Adobe Analytics レポートの設定

Adobe Analytics で Adobe Analytics レポートに含める情報を指定するには、Adobe Analytics 設定画面に移動します。レポートを設定した後、この画面には、取得したい情報の各ビューアイベントに対して対応する Adobe Analytics 変数と Scene7 変数が表示されます。これらのビューアイベント、Adobe Analytics 変数および Scene7 変数の組み合わせによって、レポートされる情報が決まります。

ビューアイベントを変数と関連付ける機能のほか、Adobe Analytics 設定画面にはビューアイベントをアクティブ化、編集および削除するためのツールがあります。

重要: Adobe Analytics で Adobe Analytics レポート設定を変更するときは常に、Adobe Scene7 Publishing System から再度 Adobe Analytics にログオンし、Adobe Analytics 設定を再保存してから再公開するようにしてください。

詳しくは、 Adobe Analytics へのログイン を参照してください。

詳しくは、 Adobe Analytics 設定情報の公開 を参照してください。

Scene7 ビューアイベントと変数への Adobe Analytics 変数の割り当て

Adobe Analytics 設定画面を使用して、ビューアイベントを Adobe Analytics 変数と Scene7 変数に関連付けます。各ビューアイベントに対して、1 つの Adobe Analytics 変数と 1 つの Scene7 変数を選択します。Adobe Analytics 設定画面を開く方法については、 Adobe Analytics へのログイン を参照してください。

Adobe Analytics 変数を Scene7 ビューアイベントと変数に割り当てるには

  1. Scene7 から Adobe Analytics にログインしてレポートスイートを選択した後、Adobe Analytics 設定ページの表の最も右側にある「 有効 」をクリックして、ビューアイベントをアクティブ化します。

  2. 「変数」列で、目的のビューアイベントの矢印ボタンをクリックして、変数ペア選択機能を表示します。

    詳しくは、 ビューアイベント を参照してください。

  3. Scene7 変数を追加します。

    詳しくは、 Scene7 変数 を参照してください。

  4. Adobe Analytics 変数を追加します。

  5. (オプション)別の変数ペアを追加するには、「 追加 」をクリックします。

  6. 保存 」をクリックします。

    「保存」をクリックすると、ビューアイベントとその Adobe Analytics 変数および Scene7 変数が Adobe Analytics 設定画面に表示されます。

  7. 右下隅の「 閉じる 」をクリックします。

  8. 公開 公開を送信 をクリックし、画像サービング公開を実行します。

    ビューアに埋め込まれた情報を Scene7 サーバーで使用できるようにするには、公開が必要です。

ビューアイベント

ビューアイベントは、Scene7 ビューアでユーザが実行するアクションを表します。ユーザーが特定のアクション(サムネールのクリック、ビデオの開始または停止など)を開始すると、ビューアは Web ページに対して、イベントとそのイベントに関連付けられたデータを「ブロードキャスト」します。

次の表に、Adobe Analytics 設定画面に追加できるビューアイベントを示します。

ビューアイベント

AS3 ビューアプラットフォームのサポート

HTML5 ビューアプラットフォームのサポートとビューア

説明

LOAD

トラッキングマネージャコンポーネントがビューアに埋め込まれている場合。

X (eCatalog、フライアウト、スピンセット、ビデオ、ズーム)

ユーザがビューアを起動したとき。

PAGE

トラッキングマネージャコンポーネントがビューアに埋め込まれている場合。

X (eCatalog)

eCatalog でユーザーがページをめくったとき。ターゲットズームビューアでユーザーが別のターゲットまたはカラースウォッチをクリックしたとき。

SWAP

トラッキングマネージャコンポーネントがビューアに埋め込まれている場合。

X (eCatalog、フライアウト、スピンセット、ビデオ、ズーム)

ユーザが別のサムネールをクリックして、別の画像を表示したとき。

ITEM

トラッキングマネージャコンポーネントがビューアに埋め込まれている場合。

X (eCatalog)

ロールオーバーが定義されている画像マップをサポートするビューアで、ユーザがポインタを画像マップに合わせ、ロールオーバーテキストを読むとき。

HREF

トラッキングマネージャコンポーネントがビューアに埋め込まれている場合。

X (eCatalog)

画像マップをサポートするビューアで、ユーザが画像マップ内の URL をクリックしたとき。

TARGET

トラッキングマネージャコンポーネントがビューアに埋め込まれている場合。

ターゲットズームビューアで、ユーザがズームターゲットをクリックして画像の一部をズームしたとき。

SEARCH

トラッキングマネージャコンポーネントがビューアに埋め込まれている場合。

eCatalog で、ユーザが単語検索を実行したとき。

PLAY

トラッキングマネージャコンポーネントがビューアに埋め込まれている場合。

X (ビデオ)

