ドキュメント機密

Rights Management では、いくつかのテクノロジーを使用して、ドキュメントの保護とそれらのドキュメントへのアクセス権限の付与が行われます。通常、Rights Management は、暗号化に対称暗号キーシステムを使用します。Acrobat などのクライアントアプリケーションは、ドキュメントの暗号化を実行します。クライアントアプリケーションによって保護されているドキュメントは、Rights Management サーバーには送信されません。ただし、Rights Management サービス API を使用して保護されている場合はサーバーに送信されます。

ドキュメントの保護に使用される方法は、ポリシーにより、オンラインでドキュメントへアクセスする必要があるか、オフラインでの使用が有効であるかによって、異なります(オンラインで使用するドキュメントのポリシーによる保護およびオフラインで使用するドキュメントのポリシーによる保護を参照してください)。

PDF ドキュメントにポリシーを適用すると、ドキュメントに保存されるファイルなど、ドキュメントに含まれる情報が、ポリシーで指定される機密設定によって保護されます。

注意: ポリシーを使用して適用されるドキュメントの機密設定は、Acrobat でパスワードまたは証明書セキュリティオプションを使用して PDF ドキュメントに適用されているすべての設定よりも優先して使用されます(Acrobat ヘルプを参照してください)。