「バッチセットの種類」の「
多軸スピンセット
」を使用して、2D スピンセットの生成を自動化する「手法」を作成できます。画像のグループ化では行と列の正規表現を使用するので、画像アセットが多次元の配列の対応する場所に正しく配置されます。
バッチセットプリセットの作成
も参照してください。
多軸スピンセットの行数または列数には、上限または下限はありません。
例として、
spin-2dspin
という名前の多軸スピンセットを作成します。1 行あたり 12 個の画像が含まれる 3 行のスピンセット画像セットがあります。画像の名前は次のとおりです。
spin-01-01
spin-01-02
…
spin-01-12
spin-02-01
…
spin-03-12
これらの情報から、このバッチセットの種類の手法は次のように指定して作成できます。
スピンセットのアセット名における共通部分のグループは、「
一致
」フィールドに追加しています(ハイライト表示されています)。行と列を含むアセット名の可変部分は、それぞれ「
行
」フィールドと「
列
」フィールドに追加しています。
このスピンセットをアップロードして公開するときに、
アップロードオプションを設定
ダイアログボックスの
バッチセットプリセット
の下に表示される 2D スピンセット手法の名前をアクティブ化します。
2D スピンセットを自動生成するためのバッチセットプリセットを作成するには
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設定
/
アプリケーション設定
/
バッチセットプリセット
/
バッチセットプリセット
を選択します。詳細ページの右上隅に設定されている
「フォームを表示」
は初期設定の表示です。
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プリセットリストパネルの
「追加」
をクリックして、画面の右側にある詳細パネルの定義フィールドをアクティブにします。
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詳細パネルの「プリセット名」フィールドにプリセットの名前を入力します。
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「バッチセットの種類」ドロップダウンメニューで、
「アセットセット」
を選択します。
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「サブタイプ」ドロップダウンリストで、「
多軸スピンセット
」を選択します。
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「アセットの命名規則」
を展開し、「ファイル名」ドロップダウンリストで
「カスタム」
をクリックします。
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「一致」
およびオプションとして
「ベース名」
の属性を使用して、グループを構成する画像アセットの命名に使用する正規表現を定義します。
リテラル一致正規表現の例を次に示します。
(\w+)-\w+-\w+
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「行と列の位置」
を展開し、2D スピンセット配列内の画像アセットの位置の名前形式を定義します。
ファイル名内での行または列の位置は丸括弧で囲みます。
行の正規表現の例を次に示します。
\w+-R([0-9]+)-\w+
または
\w+-(\d+)-\w+
列の正規表現の例を次に示します。
\w+-\w+-C([0-9]+)
または
\w+-\w+-C(\d+)
これらは例に過ぎません。必要に応じて独自の正規表現を作成できます。
注意:
行と列の正規表現の組み合わせから、多次元スピンセットの配列内でアセットの位置を特定できない場合、そのアセットはセットに追加されず、エラーが記録されます。
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命名規則と作成オプションの設定では、アセットの命名規則で定義したベース名にサフィックスとプリフィックスを指定します。また、Scene7 のフォルダ構造内の画像セットの作成場所を定義します。
大量の画像セットを定義する場合は、アセット自体を含むフォルダとは別に画像セットを保存することをお勧めします。多くの顧客は、画像セットフォルダを作成し、生成されたバッチセットを配置するためにアプリケーションをリダイレクトしています。
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詳細パネルで「保存」をクリックします。
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スピンセットを通常通りにアップロードして公開します。「バッチセットプリセット」の「ジョブの読み込みオプション」ダイアログボックスで 2D スピンセットの名前がアクティブ化されていることを確認します。
アセットのアップロードと公開
を参照してください。