7 付録 - Configuration Manager コマンドラインインターフェイス

LiveCycle には、Configuration Manager のコマンドラインインターフェイス(CLI)が用意されています。CLI は、LiveCycle の上級ユーザーが使用したり、Configuration Manager のグラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)がサポートされていないサーバー環境で使用したりすることを前提としています。

7.1 操作の順序

Configuration Manager CLI は、GUI バージョンの Configuration Manager の操作と同じ順序で実行する必要があります。CLI の操作は以下の順序で実行してください。

  1. JBoss Application Server を停止します(自動アップグレードのみ)。

  2. GDS ディレクトリの内容を移行します(自動アップグレードのみ)。

  3. カスタムデータソースを移行します(自動アップグレードのみ)。

  4. LiveCycle を設定します。

  5. LiveCycle のコア設定を更新します。

  6. Content Services を設定します。

  7. 既存の自動インストールデータベースを移行します(自動アップグレードのみ)。

  8. アプリケーションサーバートポロジを検証します。

  9. データベース接続を検証します。

  10. アプリケーションサーバーを設定します。

  11. アプリケーションサーバーの構成を検証します。

  12. LiveCycle をデプロイします。

  13. LiveCycle を初期化します。

  14. LiveCycle を検証します。

  15. コンポーネントのデプロイメント前に重要なタスクを実行します。

  16. LiveCycle モジュールをデプロイします。

  17. LiveCycle モジュールデプロイメントを検証します。

  18. LiveCycle に移行するための LiveCycle ES Update 1 または LiveCycle ES2 のフォームテンプレートを取得します。

  19. LiveCycle に必要なデータを移行します。

  20. デプロイメント後の設定を行います。

  21. PDF Generator のシステム準備設定を確認します。

  22. PDF Generator に管理者ユーザーを追加します。

  23. Connector for IBM Content Manager を設定します。

  24. Connector for IBM FileNet を設定します。

  25. Connector for EMC Documentum を設定します。

  26. Connector for SharePoint を設定します。

  27. Correspondance Mangement を設定します。

重要: Configuration Manager CLI の操作を完了したら、アプリケーションサーバーを再起動する必要があります。

7.2 コマンドラインインターフェイスのプロパティファイル

Configuration Manager CLI には、LiveCycle 環境用に定義したプロパティを含む 2 つプロパティファイルが必要です。プロパティファイルのテンプレートである cli_propertyFile_template.txt および cli_propertyFile_upgrade_template.txt は、[LiveCycle root]/configurationManager/bin フォルダーにあります。

  • cli_propertyFile_template.txt ファイル(LiveCycle のインストールシナリオと設定シナリオに適用されるプロパティ全般を格納)

  • cli_propertyFile_upgrade_template.txt ファイル(アップグレードタスク専用のプロパティを格納)どちらも以前のバージョンの LiveCycle からのアップグレードで必要です。

これらのファイルのコピーを作成して値を編集する必要があります。このファイルは、使用する Configuration Manager の操作に基づいてカスタマイズできます。次の節で、必要なプロパティとその値について説明します。

プロパティファイルは、インストールの状態に応じて作成する必要があります。次のいずれかの方法を使用します。

  • プロパティファイルを作成し、インストールシナリオおよび構成シナリオに応じて値を設定します。

  • プロパティファイル cli_propertyFile_template.txt をコピーしてそのファイルを cli_propertyFileupgrade_template.txt テンプレートとして使用し、使用する Configuration Manager 操作に基づいて値を編集します。

  • Configuration Manager の GUI を使用し、GUI バージョンによって作成されたプロパティファイルを CLI バージョンのプロパティファイルとして使用します。[LiveCycle root]/configurationManager/bin/ConfigurationManager.bat ファイルを実行すると、userValuesForCLI.properties ファイルが [LiveCycle root]/configurationManager/config ディレクトリに作成されます。このファイルを Configuration Manager CLI の入力として使用できます。

