ループ

この例では、プロセスダイアグラムの区間の 1 つが、制御条件が満たされるまで繰り返されます。この例を実装するには、次のように、繰り返される区間の最後のアクティビティを起点とする 2 つのルートを作成します。

  • ルートの 1 つは、繰り返される区間の最初のアクティビティが終点となります。

  • もう 1 つのルートは、ループの直後のアクティビティが終点となります。

  • ルートの 1 つに対する条件が評価されて、その区間を繰り返すかどうかが決定します。

    次の図に示すループには、2 つのアクティビティが含まれており、これらは順にルーティングされます。

ループカウンター

状況によっては、ループを所定の回数だけ実行することが必要になります。カウンターを使用すると、ループを実行する必要のある回数を把握することができます。

  • ループの総実行回数は、実行時とデザイン時のどちらでも指定できます。

  • ループ繰り返し回数は、変数(int 型)に格納されます。

  • ループのたびに、この変数の値が Set Value サービスを使用してデクリメントされます。

  • この変数の値を制御条件の中で使用して、ループをもう一度実行するかどうかを判断します。