XFA(XML Forms Architecture)Device Control(XDC)Language は XML 形式のプリンター記述ファイルであり、一般的には「デバイスプロファイル」と呼ばれています。ドキュメントを PostScript®、PCL、ZPL、IPL、DPL および TPCL の各形式で出力することが、このファイルによって可能になります。XDC ファイルは XML ベースのスキーマに基づいています。XDC ファイルにはプリンターの機能が記述されており、このファイルによってプリンターデバイスドライバーで使用される印刷オプションが公開されます。
XDC ファイルにはプリンターの機能(印刷に関する機能や用紙の種類など)が記述されます。Adobe® LiveCycle® Output 10 および Adobe LiveCycle ES3 - Designer 10 では、Adobe Acrobat® XML Data Package(XDP)ファイルを使用します。Output では、XDP ファイルを使用して、ネットワークプリンターに送信するページ記述言語(PDL)の生成します。Designer では、XDC ファイルの情報を使用して、マスターページ用に選択できる用紙の種類を識別します。
Workbench では、XDC ファイルなどのアセットが「アプリケーション」と呼ばれるコンテナに格納されます。アプリケーションには、LiveCycle ソリューションを実装するために必要なすべてのリソースが格納されます。XDC ファイルをアプリケーションに格納することで、他の開発者が必要に応じて XDC ファイルを利用できるようになります。デフォルトでは、Workbench の Applications ビューには、ローカルフォルダー内のアプリケーションおよびアセット(ユーザー自身が作成したか、またはサーバーからコピーしたもの)が表示されます。また、ユーザー自身や他のユーザーによってサーバーにチェックインされたアプリケーションおよびアセットも表示されます。LiveCycle アプリケーションについて詳しくは、Workbench ヘルプを参照してください。
XDC ファイルを編集する場合は、その XDC ファイルを含んでいるアプリケーションから開くか、またはローカルファイルシステムから開きます。編集後には、更新した XDC ファイルをローカルファイルシステムに保存できます。そのファイルをサーバーに再度チェックインすると、Output で使用できるようになります。
LiveCycle は、次の PDL をサポートしています。
PostScript
Printer Control Language(PCL)
Zebra Printer Language(ZPL)
Intermec プリンター用 Intermec Printer Language(IPL)
Datamax ラベルプリンター用 Datamax Printer Language(DPL)
Toshiba TEC ラベルプリンター用 TEC Printer Command Language(TPCL)
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