    注意: CLI プロパティファイルでは、Windows パスのディレクトリ区切り文字(¥)にエスケープ文字(¥)を使用する必要があります。例えば、指定する Fonts フォルダーが C:¥Windows¥Fonts である場合、Configuration Manager CLI スクリプトでは C:¥¥Windows¥¥Fonts と入力する必要があります。

7.3 LiveCycle のアップグレードコマンド

7.3.1 (自動および部分的な自動モードのみ)LiveCycle ES Update 1 または LiveCycle ES2 JBoss 用のシャットダウンコマンド

注意: このコマンドを実行するのは、既存の LiveCycle ES3 自動インストールと LiveCycle 自動インストールが同じマシン上に共存し、自動モードで LiveCycle ES3 をインストールするときにアップグレードインストールを実行することを選択した場合のみです。

upgrade-shutdownPreviousJboss コマンドは、以前の LiveCycle の自動または部分的な自動インストールでインストールされた JBoss サービスをシャットダウンし、サービス実行モードを「手動」に設定します。

このコマンドに必要なプロパティはありません。

7.3.2 (自動および部分的な自動モードのみ)LiveCycle GDS の移行コマンド

注意: このコマンドを実行するのは、既存の LiveCycle ES3 自動インストールと LiveCycle 自動インストールが同じマシン上に共存し、自動モードで LiveCycle ES3 をインストールするときにアップグレードインストールを実行することを選択した場合のみです。

upgrade-migrateGDS コマンドは、グローバルドキュメントストレージ(GDS)ディレクトリの内容を既存の LiveCycle GDS のデフォルトの場所からアップグレードする LiveCycle GDS のデフォルトの場所に移行します。

このコマンドは、自動または部分的な自動インストールが指定され、かつデフォルト GDS が使用されている場合にのみ機能します。カスタム GDS が使用されている場合は、内容を手動で移行する必要があります。このコマンドは、Connectors for ECM プロパティファイルも LiveCycle JBoss bin ディレクトリから新しい JBoss の場所に移行します。

このコマンドに必要な入力プロパティはありません。

7.3.3 (自動および部分的な自動モードのみ)LiveCycle データソースの移行コマンド

注意: このコマンドを実行するのは、既存の LiveCycle ES3 自動インストールと LiveCycle 自動インストールが同じマシン上に共存し、自動モードで LiveCycle ES3 をインストールするときにアップグレードインストールを実行することを選択した場合のみです。

upgrade-migrateDataSources コマンドは、JBoss /server/<profile name>/deploy ディレクトリの adobe-ds.xml または <database>-ds.xml データソースファイルに追加されたカスタムデータソース定義を移行します。カスタムデータソースが定義されていない場合は、このコマンドをスキップします。

upgrade-migrateDataSources コマンドでは以下のプロパティを使用できます。

プロパティ

説明

必須

空の値

adobeDSDatasourcesToMigrate

LiveCycle の adobe-ds.xml ファイルから移行する必要があるカスタムデータソースの JNDI_NAME のコンマ区切りリスト。

×

mysqlDSDatasourcesToMigrate

LiveCycle <database>-ds.xml ファイルから移行する必要があるカスタムデータソースの JNDI_NAME のコンマ区切りリスト。

×

注意: mysqlDSDatasourcesToMigrate プロパティは、MySQL データベースだけではなく、インストール済みの LiveCycle データベースを参照します。

7.3.4 LiveCycle のコア設定の更新コマンド

upgrade-configureCoreSettings コマンドは、LiveCycle の様々なコア設定を更新します。例えば、元の LiveCycle システムで、グローバルドキュメントストレージ(GDS)ディレクトリを C:¥LC¥GDS に設定しており、新しい LiveCycle ES3 で、E:¥DS¥GDS に設定する場合、この CLI コマンドを実行しない限り、新しい場所はデータベース内で更新されません。同様の方法で更新できる他のコア設定には、Adobe サーバーフォントディレクトリ、カスタマーフォントディレクトリ、システムフォントディレクトリ、FIPS の有効化、LiveCycle 一時ディレクトリ、LiveCycle グローバルドキュメントストレージディレクトリがあります。upgrade-configureCoreSettings コマンドでは以下のプロパティを使用できます。

