リッチメディアと FrameMaker

FrameMaker 文書へのリッチメディアの追加

  1. FrameMaker で、ファイルを挿入する位置にカーソルを置きます。
  2. ファイル/取り込み/ファイルを選択します。取り込みダイアログボックスが表示されます。
  3. 取り込みダイアログボックスで、次のいずれかを実行します。
    • ファイルに移動し、「取り込み」をクリックします。

    • 「URL を参照」をクリックし、ファイルに移動します。

    • 「CMS を参照」をクリックし、設定されている共有リポジトリのファイルに移動します。

  4. ファイルタイプが認識されない場合は、不明のファイルタイプダイアログボックスが表示されるので、最も近いコンテンツタイプを選択し、「変換」をクリックします。
  5. 取り込まれたグラフィックの拡大縮小ダイアログボックスで、リッチメディアオブジェクトに合わせるオプションを選択し、「設定」をクリックします。
リッチメディアオブジェクトは、文書のアンカー枠内に配置されます。
  • グラフィックおよび 3D オブジェクトはレンダリングされ表示されます。

  • オーディオおよびビデオオブジェクトはアイコンを表示します。

  • インタラクティブコンテンツは、デフォルトのポスター画像を表示します。SWF にデフォルトのポスター画像がない場合は、その代わりに「再生」ボタンが表示されます。

オーディオ、ビデオ、3D、および SWF コンテンツのためにポスター画像を指定する

ポスター画像は、ムービーが再生されない場合に表示されるデフォルト画像です。デフォルトでは、標準のアイコンまたはムービーの最初のフレームがポスター画像として使用されます。ポスター設定コマンドを使用すると、ムービーのポスターとして表示する画像を指定できます。

ムービーまたは SWF コンテンツを右クリックし、「ポスターを設定」を選択し、ポスターとして使用する画像ファイルを参照して指定します。ビデオを再生し、フレームをポスターとして選択することもできます。

3D モデルの作業

3D モデルを FrameMaker 文書に追加できます。RoboHelp を使用してドキュメントを PDF に公開したり、WebHelp 出力を生成したりすると、これらのモデルはインタラクティブになり、ユーザーはオブジェクトを移動することができます。

注意: 3D モデルは、3D 表示とそれへのすべてのリンクがアンカーフレームに配置されているときにのみ、RoboHelp の WebHelp 出力で十分に機能します。

3D モデルは PDF 内でサポートされています。PDF は、Adobe Acrobat または Adobe Reader で表示できます。3D モデルと Acrobat の使い方の詳細については、3D モデルのインタラクティブ操作を参照してください。

FrameMaker ファイルを HTML または他の形式に公開するときに、3D モデルのデフォルト表示は画像としてレンダリングされます。ただし、RoboHelp で「3D 画像を保持」オプション(プロジェクト設定/FrameMaker 文書/編集/画像)を指定でき、3D モデルは埋め込み PDF ファイルとして公開されるので、そのページに行くと PDF ファイルが開きます。

FrameMaker 内で基本 3D 設定を指定することもできます。オリジナルの 3D アプリケーションにアクセスする必要はありません。3D オプションを使用して、3D モデルの背景色、照明、レンダーモデルを変更します。右クリックし 3D を選択するとこれらのコントロールにアクセスできます。

マルチメディア環境設定の設定

FrameMaker の環境設定で、マルチメディアオブジェクトを PDF に埋め込むかどうかを指定します。
  1. ファイル/環境設定/一般を選択します。

  2. 必要に応じて次の項目を選択します。

    • PDF に Adobe Flash ファイルを埋め込む

    • PDF に 3D オブジェクトを埋め込む

    • PDF にマルチメディアオブジェクトを埋め込む