バッチセットプリセットを使用して、Scene7 Publishing System にアセットをアップロードするジョブを実行中に、画像セットやスピンセットを自動的に作成できます。
会社の管理者は、まずセットにグループ化するアセットに対して命名規則を定義します。その後、バッチセットプリセットを作成してこれらの画像を参照することができます。各プリセットは、プリセット手法で定義された命名規則に一致する画像を使用してセットの構成方法を定義する、固有の名前を持ち自己完結した命令のセットです。
会社のアクティブなバッチセットプリセットはすべて、アップロードオプションを設定ダイアログボックスに表示されるので、各アップロードセッション中に適用するプリセットを指定できます。会社の管理者は、すべてのアクティブおよび非アクティブなバッチセットプリセットを確認できます。ファイルをアップロードするとき、Scene7 によって、アクティブプリセットの定義された命名規則に一致するすべてのファイルのセットが作成されます。
初期設定の名前会社の管理者は、バッチセットプリセット手法で使用する初期設定の命名規則を作成します。バッチセットプリセット定義で選択された初期設定の命名規則は、すべての Web サイトのセットをバッチ生成するための会社の要件になる場合があります。バッチセットプリセットは、定義する初期設定の命名規則を使用するために作成されます。会社が定義する初期設定の命名規則の例外の場合のために、固有のコンテンツのセットに必要な代替のカスタム命名規則を含むバッチセットプリセットを多数作成することができます。
初期設定の命名規則を設定する場合に、バッチセットプリセット機能を必ず使用する必要はありませんが、初期設定の命名規則を使用して、バッチセット生成を効率化するためにセットにグループ化したい命名規則の要素を多く定義することをお勧めします。
設定/アプリケーション設定/バッチセットプリセット/初期設定の名前をクリックします。
「フォームを表示」または「コードを表示」を選択し、各要素に関する情報の表示と入力の方法を指定します。
「コードを表示」チェックボックスを選択して、選択した形式と同時に作成される正規表現値を表示することができます。フォーム表示により制限を受ける場合、命名規則の要素を定義するために正規表現値を入力または変更できます。値をフォーム表示で解析できない場合は、形式フィールドは非アクティブになります。
注意: 非アクティブな形式フィールドは、無効な正規表現を表示しません。正規表現の正誤に関する検証は行われません。「結果」行で各要素に作成する正規表現の結果を確認することができます。完全な正規表現は、ページの一番下に表示されます。
必要に応じて各要素を展開し、使用する命名規則を入力します。
別の命名規則を要素に追加するには、「追加」をクリックします。要素の命名規則を削除するには、「削除」をクリックします。
「名前を付けて保存」をクリックし、プリセットの名前を入力します。既存のプリセットを編集している場合は「保存」をクリックします。
または、形式フィールドを利用しないで、「コードを表示」を使用することもできます。この表示では、正規表現を使用する命名規則の定義を作成します。
定義には、一致とベース名という 2 つの要素を使用できます。これらのフィールドでは、命名規則のすべての要素を定義して、要素が含まれるセットを命名するために使用される規則の一部を指定できます。会社の個別の命名規則では、これらの各要素の 1 つあるいは複数の定義を使用する場合があります。固有の定義を必要なだけ使用して、メイン画像、カラー要素、代替表示要素およびスウォッチ要素などの個別の要素にグループ化することができます。
バッチセットプリセットの作成Scene7 はバッチセットプリセットを使用して、ビューアで表示する画像セットに一般的な情報やコンテンツを共有するアセットを編成します。バッチセットプリセット手法は、Scene7 でスケジュールしたアセットの読み込みジョブと同時に自動的に実行されます。
バッチセットプリセットを使用して、バッチセットプリセットを作成、編集および管理します。必要なアセット取り込みジョブをすべてカバーするために必要なだけの数のバッチセットプリセットを作成できます。バッチセットプリセット定義には 2 つの形式があります。既に設定した初期設定の命名規則のものと、その場で作成するカスタムの命名規則のものです。
バッチセットプリセットを定義する形式フィールドメソッドと、コードメソッドのいずれかを使用して、正規表現を使用することができます。初期設定の名前では、「フォームを表示」での定義と同時に「コードを表示」を選択し、定義を作成する正規表現を使用することができます。また、いずれかの表示をオフにして、一方の表示のみを使用することもできます。
2D スピンセットを自動生成するためのバッチセットプリセットの作成も参照してください。
バッチセットプリセットを作成するには
設定/アプリケーション設定/バッチセットプリセット/バッチセットプリセットをクリックします。詳細ページの右上隅に設定されている「フォームを表示」は初期設定の表示です。
プリセットリストパネルの「追加」をクリックして、画面の右側にある詳細パネルの定義フィールドをアクティブにします。