プロパティ

説明

必須

空の値

prevLCVersion

アップグレードの実行元の LiveCycle のバージョンです。有効な値は、821 または 9x です。

×

excludedSolutionComponents

アップグレード(またはインストール)されないモジュールのコンマ区切りリスト。これは、インストール(ライセンス)されているソリューションコンポーネントを Configuration Manager GUI で選択解除することと同等です。

×

7.3.5 (自動オプションのみ)既存の自動データベースの移行コマンド

upgrade-migrateTurnkeyDatabase コマンドは、以前の LiveCycle ES3 の MySQL 自動インストールの「adobe」スキーマから、LiveCycle ES3 の MySQL 自動インストールの「adobe」スキーマに、データを移行するために使用します。このコマンドを実行する前に、両方の MySQL サービスが実行中で、アクセス可能であることを確認してください。また、両方の MySQL サービスが別々のポートで実行されていることも必要です。upgrade-migrateTurnkeyDatabase コマンドでは以下のプロパティを使用できます。

注意: このコマンドを実行するのは、既存の LiveCycle ES3 自動インストールと LiveCycle ES3 自動インストールが同じマシン上に共存し、自動で LiveCycle ES3 をインストールするときにアップグレードインストールを実行することを選択した場合のみです。

プロパティ

説明

必須

空の値

lcDatabaseHostName

LiveCycle 自動データベースのホスト名。

×

lcDatabaseName

LiveCycle 自動データベースのデータベース名。デフォルトは adobe です。

×

lcDatabaseUserName

LiveCycle 自動データベースにアクセスするためのユーザー名。

×

lcDatabaseUserPassword

LiveCycle 自動データベースにアクセスするためのパスワード。ファイルでパスワードを指定しなかった場合、コマンドラインでパスワードを指定するよう求められます。

×

lcDatabaseDriverFile

LiveCycle 自動データベースのドライバーファイルへのパス。

×

lcDatabasePortNumber

LiveCycle 自動データベースで使用するポート。

×

lcDatabaseType

LiveCycle 自動データベースに設定されているデータベースの種類。デフォルトは mysql です。

×

lcPrevDatabaseHostName

以前の LiveCycle 自動インストールデータベースのホスト名。

×

lcPrevDatabaseName

以前の LiveCycle 自動インストールデータベースのデータベース名。デフォルトは adobe です。

×

lcPrevDatabaseUserName

以前の LiveCycle 自動インストールデータベースにアクセスするためのユーザー名。

×

lcPrevDatabaseUserPassword

以前の LiveCycle 自動インストールデータベースにアクセスするためのパスワード。ファイルでパスワードを指定しなかった場合、コマンドラインでパスワードを指定するよう求められます。

×

lcPrevDatabaseDriverFile

以前の LiveCycle 自動インストールデータベースのドライバーファイルへのパス。

×

lcPrevDatabasePortNumber

以前の LiveCycle 自動インストールデータベースが使用するポート。

×

lcPrevDatabaseType

以前の LiveCycle 自動インストールデータベースに設定されたデータベースの種類。デフォルトは mysql です。

×

7.3.6 コンポーネントのデプロイメント前の重要なタスクの実行コマンド

upgrade-configurePreDeploy コマンドは、以前の LiveCycle インストールのコンポーネントをアップグレードするためのプラグインを実行し、それらのコンポーネントが実際に LiveCycle サーバーにデプロイされる前に、LiveCycle との互換性を確保するために使用します。upgrade-configurePreDeploy コマンドでは以下のプロパティを使用できます。

