4.2 サービスへの不要な匿名アクセスの無効化

一部のLiveCycle サーバーサービスについては、未承認(匿名)ユーザーが呼び出して一部の操作を実行することが許可されます。つまり、サービスによって公開されている一部の操作は、認証された任意のユーザーだけでなく、認証されていない任意のユーザーによって呼び出される可能性があります。

  1. Web ブラウザーに次の URL を入力して管理コンソールにログインします。

            http://[host name]:[port]/adminui
  2. サービス/アプリケーションおよびサービス/サービスの管理をクリックします。

  3. 無効にするサービスの名前(AuthenticationManagerService など)をクリックします。

  4. セキュリティ」タブをクリックし、「匿名アクセスが許可されました」の選択を解除して、「保存」をクリックします。

  5. 以下のサービスに関して手順 3 と 4 を繰り返します。

    • AuthenticationManagerService

    • EJB

    • 電子メール

    • JobManager

    • WatchedFolder

    • UsermanagerUtilService

    • Remoting

    • RemoteEvents

    • RepositoryProviderService

    • EMCDocumentumRepositoryProvider

    • IBMFilenetRepositoryProvider

    • FormAugmenter

    • TaskManagerService

    • TaskManagerConnector

    • TaskManagerQueryService

    • TaskQueueManager

    • TaskEndpointManager

    • LCMTMInvoker

    • UserService

    • WorkspaceSearchTemplateService

    • WorkspaceSignleSignOn

    • WorkspacePropertyService

    • OutputService

    • FormsService

    これらのサービスをリモート起動できるようする場合は、匿名アクセスを無効にすることを考慮してください。そうしないと、これらのサービスにネットワークアクセス可能な任意の呼び出し元が、有効な資格情報を渡さずにサービスを起動するおそれがあります。

    匿名アクセスは、必要でないサービスでは無効にすることをお勧めします。内部サービスは、原則的にシステム内のすべてのユーザーが認証なしで呼び出せる必要があるので、多くの場合、内部サービスでは匿名認証を有効にする必要があります。