セキュリティに関する標準およびテクノロジー

次の表に、Rights Management でセキュリティの実装に使用されている方法の詳細を示します。

操作

使用されるテクノロジーまたは方法

ドキュメントキーの作成

CBC モードの AES-128 または 256 ビット暗号化用の初期化ベクトル(IV)の作成

ANSI X9.61 に従って生成された擬似乱数ジェネレーター(PRNG)。

使用される実装は、RSA BSafe Crypto-C(Acrobat の場合)または Crypto-J(Rights Management の場合)ツールキットです。

PDF ドキュメントの暗号化

Federal Information Processing Standards(FIPS)Publication 197 に従った AES-128(Acrobat 9.0 の場合は AES 256)。

メッセージダイジェストの作成

FIPS Pub 180-2 に従った Secure Hash Algorithm-1(SHA-1)および Secure Hash Algorithm-2(SHA-2)。

メッセージ送信者の ID の検証

SAML 認証のアサーションが SOAP メッセージに関連付けられます。

SAML アサーションは、SHA-1 を使用してハッシュされます。HMAC-SHA-1 メッセージ認証コードを使用して、SAML アサーションに署名します。