詳細パネルの「プリセット名」フィールドにプリセットの名前を入力します。
「バッチセットの種類」ドロップダウンメニューで、プリセットの種類を選択します。
2D スピンセットを自動生成するには、「バッチセットの種類」ドロップダウンリストで「多軸スピンセット」を選択します。
次のいずれかの操作を行います。
「シーケンスの順番」では、Scene7 でグループ化されたセットの画像の順番を定義します。初期設定では、アセットはアルファベット順に並んでいます。ただし、カンマ区切りの正規表現リストを使用して順番を定義できます。
命名規則と作成オプションの設定では、アセットの命名規則で定義したベース名にサフィックスとプリフィックスを指定します。また、Scene7 のフォルダ構造内の画像セットの作成場所を定義します。
大量の画像セットを定義する場合は、アセット自体を含むフォルダとは別に画像セットを保存することをお勧めします。多くの顧客は、画像セットフォルダを作成し、生成されたバッチセットを配置するためにアプリケーションをリダイレクトしています。
詳細パネルで「保存」をクリックします。
2D スピンセットを自動生成するためのバッチセットプリセットの作成「バッチセットの種類」の「多軸スピンセット」を使用して、2D スピンセットの生成を自動化する「手法」を作成できます。画像のグループ化では行と列の正規表現を使用するので、画像アセットが多次元の配列の対応する場所に正しく配置されます。
バッチセットプリセットの作成も参照してください。
多軸スピンセットの行数または列数には、上限または下限はありません。
例として、spin-2dspin という名前の多軸スピンセットを作成します。1 行あたり 12 個の画像が含まれる 3 行のスピンセット画像セットがあります。画像の名前は次のとおりです。
spin-01-01
spin-01-02
…
spin-01-12
spin-02-01
…
spin-03-12
これらの情報から、このバッチセットの種類の手法は次のように指定して作成できます。
スピンセットのアセット名における共通部分のグループは、「一致」フィールドに追加しています(ハイライト表示されています)。行と列を含むアセット名の可変部分は、それぞれ「行」フィールドと「列」フィールドに追加しています。
このスピンセットをアップロードして公開するときに、アップロードオプションを設定ダイアログボックスのバッチセットプリセットの下に表示される 2D スピンセット手法の名前をアクティブ化します。
2D スピンセットを自動生成するためのバッチセットプリセットを作成するには
設定/アプリケーション設定/バッチセットプリセット/バッチセットプリセットを選択します。詳細ページの右上隅に設定されている「フォームを表示」は初期設定の表示です。
プリセットリストパネルの「追加」をクリックして、画面の右側にある詳細パネルの定義フィールドをアクティブにします。
詳細パネルの「プリセット名」フィールドにプリセットの名前を入力します。
「バッチセットの種類」ドロップダウンメニューで、「アセットセット」を選択します。
「サブタイプ」ドロップダウンリストで、「多軸スピンセット」を選択します。
「アセットの命名規則」を展開し、「ファイル名」ドロップダウンリストで「カスタム」をクリックします。
「一致」およびオプションとして「ベース名」の属性を使用して、グループを構成する画像アセットの命名に使用する正規表現を定義します。
リテラル一致正規表現の例を次に示します。
(\w+)-\w+-\w+
「行と列の位置」を展開し、2D スピンセット配列内の画像アセットの位置の名前形式を定義します。
ファイル名内での行または列の位置は丸括弧で囲みます。
行の正規表現の例を次に示します。
\w+-R([0-9]+)-\w+
または
\w+-(\d+)-\w+
列の正規表現の例を次に示します。
\w+-\w+-C([0-9]+)
または
\w+-\w+-C(\d+)
これらは例に過ぎません。必要に応じて独自の正規表現を作成できます。
注意: 行と列の正規表現の組み合わせから、多次元スピンセットの配列内でアセットの位置を特定できない場合、そのアセットはセットに追加されず、エラーが記録されます。
命名規則と作成オプションの設定では、アセットの命名規則で定義したベース名にサフィックスとプリフィックスを指定します。また、Scene7 のフォルダ構造内の画像セットの作成場所を定義します。
大量の画像セットを定義する場合は、アセット自体を含むフォルダとは別に画像セットを保存することをお勧めします。多くの顧客は、画像セットフォルダを作成し、生成されたバッチセットを配置するためにアプリケーションをリダイレクトしています。
詳細パネルで「保存」をクリックします。
スピンセットを通常通りにアップロードして公開します。「バッチセットプリセット」の「ジョブの読み込みオプション」ダイアログボックスで 2D スピンセットの名前がアクティブ化されていることを確認します。
アセットのアップロードと公開を参照してください。
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