Convert PDF

PDF ドキュメントを PostScript または画像ファイルに自動変換できます。

Convert PDF サービスの使用について詳しくは、『Adobe LiveCycle ES3 サービス』を参照してください。

「toImage」操作(非推奨)

注意: この操作は、LiveCycle 8.2 で非推奨です。代わりに 「toImage」操作操作を使用してください。プロセスをアップグレードするときは、「toImage」操作 操作を使用するように変更することをお勧めします。

PDF ドキュメントを画像ファイルに変換します。サポートされる画像形式は、JPEG、JPEG2000、PNG および TIFF です。

JPEG、JPEG2000 および PNG 画像形式の場合、結果の画像ファイルは ZIP ファイルに出力されます。このような場合は、「unzipArchive」操作(非推奨)操作を使用してドキュメントを抽出できます。

TIFF 画像を変換するときは、次の情報が適用されます。

  • 複数ページの TIFF ファイルが生成されます。

  • 一部の注釈は TIFF 画像に含まれません。表示の生成に Acrobat が必要な注釈は含まれません。

General プロパティグループと Route Evaluation プロパティグループについて詳しくは、共通の操作プロパティを参照してください。

Input プロパティ

変換するドキュメントおよび変換オプションを指定するプロパティ。

PDF Document

変換する PDF ドキュメントを表す document 値。

リテラル値を指定する場合は、省略記号ボタン をクリックして、Select Asset ダイアログボックスを表示します(Select Asset についてを参照)。

Convert Image Options

PDF ドキュメントを画像ファイルに変換するために使用される各種の環境設定を含む ToImageOptionsSpec 値。指定が必須である変換形式を除き、値が指定されない場合は、環境設定のデフォルト値が使用されます。

次の環境設定を使用できます。

Image Conversion Format:
JPEG、JPEG2000、PNG、TIFF

GrayScale Compression:
このオプションは、「Image Conversion Format」オプションが JPEG、JPEG2000 または TIFF に設定された場合のみ利用できます。選択できる値は、Minimum、Low、Medium、High、Maximum、Lossless、LZW、Zip、None のいずれかです。

Color Compression:
このオプションは、「Image Conversion Format」オプションが JPEG、JPEG2000 または TIFF に設定された場合のみ利用できます。選択できる値は、Minimum、Low、Medium、High、Maximum、Lossless、LZW、Zip、None のいずれかです。

JPEG Format:
このオプションは、「Image Conversion Format」オプションが JPEG に設定された場合のみ利用できます。選択できる値は、Baseline Standard、Baseline Optimized、3 scans、4 scans、5 scans のいずれかです。

RGB Policy:
Embed Profile、Off

CMYK Policy:
Embed Profile、Off

GrayScale Policy:
Embed Profile、Off

Color Space:
RGB、CMYK、Gray Scale、Monochrome

Resolution:
DPI を表す解像度値を入力します。一般的な値は、72、96、150、300、600、1200、2400 です。

Rows Per Strip:
(TIFF 形式のみ)TIFF 画像のエンコーディングに使用する、ストリップあたりのピクセル行数。ストリップあたりの行数は、ゼロよりも大きい値で指定します。値 0 を指定すると、ストリップあたりの行数は画像の長さと同じ値に設定され、結果としてストリップは 1 つになります。値 -1(デフォルト)を指定すると、ストリップあたりの行数は無限大に設定され、結果としてストリップは 1 つになります。

Tile Size:
128 ~ 2048(ピクセル数)

Interlace:
このオプションは、「Image Conversion Format」オプションが PNG に設定された場合のみ利用できます。選択できる値は、None、Adam7 のいずれかです。

PNG Filter:
このオプションは、「Image Conversion Format」オプションが PNG に設定された場合のみ利用できます。選択できる値は、None、Sub、Up、Average、Paeth、Adaptive のいずれかです。