プロパティ

説明

必須

空の値

prevLCVersion

アップグレード元の LiveCycle のバージョン。有効な値は、821 または 9x です。

×

excludedSolutionComponents

インストールされないコンポーネントのコンマ区切りリスト。これは、インストール(ライセンス)されているソリューションコンポーネントを Configuration Manager GUI で選択解除することと同等です。

×

7.3.7 移行する ECM フォームテンプレートの取得コマンド

upgrade-getFormTemplatesToMigrate コマンドを使用すると、ECM リポジトリから LiveCycle ネイティブリポジトリに移行できるフォームテンプレートのリストを取得できます。

フォームテンプレートの格納に ECM リポジトリを使用することは推奨されなくなるため、この移行は必須です。

リストが取得されたら、upgrade-configurePostDeploy コマンドを使用して、実際にリストからテンプレートを移行します。このコマンドをスキップして、upgrade-configurePostDeploy コマンドで、skipFormTemplatesImport プロパティを true に設定すると、フォームテンプレートの移行をスキップできます。

upgrade-getFormTemplatesToMigrate コマンドでは以下のプロパティを使用できます。

プロパティ

説明

必須

空の値

prevLCVersion

アップグレード元の LiveCycle のバージョン。有効な値は、821 または 9x です。

×

excludedSolutionComponents

インストールされない LiveCycle コンポーネントのコンマ区切りリスト。これは、インストール(ライセンス)されているソリューションコンポーネントを GUI で選択解除することと同等です。

×

LiveCycle ホストおよび認証の情報

プロパティ

説明

必須

空の値

LCHost

LiveCycle サーバーのホスト名。

×

LCPort

LiveCycle アプリケーションサーバーが構成されているポート番号。

×

lcJndiPort

LiveCycle アプリケーションサーバーに対応する JNDI ポート。

×

localServer.appServerRootDir

アプリケーションサーバーのクライアント JAR ファイルにアクセスするために使用されます(WebLogic および WebSphere の場合のみ、ローカルアプリケーションサーバーのルートディレクトリが必要です)。

LCAdminUserID

LiveCycle 管理者ユーザーのユーザー名。

×

LCAdminPassword

管理者ユーザーのパスワード。ファイルでパスワードを指定しなかった場合、コマンドラインでパスワードを指定するよう求められます。

×

LiveCycle データベース情報

プロパティ

説明

必須

空の値

lcDatabaseType

LiveCycle 用に設定されているデータベースの種類。mysqldb2oracle または sqlserver の値を指定できます。

×

lcDatabaseHostName

LiveCycle データベースのホスト名。

×

lcDatabasePortNumber

LiveCycle データベースのポート番号。

×

lcDatabaseDriverFile

データベースのドライバーファイルへのパス。

×

lcDatabaseUserName

データベースにアクセスするためのユーザー名。

×

lcDatabaseName

データベース名.

×

lcDatabaseUserPassword

データベースにアクセスするためのパスワード。ファイルでパスワードを指定しなかった場合、コマンドラインでパスワードを指定するよう求められます。

×

ECM フォームテンプレートの移行プロパティ

プロパティ

説明

必須

空の値

documentumFormTemplatesFile

ECM Documentum から移行できるフォームテンプレートのリストが書き込まれるファイル。後でこのファイルを upgrade-configurePostDeploy コマンドに対する入力として使用できます。

×

filenetFormTemplatesFile

IBM FileNet から移行できるフォームテンプレートのリストが書き込まれるファイル。後でこのファイルを upgrade-configurePostDeploy コマンドに対する入力として使用できます。

×

7.3.8 デプロイメント完了後の設定コマンド

upgrade-configurePostDeploy コマンドは、システムの実際のアップグレードを行います。LiveCycle EAR ファイルおよびモジュールがデプロイされた後で実行されます。

upgrade-configurePostDeploy コマンドでは以下のプロパティを使用できます。

プロパティ

説明

必須

空の値

prevLCVersion

アップグレード元の LiveCycle のバージョン。有効な値は、821 または 9x です。

×

excludedSolutionComponents

インストールされない LiveCycle コンポーネントのコンマ区切りリスト。これは、インストール(ライセンス)されているソリューションコンポーネントを GUI で選択解除することと同等です。

