テスト作業をセキュリティで保護する方法

ほとんどの企業は自社のインターネットをファイアウォールの背後で動作させています。インターネットへのアクセスは、特定のルート経由で可能であり、通常は制限された範囲のパブリック IP アドレスを経由します。

会社のネットワークから、http://whatismyip.com のような Web サイトを使用してご自分のパブリック IP アドレスを知るか、会社の IT 部門にこの情報を問い合わせることができます。

セキュアテストを実行すると、Scene7 はステージング環境または内部アプリケーション専用の画像サーバを構築します。このサーバに対するあらゆる要求は、送信元 IP アドレスがチェックされます。着信要求が、承認された IP アドレスリストの中に含まれていない場合、失敗の応答が返されます。 Scene7 会社管理者は、自社のセキュアテスト環境用の承認された IP アドレスリストを作成します。

発信元の要求の位置が必ず確認されるので、セキュアテストサービスのトラフィックは、公開 Scene7 Image Server のトラフィックのようなコンテンツ配信ネットワーク経由でルーティングされることはありません。セキュアテストサービスへの要求は、公開 Scene7 Image Server への要求に比べると、わずかに待ち時間が長くなる可能性があります。

非公開のアセットは、セキュアテストサービスでは直ちに使用可能になり、公開の必要はありません。この結果、アセットを公開用画像サーバに対して公開する前に、プレビューを実行できます。

注意: セキュアテストサービスは、内部公開コンテキストにより設定されたカタログサーバを活用します。そのため、会社がセキュアテストを公開する設定になっている場合、Scene7 Publishing System にアップロードされたアセットはセキュアテストサービスですぐに使用可能になることに注意してください。この機能は、アップロード時にアセットが公開用にマークされているかどうかを全く考慮しません。

現時点で、セキュアテストサービスは以下のアセットタイプをサポートしています。

  • 画像。

  • ビネット(Render Server の要求)。

  • 画像セット、eCatalog、レンダリングセットおよびメディアセットを含む各種セット。

  • Scene7 標準のリッチメディアビューア。

  • Scene7 OnDemand JSP ページ。

  • PDF ファイルやプログレッシブ配信ビデオのような静的コンテンツ。

  • HTTP ビデオストリーミング。

  • プログレッシブビデオストリーミング。

現時点で、以下のアセットタイプと機能はサポートされていません。
  • RTMP ビデオストリーミング

  • Render Server の要求

  • UGC サービス

  • Web-to-Print

  • Scene7 の情報または eCatalog 検索