Monochrome Compression:
このオプションは、「Image Conversion Format」オプションが TIFF に設定された場合のみ利用できます。選択できる値は、None、CCITT G3、CCITT G4、LZW、ZIP のいずれかです。

IncludeComments:
結果の画像ファイルでコメントを保持するかどうかを設定します。値 False は、コメントを保持しないことを示します。デフォルトである True は、画像を保持するように指定します。

MultiPage TIFF:
このオプションは、「Image Conversion Format」オプションが TIFF に設定された場合のみ利用できます。値 False は、マルチページを許可しないように指定します。デフォルトである True は、マルチページを許可するように指定します。

Output プロパティ

出力画像ファイルのプロパティ。

Result

ZIP 形式またはマルチページ TIFF ファイルでアーカイブされた出力画像ファイルの document 値。

Exceptions

この操作では、ConvertPDFException 例外をスローすることがあります。

「toImage」操作

PDF ドキュメントを画像ファイルに変換します。サポートされる画像形式は、JPEG、JPEG2000、PNG および TIFF です。

TIFF 画像を変換するときは、次の情報が適用されます。

  • 複数ページの TIFF ファイルが生成されます。

  • 一部の注釈は TIFF 画像に含まれません。表示の生成に Acrobat が必要な注釈は含まれません。

General プロパティグループと Route Evaluation プロパティグループについて詳しくは、共通の操作プロパティを参照してください。

Input プロパティ

変換するドキュメントおよび変換オプションを指定するプロパティ。

PDF Document

変換する PDF ドキュメントを表す document 値。

リテラル値を指定する場合は、省略記号ボタン をクリックして、Select Asset ダイアログボックスを表示します(Select Asset についてを参照)。

Convert Image Options

PDF ドキュメントを画像ファイルに変換するために使用される各種の環境設定を含む ToImageOptionsSpec 値。指定が必須である変換形式を除き、値が指定されない場合は、環境設定のデフォルト値が使用されます。

リテラル値を指定する場合は、「Image Conversion Format」オプションで選択した値に応じて、次のオプションを利用できるかどうかが決まります。

Image Conversion Format:
画像の変換先形式。デフォルト値は JPEG です。次の値を指定できます。
  • JPEG:Joint Photographics Experts Group は、非可逆の画像圧縮形式です。

  • JPEG2000:Joint Photographics Experts Group 2000 は、JPEG 形式に代わるウェーブレットベースの画像圧縮形式です。

  • PNG:Portable Network Graphics は可逆の画像圧縮形式です。

  • TIFF:Tagged Image File Format は、通常は可逆の画像圧縮形式です。

Grayscale Compression:
使用するグレースケール圧縮。このオプションは、「Image Conversion Format」オプションの値が JPEG、JPEG2000 または TIFF である場合に利用できます。デフォルト値はありません。次の値を指定できます。
  • Minimum:グレースケール圧縮の最低レベルです。

  • Low:グレースケール圧縮の低レベルです。

  • Medium:グレースケール圧縮の中レベルです。

  • High:グレースケール圧縮の高レベルです。

  • Maximum:グレースケール圧縮の最高レベルです。

Color Compression:
使用するカラー圧縮。デフォルト値はありません。このオプションは、「Image Conversion Format」オプションの値が JPEG、JPEG2000 または TIFF である場合に利用できます。
  • Minimum:カラー圧縮の最低レベルです。

  • Low:カラー圧縮の低レベルです。

  • Medium:カラー圧縮の中レベルです。

  • High:カラー圧縮の高レベルです。

  • Maximum:カラー圧縮の最高レベルです。

JPEG Format:
使用する JPEG 形式です。デフォルト値は Baseline Standard です。このオプションは、「Image Conversion Format」オプションの値が JPEG である場合に利用できます。次の値を指定できます。
  • Baseline Standard:全体がダウンロードされたときに画像を表示します。この JPEG 形式は、ほとんどの Web ブラウザーで認識できます。