×

jboss.clientjar.location

jbossall-client.jar ファイルの場所(JBoss のみ)。

LiveCycle ホストおよび認証の情報

プロパティ

説明

必須

空の値

LCHost

LiveCycle サーバーのホスト名。

×

LCPort

LiveCycle アプリケーションサーバーが構成されているポート番号。

×

lcJndiPort

LiveCycle アプリケーションサーバーに対応する JNDI ポート。

×

localServer.appServerRootDir

アプリケーションサーバーのクライアント JAR ファイルにアクセスするために使用されます(WebLogic および WebSphere の場合のみ、ローカルアプリケーションサーバーのルートディレクトリが必要です)。

LCAdminUserID

LiveCycle 管理者ユーザーのユーザー名。

×

LCAdminPassword

管理者ユーザーのパスワード。ファイルでパスワードを指定しなかった場合、コマンドラインでパスワードを指定するよう求められます。

×

LiveCycle データベース情報

プロパティ

説明

必須

空の値

lcDatabaseType

LiveCycle 用に設定されているデータベースの種類。mysqldb2oracle または sqlserver の値を指定できます。

×

lcDatabaseHostName

LiveCycle データベースのホスト名。

×

lcDatabasePortNumber

LiveCycle データベースのポート番号。

×

lcDatabaseDriverFile

LiveCycle データベースのドライバーファイルのパス。

×

lcDatabaseUserName

LiveCycle データベースにアクセスするためのユーザー名。

×

lcDatabaseName

LiveCycle データベースの名前。デフォルトは adobe です。

×

lcDatabaseUserPassword

データベースにアクセスするためのパスワード。ファイルでパスワードを指定しなかった場合、コマンドラインでパスワードを指定するよう求められます。

×

ECM フォームテンプレートの移行プロパティ

プロパティ

説明

必須

空の値

skipFormTemplatesImport

ECM リポジトリから LiveCycle ネイティブリポジトリにフォームテンプレートを読み込むか、この手順をスキップするかを指定します。false に設定した場合、移行するテンプレート名のリストを含むテンプレートファイル(次の 2 つのプロパティを参照)を指定する必要があります。

×

documentumFormTemplatesFile

EMC Documentum リポジトリから LiveCycle ネイティブリポジトリに移行するフォームテンプレートのリストを含むファイル。このファイルは、upgrade-getFormTemplatesToMigrate コマンドを使用して生成します。

×

filenetFormTemplatesFile

IBM FileNet リポジトリから LiveCycle ネイティブリポジトリに移行するフォームテンプレートのリストを含むファイル。このファイルは、upgrade-getFormTemplatesToMigrate コマンドを使用して生成します。

×

7.4 一般的な設定プロパティ

7.4.1 共通のプロパティ

共通のプロパティは以下のとおりです。

WebLogic および WebSphere 固有のプロパティ:アプリケーションサーバーの設定、LiveCycle のデプロイ、アプリケーションサーバートポロジの検証およびアプリケーションサーバー設定の検証操作に必要です。

