シナリオ:システムで自動生成されるレターの作成

Asset Compose 構築ブロックはLetterRenderService を介して API を公開しており、これを使用して自動プロセス経由、または通信を作成インターフェイスを開かずに通信を生成する必要のあるアプリケーション経由で、レターを作成することができます。
注意: 生成された通信には、ターゲット領域に、事前に選択済みの必須コンテンツのみが含まれています。ユーザーに関連するフィールドや変数は空でレンダリングされ、警告メッセージが記録されます。

レターオブジェクトの使用

次の API は、レターオブジェクトを使用してレターをレンダリングします。
public PDFResponseType renderLetter(Letter letter, String initialDataXML, boolean mergeDataOnServer, boolean useTestData, boolean renderInteractive);
パラメーターの詳細:
  • letter:レンダリングするレターテンプレート。必要なすべてのデータと割り当て値が含まれる完全なレターオブジェクトである必要があります。

  • initialDataXML:この XML データを使用して、レターで使用されているデータディクショナリを初期化します(存在する場合)。拡張後、最終的に、レターのコンテンツの制御に必要なデータと共にレターのレイアウトにマージされます。

    この XML データは、外部データソースから取得される可能性があります。

  • mergeDataOnServer:関連データをレターにマージするには、このパラメーターを True に設定する必要があります。システムで自動的に生成する通信も同様です。

  • useTestData:レンダリングでテストデータを使用するかどうかを指定します。実稼働システムでは、false に設定する必要があります。代わりに所定の initialDataML が使用されます。

  • renderInteractive:インタラクティブな PDF ファイルをレンダリングするか、非インタラクティブな(フラットな)PDF ファイルをレンダリングするかを指定します。

レター識別子の使用

以下の API は、レター識別子を使用してレターをレンダリングします。
public PDFResponseType renderLetter(String letterId, String initialDataXML, boolean mergeDataOnServer, boolean useTestData, boolean renderInteractive);mergeDataOnServer, boolean useTestData, boolean renderInteractive);
パラメーターの詳細:
  • letterId:レンダリングするレターテンプレートの識別子。

  • initialDataXML:レターで使用されるデータディクショナリを初期化する場合、初期化に使用され、レターのコンテンツの制御に必要なデータが増大した後、最終的にレターのレイアウトとマージされる XML データ。

    この XML データは、外部データソースから取得される可能性があります。

  • mergeDataOnServer:関連データをレターにマージするには、このパラメーターを True に設定する必要があります。システムで自動的に生成する通信も同様です。

  • useTestData:レンダリングでテストデータを使用するかどうかを指定します。実稼働システムでは、false に設定する必要があります。代わりに所定の initialDataML が使用されます。

  • renderInteractive:インタラクティブな PDF ファイルをレンダリングするか、非インタラクティブな(フラットな)PDF ファイルをレンダリングするかを指定します。

戻り値

API は、タイプ com.adobe.icc.render.obj.PDFResponseType のオブジェクトを返します。これを使用すると、PDFResponseType.getFile().getDocument() を使用してレンダリングされた最終出力 PDF コンテンツの抽出できます。