アーカイブを作成する場合、次の操作を実行できます。
最初に空のファイルを作成してから、アーカイブに含めるすべてのアプリケーションとアセットを選択できます。
以前に作成したアーカイブファイルを使用し、アプリケーションとアセットを追加または変更して、内容を変更できます。新しいアーカイブが既存のアーカイブと数項目しか違わない場合、この方法は時間の節約になります。
既に読み込まれたアーカイブのパッチを作成できます。この方法は、アーカイブを作成し、その内容を別の場所に読み込んだ後に、一部のアセットを更新したので、再度読み込む必要がある場合に有効です。更新する必要があるアセットのみを含むアーカイブを作成できます。
アーカイブファイルを作成する前に、アーカイブに含めるアプリケーションとアセットをチェックインします。チェックアウトされたアセットがアプリケーションに含まれている場合、アーカイブの作成を始める前にチェックインすることを求めるプロンプトが表示されます。
アーカイブファイルを作成するには、次のユーザー権限が必要です。
カスタムコンポーネントを使用するアプリケーションをアーカイブする場合は、アプリケーションにコンポーネント参照アセットを追加します。このアセットにより、コンポーネントに対する関係を明示的に宣言できます。
ランタイム設定 XML ファイルについて
各アプリケーションおよびアプリケーションのバージョンには、ランタイム設定が関連付けられています。ランタイム設定ファイルは、アプリケーションに関する次のような情報が含まれている XML ファイルです。
サービス設定
プール設定
エンドポイントの詳細
セキュリティプロファイル
アプリケーションのランタイム設定を表示または変更するには、設定をランタイム設定 XML ファイルにエクスポートします。ランタイム設定 XML ファイルの内容は、XML またはテキストエディターを使用して、開いたり、変更したりできます。アプリケーションのランタイム設定を変更する場合は、管理コンソールを使用して、変更された XML ファイルを読み込みます。
例えば、LiveCycle アーカイブファイルを使用してアプリケーションを新しい環境に移動する場合は、移動先の環境に合わせてランタイム設定を変更することが必要な場合があります。LiveCycle アーカイブファイルは圧縮形式であり、LiveCycle のみによって読み取られます。そのため、アプリケーションの設定を表示および編集するには、ランタイム設定 XML ファイルが必要です。
ランタイム設定のエクスポート
アプリケーションまたはアプリケーションのバージョンの設定を XML としてエクスポートできます。
Applications ビューでアプリケーションまたはアプリケーションのバージョンを右クリックし、「Create LiveCycle Archive」を選択します。
「Export Runtime Configurations」を選択します。
「Export Runtime Configurations File」ボックスに、作成する設定ファイルのフルパスと名前を入力します。
「Finish」をクリックしてランタイム設定ファイルを保存します。
ランタイム設定ファイルのインポートについて詳しくは、LiveCycle 管理ヘルプの「LiveCycle アプリケーションとアーカイブのインポートと管理」を参照してください。