5.3 JBoss の起動と停止

この章で説明する一部の手順では、製品をデプロイする JBoss のインスタンスを停止して起動する必要があります。

注意: これらの手順は、アドビにより事前設定された JBoss および手動でインストールした JBoss ソフトウェアの両方に適用されます。

JBoss のすべての起動設定は [appserver root]/server ディレクトリにあります。アドビにより事前設定された JBoss の場合、どの起動設定を呼び出すかは、インストール済みのデータベース(lc_mysql、lc_oracle および lc_sqlserver)によって異なります。

5.3.1 JBoss の起動

  1. コマンドプロンプトで [appserver root]/bin に移動します。

  2. 次のコマンドを入力して、アプリケーションサーバーを起動します。

    • (Windows)run.bat -c [profile_name] -b [server_IP_Address]

    • (Linux および Solaris)./run.sh -c [profile_name] -b [server_IP_Address]

    [profile_name] はデータベースに必要な設定、[server_IP_Address] はサーバーの IP アドレスに置き換えます。

    注意: アドビにより事前設定された JBoss にリモートからアクセスする場合は、特定の IP アドレス、または -b 0.0.0.0 を使用するすべてのインターフェイスにバインドする必要があります。ホスト名または IP アドレスを使用する場合、localhost を含む URL を使用しても JBoss に接続できません。

    例えば、Windows で実行している SQL Server データベース用に、事前に設定された JBoss インスタンスを起動するには、次のように入力します。

    run.bat -c lc_sqlserver -b [server_IP_Address]

5.3.2 JBoss の停止

  1. コマンドプロンプトで [appserver root]/bin に移動します。

  2. 次のコマンドを入力して、アプリケーションサーバーを停止します。

    • (Windows)shutdown.bat -s [server name]:<jndi -port>

    • (Linux および Solaris)./shutdown.sh -s [server name]:<jndi -port>

5.3.3 Linux および Solaris のログオンスクリプト

実稼働で使用するための環境を準備するために、ユーザーのログイン時に環境を自動的に設定することをお勧めします。それには、JBoss プロセスの実行に使用するユーザーのユーザーログインスクリプトで JAVA_HOME および PATH 環境変数を設定する必要があります。