  • Baseline Optimized:画像のカラー画像画質を最適化し、より小さいファイルサイズにします。ただし、一部の Web ブラウザーでサポートされません。

  • 3 scans:まず、画像を低解像度の画像としてダウンロードします。3 回のスキャンで徐々に品質を向上しながらダウンロードを繰り返します。

  • 4 scans:まず、画像を低解像度の画像としてダウンロードします。4 回のスキャンで徐々に品質を向上しながらダウンロードを繰り返します。

  • 5 scans:まず、画像を低解像度の画像としてダウンロードします。5 回のスキャンで徐々に品質を向上しながらダウンロードを繰り返します。

RGB Policy:
通常は画面表示に使用されるカラーマネジメントの種類を出力ファイルに適用することと、ICC プロファイルを埋め込むかどうか。デフォルト値は Embed Profile です。次の値を指定できます。
  • Embed Profile:ICC プロファイルを埋め込みます。

  • Off:ICC プロファイルを埋め込みません。

CMYK Policy:
通常は印刷に使用されるカラーマネジメントの種類を出力ファイルに適用することと、ICC プロファイルを埋め込むかどうか。このオプションは、「Image Conversion Format」オプションの値が JPEG、JPEG2000 または TIFF である場合に利用できます。デフォルト値は Off です。次の値を指定できます。
  • Embed Profile:ICC プロファイルを埋め込みます。

  • Off:ICC プロファイルを埋め込みません。

Grayscale Policy:
グレースケールマネジメントを出力ファイルに適用することと、ICC プロファイルを埋め込むかどうか。デフォルト値は Off です。次の値を指定できます。
  • Embed Profile:ICC プロファイルを埋め込みます。

  • Off:ICC プロファイルを埋め込みません。

Color Space:
使用するカラースペース管理スキーム。デフォルト値は Determine Automatically です。次の値を指定できます。
  • RGB:通常は画面表示に使用される赤、緑および青のカラースペースを使用します。

  • CMYK:通常は印刷に使用されるシアン、マゼンダ、イエロー、キー(黒)のカラースペース管理を使用します。

  • Grayscale:グレースケールのカラースペース管理を使用します。

  • Determine Automatically:使用するカラースペースは、自動的に決定されます。

Resolution:
画像の解像度をしていするドット/インチ(dpi)。デフォルト値はありません。任意の値を入力できますが、一般的な値は、72、96、150、300、600、1200 および 2400 です。

Include Comments:
結果の画像ファイルでコメントの表示を保持するかどうか。デフォルト値は True で、コメントの表示を保持します。

Image Size Width:
画像の幅を設定します。デフォルト値はありません。デフォルトの測定単位は In です。選択できる測定の有効値は、in(インチ)、mm(ミリメートル)、cm(センチメートル)および in(ポイント)です。

Image Size Height:
画像の高さを設定します。デフォルト値はありません。デフォルトの測定単位は In です。選択できる測定の有効値は、in(インチ)、mm(ミリメートル)、cm(センチメートル)および in(ポイント)です。

Page Range:
カンマで区切ったページ番号やページ範囲。例えば、22 ページ、7 ~ 9 ページおよび 13 ページを印刷するには、2, 7-9, 13 と入力します。デフォルト値はありません。

Rows Per Strip:
TIFF 画像のエンコーディングに使用する、ストリップあたりのピクセル行数。このオプションは、「Image Conversion Format」オプションの値が TIFF である場合に利用できます。ストリップあたりの行数は、ゼロよりも大きい値で指定します。値 0 を指定すると、ストリップあたりの行数は画像の長さと同じ値に設定され、結果としてストリップは 1 つになります。デフォルトである -1 を指定すると、ストリップあたりの行数は無限大に設定され、結果としてストリップは 1 つになります。

