用紙の処理

Designer では、フォームを使用して PDF ドキュメントを生成し、Adobe Reader や Acrobat で印刷するか、フォームを PCL デバイスや PostScript デバイスに直接出力するかに応じて、両面印刷を 2 種類の方法で制御できるようになっています。

フォームから PDF ドキュメントを生成する場合は、Designer のフォームのプロパティダイアログボックスで PDF ドキュメントの印刷方法に関する設定を指定できます。これには印刷部数や両面印刷の設定が含まれます。後で Adobe Reader または Acrobat から PDF ドキュメントを印刷する際には、これらの設定が使用されます。

両面印刷は、Workbench 内にある Output サービス操作のページネーションプロパティを使用して指定することもできます。また、Output サービスの Java および Web サービス API を使用して指定することもできます。Designer には、片面印刷か両面印刷かに応じて異なる動作をするようなフォームを設計するための追加の機能が用意されています。

マスターページは、奇数ページ(表面)または偶数ページ(裏面)に割り当てることができます。表面ページと裏面ページに対して別々のマスターページを設計できます。Output サービスでは、現在印刷しているページが表面か裏面かに応じて、適切なマスターページが自動的に選択されます。この機能は、ページの左側または右側にページ番号を配置するマスターページを作成する場合によく使用されます。マスターページを奇数または偶数として割り当てることによって、ページ番号が常に両面印刷ドキュメントの内側または外側に表示されるようになります。