画像マップの描画と調整

  1. 次のいずれかの操作を行います。

    • グリッドビューまたはリストビューで画像を操作している場合は、「編集」ドロップダウンリストで「画像マップ」をクリックします。または、詳細ビューで画像を開いて、画像の上にある画像マップ をクリックします。

    • グリッドビューまたはリストビューでスピンセットを操作している場合は、「編集」をクリックします。または、詳細ビューでスピンセットを開いて、「編集」をクリックします。画像アセットを選択して、画像マップ をクリックします。

    • グリッドビュー、リストビューまたは詳細ビューで eCatalog を操作している場合は、「編集」をクリックします。「ページをマップ」タブをクリックします。

  2. 長方形または多角形の画像マップを描画します。

    長方形マップ
    長方形画像マップツール を選択し、ページをドラッグして長方形を作成します。長方形マップにポイントを追加する(これにより多角形マップに変更する)には、 Ctrl キーを押し、挿入ツールを目的の位置に合わせ、クリックします。

    多角形マップ
    多角形画像マップツール を選択し、囲む画像領域の枠上の点をクリックします。多角形の密度スライダを使用して、多角形内のポイント密度を変化させます。ほかのマップを選択した場合、元の密度は記憶されます。多角形内でポイントが追加、削除または移動されると、元の密度は失われ、スライダは最大値にリセットされます。

  3. 必要に応じて、画像マップリストに、画像マップの名前を入力します。画像マップを描画し終わると、Scene7 によって画像マップの名前が指定されます。

    割り当てられる名前は、作業対象の画像または eCatalog ページの名前に連番を付加したものです。これと異なる名前を自由に指定することもできます。

  4. ユーザが画像マップをクリックしたときに新しい Web ページを開く場合は、画像マップリストに URL を入力します。

    詳しくは、 テンプレートを使用した JavaScript および URL の入力 を参照してください。

  5. ユーザが画像マップにポインタを合わせたときに、ロールオーバーテキストを表示する場合は、画像マップリストにそのテキストを入力します。画像マップリストの表示メニューを選択し、「ロールオーバーテキスト」を選択します。次に、画面に表示するテキストを入力します。ワードプロセッサーで入力したテキストを「ロールオーバーテキスト」フィールドにコピーすることもできます。

  6. 画像マップにポインタを合わせたときに別のアクション効果を実行する場合は、アクションを定義します。「表示」ドロップダウンリストで「その他のアクション」をクリックします。アクションの属性を入力します(画像マップのロールオーバーテキストとアクションを作成するには、表示/両方をクリックします)。

    詳しくは、 画像マップのその他のアクションの定義 を参照してください。

  7. (オプション)次のいずれかの操作を行います。
    • 画像マップをプレビューするには、「プレビュー」をクリックします。

    • 画像マップまたは多角形の頂点を削除するには、画像でシェイプを選択して、「削除」をクリックします。eCatalog のすべてのページから画像マップを削除するには、「ページ順序」タブで「マップをクリア」をクリックします。

    • 画像マップを削除せずに一時的に画像、スピンセット内の画像または eCatalog ページから取り除くには、画像マップリストの画像マップの「オン」オプションを選択解除します。

  8. 「保存」をクリックします。

画像マップの位置、形状およびサイズの調整

画像マップの位置、形状、およびサイズを変更するには、画像マップボタン を選択します。パンツール を選択して以下の手順に従います。

位置の変更
マップの境界線に重ならない程度に近い位置にポインタを合わせます。ポインタが 4 方向の矢印アイコンに変わったら、マップを移動先の位置にドラッグします。

サイズと形状の変更
画像マップの形状とサイズの変更方法は、画像マップが長方形か多角形かによって異なります。
長方形の画像マップ
画像マップの辺または角のいずれかの部分にポインタを合わせます。ポインタが 2 方向の矢印アイコンに変わったら、ドラッグします。縦横比(形状)を維持しながらサイズを変更するには、Shift キーを押しながらドラッグします。

多角形の画像マップ
正方形の選択ハンドルをドラッグします。選択ハンドルは、画像マップの境界線をクリックし、ドラッグすると表示されます。

画面の下部にあるサイズスライダをドラッグすると、表示を変更して、画像マップを詳細に確認することができます。

画像マップの重ね合わせ処理

画像または eCatalog ページに、複数の画像マップとマップの重なり順序がある場合、マップの重なり順序を決定できます。これには、画像マップリストでマップの順序を変更します。リストでマップ名を上下にドラッグします。リスト内で名前が上にある画像マップは、下にあるほかの画像マップの上に重なります。

画像マップデータの読み込み

ページごとに画像マップデータを入力する方法もありますが、画像、スピンセットまたは eCatalog のデータをマップの概要画面で読み込むこともできます。イメージマップデータは、タブ区切りファイルまたは XML DTD 形式で読み込みます。ファイルのフィールドの並び順は、マップの概要画面の表示順と同じにする必要があります。名前、TOC ラベル、マップ、URL、ロールオーバーテキスト、その他のアクション、検索文字列の順に並ぶようにしてください。画像マップデータを読み込むと、画像マップを作成するたびにそのデータを画像マップリストで入力する手間が省けます。

画像マップデータを読み込むには

  1. 画像マップエディタページ(画像またはスピンセット内の画像の場合)または eCatalog 編集画面の「ページをマップ」タブに進みます。

  2. 「メタデータを取り込み」をクリックします。

  3. メタデータをアップロードダイアログボックスで、画像または画像マップをクリックして、目的のアセットプロパティタイプからメタデータをアップロードします。

  4. 「ファイルを生成」ドロップダウンリストで、作成するファイルの種類を選択します。

  5. (オプション)「生成」をクリックして、作成するファイルの種類に基づいて結果のデータをプレビューします。「閉じる」をクリックして、メタデータをアップロードダイアログボックスに戻ります。

  6. アップロードするファイルを探して選択します。「ファイル名」テキストフィールドに、生成したファイルの名前を指定します。

  7. (オプション)「ジョブ名」フィールドに、メタデータアップロードジョブの名前を指定します。

  8. 「アップロード」をクリックします。

画像マップのコピー

画像または eCatalog ページ間で画像マップをコピーできます。画像マップのコピーを利用して、それをもとに画像マップの作成を開始できます。また、画像マップをコピーして、同じレイアウトやマッピング構造を共有する画像またはページで再作成することもできます。

例えば、eCatalog 内の画像マップをコピーすることで、同じ eCatalog の各言語バージョン間ですべての画像マップを簡単にコピーすることができます。コピーのメリットを最大限に活かすには、ページ数が同じで、同じ画像が含まれている eCatalog 間でコピーします。コピー先の eCatalog に既に画像マップが含まれている場合、コピー時にそれらの画像マップが削除されることに注意してください。

画像マップをコピーするには

  1. 画像マップエディタページ(画像またはスピンセット内の画像の場合)または eCatalog 編集画面の「ページをマップ」タブに進みます。

  2. 「次にマップをコピー」をクリックします。

  3. 画像から画像マップをコピーするか、eCatalog から画像マップをコピーするかに基づいて、次のいずれかの操作を行います。
    • (画像)画像を選択画面で、画像マップのコピー先の画像を選択します。

    • (eCatalog)アセットを選択画面で、画像マップのコピー先の画像または eCatalog ページを選択します。

  4. 「選択」をクリックします。