数値および日付フィールドのロケールベースの書式設定

数値および日付フィールドの書式設定を変更するには、Asset Composer の設定でデータエントリおよびデータ表示フィールドの書式設定を変更します。

日付の編集形式

データの編集形式は、データが保存される形式を定義します。アセットを管理ユーザーインターフェイスでユーザーが指定した数値および日付フィールドの値は、データの編集形式になります。

データの編集形式は次の場合に使用されます。

  • 文字列以外のデータが文字列として取得および保存される場合。 そのようなデータの使用時は、そのデータのデータ型に変換される必要があります。例えば、レターのデータ編集ビューでプレースホルダーのデフォルトまたはリテラル値を取得しようとしているとします。入力した値は文字列として取得され、ユーザーインターフェイスの編集形式によって書式設定されます。

  • データが別のシステムへの転送のために Xml で書き込まれたり、レターの再読み込みに使用される場合。 日付または数字の Xml への書き込み時は、文字列表現を生成するために編集形式によって書式設定されます。したがって、通信を作成アプリケーションで送信された Xml には、フィールド値と変数値の編集形式のデータすべてが含まれます。レターのデータディクショナリに対応するサンプルデータで指定された数値および日付の値は、編集形式によって書式設定されます。

データの表示形式

データの表示形式は、データが表示される形式を定義します。

データの表示形式は次の場合に使用されます。

  • 通信を作成ユーザーインターフェイスでエンドユーザーにデータが表示される場合。

  • ユーザー入力がデータ取得ポッドで受け付けられる場合。およびこのデータがクライアントのロケールで表示される場合。

  • データが、通信を作成ユーザーインターフェイスで PDF テンプレートに統合するために処理される場合。コンテンツ(テキストモジュール)によっては、数値型または文字列型のデータ要素または変数が含まれる場合があります。これらの変数の値は、コンテンツに置き換えられる前にデータの表示形式を使用して文字列に変換されます。

データの編集形式と表示形式の更新

次の手順では、データの編集形式と表示形式を更新する方法について説明します。

  1. http://<hostname>:<port>/lc/system/console/configMgr に移動して、CRX 管理者の資格情報を使用してログインします。

  2. Asset Composer の設定を検索してクリックします。

  3. データの表示形式を検索します。

    英語、ドイツ語、フランス語、日本語のロケールの場合は、次のことができます。

    • 日付の形式の変更

    • 小数点記号の設定

    • 桁区切り記号の設定

    • 桁区切り記号を表示するかどうかの指定

  4. データの編集形式を検索して、次のことができます。

    • 日付の形式の変更

    • 小数点記号の設定

    • 桁区切り記号の設定

    • 桁区切り記号を表示するかどうかの指定

数値および日付フィールドの形式を指定する場合

  • レターをレンダリングするために使用される Correspondence Management の Xml データには、編集形式で書式設定された数値および日付データが含まれています。

  • 通信を作成ユーザーインターフェイスは、表示形式でユーザーが入力したデータを、ブラウザーのロケールに従って取得します。

  • 式の評価中、列挙値、リテラル値およびデフォルト値は、編集形式を使用して、対応するデータ型に変換されます。

  • プレースホルダーがレターのデータ編集ビューのフィールドにマッピングされる場合、プレースホルダーの編集形式はフィールドの編集形式に一致している必要があります。