Tile Size:
画像のタイルサイズ(ピクセル数)。このオプションは、「Image Conversion Format」オプションの値が JPEG2000 である場合に利用できます。デフォルト値は 256 です。有効値は 128 ~ 2048(ピクセル数)です。

Interlace:
画像がインターレースされているかどうかを指定します。このオプションは、「Image Conversion Format」オプションの値が PNG である場合に利用できます。デフォルト値は None です。次の値を指定できます。
  • None:ダウンロードが完了した後でのみ Web ブラウザーに表示される画像を作成します。

  • Adam7:ブラウザーに低解像度版を表示しながら画像ファイル全体をダウンロードするような画像を作成します。

PNG Filter:
画像に使用するフィルタリングアルゴリズム。このオプションは、「Image Conversion Format」オプションの値が PNG である場合に利用できます。デフォルト値は Adaptive です。次の値を指定できます。
  • None:フィルターなしで画像を圧縮します。インデックスカラー画像やビットマップモード画像の場合にお勧めします。

  • Sub:一様に水平なパターンまたはブレンドを使用して、画像の圧縮を最適化します。

  • Up:一様に垂直なパターンを使用して、画像の圧縮を最適化します。

  • Average:隣接するピクセルのカラー値を平均化して、低レベルノイズの圧縮を最適化します。

  • Paeth:隣接するカラー値を再割り当てして、低レベルノイズの圧縮を最適化します。

  • Adaptive:画像に最適ないずれかのフィルタリングアルゴリズム(つまり Sub、Up、Average または Paeth)を適用します。使用する PNG フィルターが不明な場合は、Adaptive を選択します。

Monochrome Compression:
使用する圧縮形式。このオプションは、「Image Conversion Format」オプションの値が TIFF である場合に利用できます。デフォルト値は CCITT G4 です。次の値を指定できます。
  • None:圧縮を使用しないように指定します。

  • CCITT G3:International Coordinating Committee for Telephony and Telegraphy Group 3 圧縮アルゴリズム。1 行ずつ画像を圧縮します。

  • CCITT G4:International Coordinating Committee for Telephony and Telegraphy Group 4 圧縮アルゴリズム。1 行ずつ画像を圧縮し、通常はファイルサイズが最も小さくなります。

  • LZW:テーブルベースのルックアップ圧縮アルゴリズム。

  • ZIP:単色または繰り返しパターンが大部分を占める画像に最適な圧縮アルゴリズム。

MultiPage TIFF:
PDF ファイルを変換するときに、出力 TIFF を複数ページに分割するかどうかを設定します。このオプションは、「Image Conversion Format」オプションの値が TIFF である場合に利用できます。値 False は、PDF ファイル内の個別のページに対して複数の画像ファイルを使用することを意味します。デフォルト値は True で、単一の PDF ファイルに対して単一の TIFF 画像を返すことを意味します。

Output プロパティ

出力画像ファイルのプロパティ。

Result

出力画像ファイルを格納する位置。データタイプは、document 値の list です。

リストからの値の取得について詳しくは、データコレクション内のデータへのアクセスを参照してください。

Exceptions

この操作では、ConvertPDFException 例外をスローすることがあります。

「toPS」操作(非推奨)

注意: この操作は、LiveCycle 8.2 で非推奨です。代わりに 「toPS2」操作 操作を使用してください。プロセスをアップグレードするときは、「toPS2」操作 操作を使用するように変更することをお勧めします。

PDF ドキュメントを PostScript ファイルに変換します。

General プロパティグループと Route Evaluation プロパティグループについて詳しくは、共通の操作プロパティを参照してください。

Input プロパティ

PDF ドキュメントおよび PostScript レベルを指定するプロパティ。

PDF Document

変換する PDF ドキュメントを表す document 値。

リテラル値を指定する場合は、省略記号ボタン をクリックして、Select Asset ダイアログボックスを表示します(Select Asset についてを参照)。

