ズームビューアプリセットによって、ズームビューアのスタイル、動作、外観が決まります。Scene7 では、ビューアをカスタマイズしたりスキン表示するための数多くのオプションを備えています。Scene7 には、初期設定の基本(高速)ズームビューアプリセット、フライアウトズームビューアプリセット、およびカスタムズームビューアプリセットが付属します。管理者は、会社の新しいズームビューアプリセットを作成したり、初期設定のズームビューアプリセットを編集して新しい名前で保存したりできます。
すべてのズームビューアに、ズームイン、ズームアウト、パンおよびズーム後に画像を元の状態に戻すためのボタンがあります。これらのボタンとウィンドウの外観は、選択したズームビューアプリセットによって異なります。異なる色、境界線、フォントおよび画像設定のズームビューアプリセットを設定することもできます。ガイドズームビューアを設定するときに、ズームターゲットを配置する場所も選択できます。ズームターゲットは、クリックすると指定した領域がズームされるサムネールです。
ズームビューアプリセットについて
Scene7 では、次のズームビューアプリセットを使用できます。
-
ズームビューア:基本
-
元の画像の基本的なズーム機能を提供します。
-
ズームビューア:フライアウト
-
ズームされた領域の画像を元の画像の横に表示します。使用できるコントロールはなく、ユーザは表示する範囲の選択だけが可能です。
このビューアの完全な帯域幅使用量を決定する場合、メイン画像とフライアウト画像の両方がビューアに提供されます。メイン画像のサイズ(ステージの幅と高さ)とズーム率によりフライアウト画像のサイズが決定されます。フライアウト画像のサイズを大きくなり過ぎないようにするには、メイン画像のサイズとズーム率の値のバランスを保ってください。大きいサイズのメイン画像を使用する場合は、ズーム率の値を小さくします(フライアウト幅とフライアウト高さは、フライアウトウィンドウのサイズを決定しますが、ビューアに供給されるフライアウト画像のサイズは決定しません)。
例えば、350 x 350 pixel、ズーム率 3 のメイン画像の場合、表示されるフライアウト画像は 1050 x 1050 pixel になります。300 x 300 pixel、ズーム率 4 のメイン画像の場合、表示されるフライアウト画像は 1200 x 1200 pixel になります。JPEG の画質設定(推奨される設定は 80 ~ 90 です)に応じて、ファイルのサイズを大幅に小さくすることができます。メイン画像のサイズによりますが、推奨されるズーム率は 2.5 ~ 4 です。
Scene7 で推奨されるフライアウトのズームビューアプリセットのパラメータは次のとおりです。
-
拡大された画像のサイズ
-
約 1500 x 1500 pixel になるようにして、2000 x 2000 pixel を超えないようにします。
-
画像サイズ
-
100 KB 以下になるようにして、150 KB を超えないようにします(150 KB 未満に保たれるようにファイルを圧縮します)。
-
ズームビューア:カスタム
-
画像、複数のビューのある画像セット、またはカラースウォッチセットに関するガイドつきまたはガイドなしのズーム機能を提供します。
ズームビューアプリセットの作成と編集
ズームビューアプリセットを作成または編集するには、次の手順に従います。
-
設定/ビューアプリセットを選択します。
-
次のいずれかの操作を行います。
-
プリセットの作成
-
「追加」ボタンをクリックします。ビューアプリセットを追加ダイアログボックスで、プラットフォームを選択し、ズームビューアを選択して、「追加」をクリックします。次に、「プリセット名」ボックスにプリセットの名前を入力します。
-
プリセットの編集
-
ズームビューアプリセットを選択して、「編集」ボタンをクリックします。
-
必要に応じて、設定を指定します。
オプションの説明を確認するには、オプションの横にある情報ヒントアイコン
をクリックします。
設定を更新または変更すると、プレビュー画面にビューアが表示されます。
-
「保存」または「名前を付けて保存」をクリックします。
-
ビューアプリセット画面で、作成したズームビューアプリセットまたはガイドズームビューアプリセットを確認します。調整が必要な場合は、「編集」をクリックし、ビューアを設定画面で設定を変更して、「保存」をクリックします。
ビューアプリセット画面でビューアプリセットを管理する方法については、
ビューアプリセット
を参照してください。
|
|
|