Task User Selection

タスクを転送または問い合わせ可能なユーザーグループを表す複雑なデータ型です。Task Delegate and Result データ型には、サブタイプとして Task User Selection 値が含まれています(Task Delegate and Consultを参照)。

Task User Selection 変数を作成して、デフォルトのプロパティを設定し、Set Value サービスを使用してこの値を Task Delegate and Consult 値に追加します。Task Delegate and Consult 値には、Task User Selection データ型のデータモデル全体が含まれています。ただし、Task Delegate and Consult 値では、ユーザーグループに関連するデータ項目のみが使用されます。

Task User Selection 変数は、プロセス内で値を複数回使用する場合にのみ作成します。それ以外の場合は、手動で Task Delegate and Consult 変数を設定します。

例えば、プロセスに taskUSVar という名前の Task User Selection 変数が含まれており、プロパティにデフォルト値が設定されているとします。Set Value サービスで XPath 式を使用して、taskDGVar という名前の Task Delegate and Consult 値にこの値を追加します。同じユーザーグループがタスクの問い合わせおよび転送に使用されます。

/process_data/taskDGVar/object/forwardNfo = /process_data/taskUSVar 
/process_data/taskDGVar/object/consultNfo = /process_data/taskUSVar

Task Data 変数のデフォルト値の設定について詳しくは、データ型固有の設定を参照してください。Task Date 値が含むデータ項目について詳しくは、データ項目を参照してください。

Xpath 式を使用してアクセスできるデータについて詳しくは、データ項目を参照してください。

デフォルトプロパティの設定について詳しくは、データ型固有の設定を参照してください。

データ項目

Task User Selection 値には、次のデータ項目が含まれています。

domainId

グループが存在するドメイン名を指定する string 値です。

canonicalName

グループの正規名を指定する string 値です。

その他すべてのデータ項目

Task Delegate and Consult 値では使用されません。

データ型固有の設定

Task User Selection 変数のデフォルト値を設定する場合は、次のプロパティを使用します。これらのプロパティは、Assign Task 操作の Initial User Selection プロパティと同様に設定します(Initial User Selection プロパティを参照)。