Postscript Level

生成する PostScript レベルを表す PSLevel 値(LEVEL_2 または LEVEL_3)。

Output プロパティ

Output Postscript

変換後の PostScript ファイルを表す document 値。

Exceptions

この操作では、ConvertPDFException 例外をスローすることがあります。

「toPS2」操作

PDF ドキュメントを PostScript ファイルに変換します。

General プロパティグループと Route Evaluation プロパティグループについて詳しくは、共通の操作プロパティを参照してください。

Input プロパティ

PDF ドキュメントおよび PostScript レベルを指定するプロパティ。

PDF Document

変換する PDF ドキュメントを表す document 値。

リテラル値を指定する場合は、省略記号ボタン をクリックして、Select Asset ダイアログボックスを表示します(Select Asset についてを参照)。

Convert PostScript Options

PDF ドキュメントを画像ファイルに変換するために使用される各種の環境設定を含む ToPSOptionsSpec 値。指定が必須である変換形式を除き、値が指定されない場合は、環境設定のデフォルト値が使用されます。

リテラル値を指定する場合は、次のオプショングループを利用できます。

General:
解像度、ページサイズ、印刷範囲を選択するオプションのグループ。
  • Resolution (DPI):出力の解像度(dpi)。デフォルト値は 300 です。

  • Page Range:カンマで区切ったページ番号やページ範囲。例えば、22 ページ、7 ~ 9 ページおよび 13 ページを印刷するには、2, 7-9, 13 と入力します。デフォルト値はありません。

  • Page Size:PostScript 出力のページサイズ。デフォルト値は DetermineAutomatically です。有効値は次のとおりです。

    • A2A3A4A5EnvelopExecutiveFolioLegalLetterTabloid

    • DetermineAutomatically:サービスによって使用するページサイズが決定されることを指定します。

    • Custom:選択した場合、高さおよび幅をそれぞれ「Height」ボックスおよび「Width」ボックスに入力できます。デフォルトの測定単位は Pt です。選択できる測定の有効値は、Pt(ポイント)、in(インチ)、mm(ミリメートル)および cm(センチメートル)です。

Output:
印刷オプションを指定するオプションのグループ。
  • Include Comments:結果の PostScript ファイルでコメントの表示を保持するかどうかを設定します。値 True は、結果の PostScript ファイルでコメントの表示を保持することを意味します。デフォルト値は False で、結果の PostScript ファイルでコメントの表示を保持しないことを意味します。

  • Convert TrueType To Type 1:結果のファイルで TrueType フォントを Type 1 フォントに変換するかどうかを設定します。値 True は、TrueType フォントを Type 1 フォントに変換することを意味します。デフォルト値は False で、変換を実行しないことを意味します。

  • Font Inclusion:結果の PostScript ファイルに含めるフォント。デフォルト値は Embedded Fonts です。有効値は次のとおりです。

    • None:埋め込みフォントおよび参照フォントの代わりに、システムフォントが使用されます。

    • Embedded Fonts:PDF ファイルから直接取得したフォントが使用されます。

    • Embedded Fonts and Referenced Fonts:PDF ファイルおよび使用中のシステムから取得されたフォントが使用されます。

  • Emit CIDFontType2:結果の PostScript ファイルで元のフォントのヒンティング情報を保持するかどうかを設定します。値 True は、CIDFontType2 フォントのみを生成することを意味します。デフォルト値は False で、CIDFontType2 フォントが CIDFontType0 フォントに変換されることを意味します。これにより、広範なプリンターと互換性が得られます。

  • Shrink to Fit:選択したページサイズに合わせて、入力 PDF ファイルの内容を縮小するかどうかを設定します。値 True は、入力 PDF ファイルの内容を縮小することを意味します。デフォルト値は False で、内容を縮小しないことを意味します。

