ここでは、Scene7 Publishing System の画像サイズ変更機能の操作方法をすばやく習得できるように、手順について簡潔に説明します。手順 1 ~ 5 に従ってください。各手順の最後に、それぞれの内容について詳しく説明している参照先を示しています。
1. マスター画像のアップロード
まず、マスター画像を Scene7 Publishing System にアップロードします。サイズに関しては、対象の Web サイトまたはアプリケーションで使用が予想される最大サイズの画像の使用をお勧めします。例えば、ビューアで画像をズームできるようにするには、長辺が少なくとも 2000 pixel の画像をアップロードします。Scene7 は様々な画像ファイル形式をサポートしていますが、可逆圧縮形式の TIFF および PNG 画像を使用することをお勧めします。
グローバルナビゲーションバーの「アップロード」ボタンを選択して、コンピュータから Scene7 Publishing System のフォルダにファイルをアップロードします。詳しくは、
マスター画像のアップロード
を参照してください。
2. 画像プリセットの設定
画像プリセットは、マクロのような定義済みのサイズおよび形式に関するコマンドの集まりであり、特定の名前が付けられて保存されています。画像プリセットは、Scene7 Image Server から配信される画像のサイズと形式を決定します。会社の管理者ステータスを持っているユーザは、独自の画像プリセットを設定できます。Scene7 には、初期設定の画像プリセットも含まれており、それらを使用して動的に画像を配信することもできます。
画像プリセットを作成するには(管理者の場合)、設定/アプリケーション設定を選択します。設定画面で、「アプリケーション設定」オプションを表示して、「画像プリセット」を選択します。そして、「追加」または「編集」ボタンを選択して、画像プリセットを作成します。
作成した画像プリセットがプレビュー画面の画像プリセットメニューに追加されます。新しい画像プリセットを使用して、Web サイトやアプリケーションで動的に画像を表示することができます。詳しくは、
画像プリセットの設定
を参照してください。
3. 画像プリセットのプレビュー
管理者が設定した様々なプリセットサイズの画像プリセットをプレビューします。
画像プリセットを参照するには、設定/画像プリセットをクリックし、画像プリセットを探して選択します。
様々な画像プリセットを試してみてください。Web サイトやアプリケーションに、画像が様々なサイズで動的に配信された場合、画像がどのように表示されるかを確認できます。
詳しくは、
画像プリセットに基づいた画像アセットのプレビュー
を参照してください。
4. マスター画像の公開
マスター画像ファイルの公開には、主に 2 つの目的があります。
-
マスター画像を Scene7 Image Server に公開することで、画像を Web サイトやアプリケーションに動的に配信することができます。
-
公開することで、Scene7 Image Server から Web サイトやアプリケーションに画像を呼び出すための URL 文字列がアクティブになります。公開後、Scene7 によって生成された URL をコピーして、Web サイトやアプリケーションの必要な場所に配置できます。
グローバルナビゲーションバーの「公開」ボタンを選択して、公開を開始します。公開画面では、「公開を開始」ボタンを選択します。詳しくは、
マスター画像の公開
を参照してください。
5. Web アプリケーションへの URL のリンク
画像の URL 呼び出し文字列を作成します。画像を Scene7 Image Server に公開すると、URL がアクティブになります。これらの URL 文字列は、参照パネル(詳細ビュー)またはプレビュー画面からコピーすることができます。URL 文字列をコピーしたら、それらを Web サイトやアプリケーションで使用することができます。画像サイズ変更用の URL によって、Web ページコード内の静的な画像の名前への参照が置き換えられます。URL はマスター画像名を参照します。この画像名は、表示する新しい画像ごとにデータベースによって置き換えられます。
画像プリセットとともに生成された URL 文字列には、画像プリセットの名前が含まれています。この名前はドル記号($)で囲まれています。例えば、
$thumbnail$
は、マスター画像をサムネールサイズで表示する画像プリセットです。詳しくは、
Web アプリケーションへの URL のリンク
を参照してください。