ビデオビューアで、ユーザが再生ボタンをクリックしてビデオの再生を開始したとき。

このビューアイベントを有効にする別の方法については、 Adobe Analytics ビデオレポートの有効化 を参照してください。

PAUSE

トラッキングマネージャコンポーネントがビューアに埋め込まれている場合。

X (ビデオ)

ビデオビューアで、ユーザが一時停止ボタンをクリックしてビデオを一時停止したとき。

このビューアイベントを有効にする別の方法については、 Adobe Analytics ビデオレポートの有効化 を参照してください。

STOP

トラッキングマネージャコンポーネントがビューアに埋め込まれている場合。

X (ビデオ)

ビデオビューアで、ユーザーが停止ボタンをクリックしてビデオの再生を停止したとき。

注意: HTML5 ビューアプラットフォームでは、このビューアイベントは、Adobe Scene7 HTML5 ビューア SDK を使用して作成したカスタムの HTML5 ビューアでのみ使用できます。

このビューアイベントを有効にする別の方法については、 Adobe Analytics ビデオレポートの有効化 を参照してください。

MILESTONE

X

X (ビデオ)

ビデオビューアでは、ユーザーがビデオを 0、25、50、75 または 100 パーセント見ると Milestone イベントが生成されます。

このビューアイベントを有効にする別の方法については、 Adobe Analytics ビデオレポートの有効化 を参照してください。

SWATCH

X (フライアウト、ズーム)

このビューアイベントは Scene7 Publishing System の PAGE ビューアイベントにマッピングされます。

注意: この HTML5 プラットフォームビューアイベントは、Adobe Scene7 HTML5 ビューア SDK を使用して作成したカスタムの HTML5 ビューアでのみ使用できます。

ZOOM

X (eCatalog、スピンセット、ズーム)

Adobe Analytics では追跡されません。

注意: この HTML5 プラットフォームビューアイベントは、Adobe Scene7 HTML5 ビューア SDK を使用して作成したカスタムの HTML5 ビューアでのみ使用できます。

PAN

X (eCatalog、スピンセット、ズーム)

Adobe Analytics では追跡されません。

注意: この HTML5 プラットフォームビューアイベントは、Adobe Scene7 HTML5 ビューア SDK を使用して作成したカスタムの HTML5 ビューアでのみ使用できます。

SPIN

X (スピンセット)

Adobe Analytics では追跡されません。

注意: この HTML5 プラットフォームビューアイベントは、Adobe Scene7 HTML5 ビューア SDK を使用して作成したカスタムの HTML5 ビューアでのみ使用できます。

Scene7 変数

Adobe Analytics 設定画面の各ビューアイベントについて、Adobe Analytics 変数と Scene7 変数 を選択します。Scene7 変数は、レポートに対して取得できるデータを表します。例えば、 searchTerm 変数は eCatalog 検索に使用されるキーワードを表示します。

次の表に、Scene7 変数を示します。

Scene7 変数

説明

asset

Scene7 Publishing System アセット ID またはビデオパスファイル。

viewerId

各種ビューアタイプに割り当てられている任意の番号。

pageLabel

eCatalog でビューアが表示するページ。

label

ラベル値(文字列)。

frame

画像セット内のページまたはページ参照。

rollover_keyRaw

HREF 値全体(処理される部分だけではありません)。

rollover_keyProc

画像マップ内で参照されているアイテムの ID(Href イベントと Item イベントについて有効)。

searchTerm

eCatalog 検索で使用される語句。

timeStamp

ビデオビューアで選択された再生、停止および一時停止。

progress

Milestone イベントの完了率。

targetId

ID 値(数字)。

ビューアイベントのアクティブ化、編集、削除

Adobe Analytics 設定画面で、ビューアイベントをアクティブ化、編集および削除できます。

アクティブ化
「アクティブ」チェックボックスを選択または選択解除して、ビューアイベントをアクティブ化または非アクティブ化します。

編集
ビューアイベントを選択して、「編集」ボタンをクリックします。Adobe Analytics 変数ダイアログボックスで、別の Adobe Analytics 変数および Scene7 変数を選択し、「保存」をクリックします。詳しくは、 Scene7 ビューアイベントと変数への Adobe Analytics 変数の割り当て を参照してください。

削除
ビューアイベントを選択して、「削除」ボタンをクリックします。