  • Expand to Fit:選択したページサイズに合わせて、入力 PDF ファイルの内容を拡大するかどうかを設定します。値 True は、選択したページサイズに合わせて、PDF ファイルの内容を拡大することを意味します。デフォルト値は False で、内容を拡大しないことを意味します。

  • Rotate and Center:選択したページで、入力 PDF ファイルの内容を回転して中央に配置するかどうかを設定します。値 True は、PDF ファイルの内容を回転して中央に配置することを意味します。デフォルト値は False で、内容を中央に配置したり回転したりしないことを意味します。

  • Reverse:ページで入力 PDF ファイルの内容を反転するかどうかを設定します。値 True は、ページで入力 PDF ファイルの内容を反転することを意味します。デフォルト値は False で、内容を反転しないことを意味します。

Marks and Bleeds:
結果の PostScript ファイルに追加するトンボに関するオプションのグループ。
  • Trim Marks:PDF の仕上がりサイズ境界を示すために、四隅にトンボを配置するかどうかを設定します。値 True は、トンボを含めることを意味します。デフォルト値は False で、トンボを含めないことを意味します。

  • Bleed Marks:PDF の外トンボ境界を示すために、四隅にトンボを配置するかどうかを設定します。値 True は、PDF の外トンボ境界を示すために、四隅にトンボを配置することを意味します。デフォルト値は False で、外トンボを含めないことを意味します。

  • Registration Marks:ページのトリムエリアの外側にセンタートンボを配置するかどうかを設定します。値 True は、ページのトリムエリアの外側にセンタートンボを配置することを意味します。デフォルト値は False で、センタートンボを配置しないことを意味します。

  • Color Bars:トリムエリアの外側でページの上部にカラーバーを配置するかどうかを設定します。カラーバーは、ドキュメント内でスポットカラーまたはプロセスカラーごとに単一ボックスを表示します。値 True は、ドキュメントにカラーバーを配置するように指定します。デフォルト値は False で、カラーバーを配置しないことを意味します。

  • Page Information:ページの外側にページ情報を配置するかどうかを設定します。値 True は、ページのトリムエリアの外側にページ情報を配置するように指定します。デフォルト値は False で、ページにページ情報を配置しないことを意味します。

  • Line Weight:トンボ、外トンボおよびセンタートンボに使用される線幅。デフォルト値は 0.25 pt です。選択できる値は、0.125 pt0.25 pt および 0.50 pt です。

  • Style:作成するプリンターマークのスタイル。デフォルト値は Default です。次の値を指定できます。

    • Default:Adobe InDesign 用の印刷マーク規則。

    • InDesignJ1: Adobe InDesign 用の印刷マーク規則(1 番目の日本用 ID)。

    • InDesignJ2: Adobe InDesign 用の印刷マーク規則(2 番目の日本用 ID)。

    • Illustrator:Adobe InDesign 用の印刷マーク規則。

    • IllustratorJ:Adobe InDesign 用の印刷マーク規則(日本用 ID)。

    • QuarkXPress:QuarkXpress 用の印刷マーク規則。

PostScript:
PostScript パラメーターを指定するオプションのグループ。
  • PostScript:PostScript 言語の互換性。デフォルト値は Language Level 2 です。次の値を指定できます。

    • Language Level 2:1992 年にリリースされた PostScript 言語は、カラー印刷をサポートします。

    • Language Level 3:1997 年にリリースされた PostScript 言語は、より多くのフォントをサポートし、グラフィック処理が向上しました。さらに、PostScript 印刷を高速にする機能がいくつか含まれます。

  • Allow Binary Content:PostScript ファイルをバイナリ形式で作成するかどうかを設定します。デフォルト値は False で、バイナリ形式で作成しないことを意味します。

  • Use Maximum Available JPEG2000 Image Resolution:JPEG 2000 画像を印刷するときに最高の解像度を使用するかどうかを設定します。デフォルト値は True で、使用可能な最高の解像度を使用することを意味します。値 False を選択した場合、ppi は「Resolution」オプションで設定された値が選択されます。

