URL テンプレート(Href テンプレート)を定義すると、画像マップの URL を簡単に、より効率的に入力できるようになります。使用する画像マップの URL のほとんどが、共通の決まった形式を共有している場合、URL テンプレートを定義することをお勧めします。固定された URL の一部を URL テンプレートとして入力することにより、画像マップを作成するたびにこの URL の部分を入力する必要がなくなります。URL テンプレートにはまた、JavaScript コマンド、パス名、およびパラメータを含めることができます。初期設定では、URL テンプレートに、新しいウィンドウで画像を開く
loadProduct
という独自仕様の Scene7 JavaScript ハンドラが入っています。
注意:
JavaScript コードを画像マップの HREF 属性に追加した場合、そのコードはクライアントのコンピューターで実行されます。そのため、JavaScript コードが安全であることを確認してください。
URL テンプレートについて
URL テンプレートは次のように、画像マップリストの「URL」列の内容をテンプレートの 2 つのドル記号($$)に代入して使用します。
Javascript:loadProduct('$$');void(0);
URL テンプレートには、すべての画像マップに共通の値をすべて指定します。画像マップリストの「URL」列には、共通部分以外の値のみを追加します。以下に例を挙げます。
初期設定では、URL テンプレートに、新しいウィンドウで URL の指定先を開く
loadProduct
という独自仕様の Scene7 JavaScript ハンドラーが入っています。この JavaScript ハンドラーは、JavaScript コードを使用して置き換えたり、次のいずれかの Scene7 ハンドラー使用したりすることができます。
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loadProductCW
現在のウィンドウの「URL」列で指定されている URL ターゲットを表示します。このハンドラーは、主に、Web サイト内のページに統合される eCatalog に対して使用します。
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loadProductPW
親ウィンドウ(現在のウィンドウを開いたページ)の「URL」列で指定された URL ターゲットを表示します。現在のウィンドウは開いたままですが、親ウィンドウは URL ターゲットの表示に変更されます。
注意:
ハンドラー
loadProductPW
は、DHTML および HTML5 ビューアをサポートしていません。
URL テンプレートの作成
URL テンプレートを作成するには:
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マップエディター画面(画像またはスピンセットの場合)または eCatalog 画面の「ページをマップ」タブ(eCatalog の場合)で、「URL テンプレート」オプションの横の「編集」を選択します。マップテンプレートを編集ダイアログボックスが開きます。
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JavaScript コードを入力し、URLを入力します(変数部分を 2 つのドル記号($$)で置き換えます)。右クリックして「ペースト」を選択すると、コードをペーストできます。
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「保存」ボタンを選択します。
URL テンプレートの処理
マップエディタページ(画像およびスピンセットの場合)および eCatalog 画面の「ページをマップ」タブ(eCatalog の場合)には、URL テンプレートを処理するための次のコマンドが用意されています。
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「URL テンプレート」オプション
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「URL テンプレート」オプションを選択すると、画像または eCatalog ページにあるすべての画像マップに、URL テンプレートが適用されます。
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「テンプレート」オプション
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URL テンプレートを使用しない画像マップを個別に指定する場合は、URL 画像マップリストで「テンプレート」オプションを選択解除します。
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