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