  • Emit PS Form Objects:Form XObject のフォームオブジェクトを生成するかどうかを設定します。フォームオブジェクトは、PDF ファイルに複数回出現する複雑なオブジェクトを表すために使用されます。値 True は、印刷ジョブの全体サイズが小さくなる可能性があることを意味します。ただし、プリンターの使用メモリは増加します。デフォルト値は False で、フォームオブジェクトを生成しないことを意味します。

  • Color:カラーを使用するかどうか、およびページあたり出力を 1 ページ生成するかどうかを設定します。デフォルト値は Composite です。

    • Composite:カラーを含む PostScript ファイルを生成します。

    • Composite Gray:カラーを含まない PostScript ファイルを生成します。

Output プロパティ

Output Postscript

変換後の PostScript ファイルを格納する位置。データタイプは document です。

Exceptions

この操作では、ConvertPDFException 例外をスローすることがあります。

「toSWF」操作

PDF ドキュメントを SWF ファイルに変換します。結果の SWF ファイルは com.adobe.idp.Document の java.util.List として返されます。

General プロパティグループと Route Evaluation プロパティグループについて詳しくは、共通の操作プロパティを参照してください。

Input プロパティ

変換するドキュメントおよび変換オプションを指定するプロパティ。

PDF Document

変換する PDF ドキュメントを表す document 値。

リテラル値を指定する場合は、省略記号ボタン をクリックして、Select Asset ダイアログボックスを表示します(Select Asset についてを参照)。

Convert SWF オプション

PDF ドキュメントを SWF ファイルに変換するために使用される各種の環境設定を含む ToSWFOptionsSpec 値です。指定が必須である変換形式を除き、値が指定されない場合は、環境設定のデフォルト値が使用されます。

次の環境設定を使用できます。

Height:SWF ファイルの高さを設定します。

Width:SWF ファイルの幅を設定します。

Version:SWF ファイルをエンコードするバージョンを指定します。

Sample X:画像の x 方向のダウンサンプリング係数を設定します。

Sample Y:画像の y 方向のダウンサンプリング係数を設定します。

Process Signature:署名済みの署名フィールドを変換時に処理するかどうかを指定します。

Page Range:変換するページ範囲を指定します。

Output プロパティ

出力される SWF ファイルのプロパティ。

Result

出力された SWF ファイルの保存場所。データタイプは、document 値の list です。

リストからの値の取得について詳しくは、データコレクション内のデータへのアクセスを参照してください。

Exceptions

この操作を実行すると ConvertPDFException または DSCException 例外が発生する可能性があります。

「unzipArchive」操作(非推奨)

注意: この操作は、LiveCycle 8.2 で非推奨です。プロセスをアップグレードするときは、「toImage」操作 操作または 「toPS2」操作 操作を使用するように変更することをお勧めします。これらの操作では、unzipArchive 操作を使用する必要がなくなりました。

アーカイブからディレクトリにファイルを抽出します。

General プロパティグループと Route Evaluation プロパティグループについて詳しくは、共通の操作プロパティを参照してください。

Input プロパティ

ZIP Document

ZIP ファイルを表す document 値。

リテラル値を指定する場合は、省略記号ボタン をクリックして、Select Asset ダイアログボックスを表示します(Select Asset についてを参照)。

Destination Directory

解凍した内容を保持するディレクトリを表す string 値。

リテラル値を指定する場合は、完全修飾パスを文字列として入力する必要があります(C:¥unzipFolder など)。

Exceptions

この操作では、ConvertPDFException 例外をスローすることがあります。

Convert PDF の例外

Convert PDF サービスでは、次の例外が用意されていて、例外イベントをスローします。

ConvertPDFException

「Convert PDF」操作中にエラーが発生した場合にスローされます。

DSCException

「Convert PDF」操作中にエラーが発生した場合にスローされます。