ここでは、基本テンプレートの操作方法をすばやく習得できるように、手順について簡潔に説明します。
1. ファイルのアップロード
最初に、テンプレート用の PSD ファイルまたは画像ファイルをアップロードします。Scene7 は PSD 以外にも様々な画像ファイル形式をサポートしていますが、テンプレートには可逆圧縮形式の TIFF および PNG 画像を使用することをお勧めします。これは、これらの画像が透明化に対応しているためです。
PSD ファイルを使用してテンプレートを作成する場合は、PSD ファイルをアップロードするときに、アップロードオプションを設定ダイアログボックスで「テンプレートを作成」オプションを選択します。また、「レイヤー名」オプションを選択して、PSD レイヤーが Scene7 Publishing System にアップロードされたときのそれらの命名方法を指定します。
画像ファイルを使用する場合は、画像をアップロードするときに、画像を切り抜いたり、画像内のクリッピングパスからマスクを作成することができます。
グローバルナビゲーションバーの「アップロード」ボタンを選択して、コンピュータから Scene7 Publishing System のフォルダに PSD ファイルまたはその他の画像ファイルをアップロードします。詳しくは、
テンプレートファイルのアップロード
を参照してください。
2. テンプレートの作成
PSD ファイルからテンプレートを作成するには、ファイルをアップロードするときに「テンプレートを作成」オプションを選択します。画像からテンプレートを作成するには、ビルド/基本テンプレートを選択し、カンバスの幅と高さを入力します。次に、「デザイナー」または「開発者」を選択して、画像をテンプレート画面にドラッグします。また、ビルド/基本テンプレートを選択する前に画像を選択することもできます。テンプレート画面には、次のことを行うためのツールがあります。:
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画像レイヤーの追加。レイヤーを追加するには、テンプレート画面に画像をドラッグします。
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テキストレイヤーの追加。テキストツール
を選択し、ドラッグしてテキストレイヤー用のボックスを描画します。そして、テキスト画面上のツールを使用してテキストの形式を指定します。
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レイヤーのサイズと位置の変更。
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レイヤーの順序の変更。
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画像およびテキストレイヤーへのシャドウ効果と光彩効果の適用。
詳しくは、
テンプレートの作成
を参照してください。
3. テンプレートパラメータの作成
次に、レイヤーのプロパティをパラメータ化して、URL 文字列に含めるレイヤープロパティを決定します。パラメータにより、最大限の柔軟性でテンプレートを使用できるようになります。レイヤープロパティをパラメータ化にした後に、それを動的に変更することができます。
レイヤーをパラメータ化するには、テンプレート画面でテンプレートを開いて、レイヤー名の隣にある「パラメータ」ボタンを選択します。パラメータ画面で、追加する各パラメータの隣にあるオプションを選択します。詳しくは、
テンプレートパラメータの作成
を参照してください。
4. テンプレートの公開
公開したテンプレートは Scene7 Image Server に保存され、Web サイトやアプリケーションに動的に配信できるようになります。公開することで、Scene7 Image Server から Web サイトやアプリケーションにテンプレートを呼び出すための URL 文字列もアクティブになります。
必ず、テンプレートに関連付けられているすべての画像を公開してください。
テンプレートを公開するには、公開用にマークして、グローバルナビゲーションバーの「公開」ボタンを選択します。次に、「公開を開始」ボタンを選択します。詳しくは、
テンプレートの公開
を参照してください。
5. Web ページへのテンプレートのリンク
Scene7 Image Server にテンプレートを公開したときに、テンプレート用の URL が作成され、アクティブになります。これらの URL 文字列は、テンプレートのプレビュー画面からコピーすることができます。
参照パネルでテンプレートを選択し、「プレビュー」ボタンをクリックして、テンプレートのプレビュー画面を開きます。テンプレートを配信するための画像プリセットを選択して、「URL をコピー」ボタンを選択します。プレビュー画面から URL をコピーして、その URL を Web サイトやアプリケーションで使用することができます詳しくは、
Web ページへのテンプレートのリンク
を参照してください。