LiveCycle Server 固有のプロパティ:LiveCycle の初期化および LiveCycle コンポーネントのデプロイ操作に必要です。

以下の操作に必要なプロパティは次の表のとおりです。

  • LiveCycle を初期化します。

  • LiveCycle コンポーネントをデプロイします。

プロパティ

説明

targetServer.topologyType

server または cluster

LiveCycle にデプロイするアプリケーションサーバートポロジの種類。

targetServer.name

文字列

アプリケーションサーバー(管理サーバー)ノードまたはクラスターに割り当てられた名前。

targetServer.adminHost

文字列

デフォルトは localhost です。

Admin サーバーがインストールされているサーバーのホスト名。

targetServer.adminPort

整数値

管理サーバーが SOAP 要求をリスンするポートのポート番号。

targetServer.adminUserID

文字列

アプリケーションサーバーへのアクセスに使用する管理ユーザー ID。

targetServer.adminPassword

文字列

WebLogic 管理ユーザー ID に関連付けられているパスワード。

localServer.appServerRootDir

(Windows)WebLogic 11g C:¥Oracle¥Middleware¥wlserver_10.3

(Linux、Solaris)WebLogic 11g /opt/Oracle/Middleware/wlserver_10.3

ローカルに設定するアプリケーションサーバーインスタンスのルートディレクトリ(LiveCycle をデプロイしたり、LiveCycle をデプロイするリモートサーバーと通信するために使用したりするディレクトリ)。

targetServer.appServerRootDir

デフォルト:

(Windows)WebLogic 11g C:¥Oracle¥Middleware¥wlserver_10.3

(Linux、Solaris)WebLogic 11g /opt/Oracle/Middleware/wlserver_10.3

リモートサーバー上に設定するアプリケーションサーバーインスタンスのルートディレクトリ(LiveCycle をデプロイするディレクトリ)。

LiveCycle サーバー固有のプロパティ

LCHost

文字列

LiveCycle をデプロイするサーバーのホスト名。

LCPort

整数値

LiveCycle のデプロイ先の Web ポート番号。

excludedSolutionComponents

文字列。次の値がサポートされています。

ALC-LFS-Forms、

ALC-LFS-ConnectorEMCDocumentum、

ALC-LFS-ConnectorIBMFileNet、

ALC-LFS-ConnectorIBMContentManager、

ALC-LFS-DigitalSignatures、

ALC-LFS-DataCapture、

ALC-LFS-Output、

ALC-LFS-PDFGenerator、

ALC-LFS-ProcessManagement、

ALC-LFS-ReaderExtensions、

ALC-LFS-RightsManagement

(オプション)構成しない LiveCycle モジュールを指定します。構成対象から除外するモジュールが複数ある場合はコンマで区切ります。

excludedSolution

ALC-SA-CorrespondenceManagement

このプロパティを指定して、Correspondence Management Solution を追加または除外できます。

7.4.2 LiveCycle の構成プロパティ

以下のプロパティは LiveCycle の構成操作にのみ適用されます。

プロパティ

説明

AdobeFontsDir

文字列

Adobe サーバーフォントディレクトリの場所。

このパスは、デプロイ先のサーバーからアクセスできるようにする必要があります。

customerFontsDir

文字列

カスタマーフォントディレクトリの場所。

このパスは、デプロイ先のサーバーからアクセスできるようにする必要があります。

systemFontsDir

文字列

システムフォントディレクトリの場所。

このパスは、デプロイ先のサーバーからアクセスできるようにする必要があります。

LCTempDir

文字列

一時ディレクトリの場所。

このパスは、デプロイ先のサーバーからアクセスできるようにする必要があります。

LCGlobalDocStorageDir

文字列

グローバルドキュメントストレージのルートディレクトリ。

長期間有効なドキュメントを保存したり、それらをすべてのクラスターノードで共有したりするために使用する、NFS 共有ディレクトリのパスを指定します。

このプロパティは、LiveCycle コンポーネントをクラスター環境にデプロイする場合にのみ指定します。

このパスは、デプロイ先のサーバーからアクセスできるようにする必要があります。

EnableDocumentDBStorage

true または false

デフォルト:false

永続ドキュメントについて、データベースへのドキュメントの保存を有効または無効にします。

データベースへのドキュメントの保存を有効にしても、GDS のファイルシステムディレクトリは必要です。

Content Services 注意:以下のプロパティは cli_propertyFile_content_services_template.txt ファイル内で規定されています。

contentServices.rootDir

文字列

[Content Services のみ] Content Services で使用されるルートディレクトリを指定します。クラスター環境で LiveCycle を実行している場合、クラスター内のすべてのノードによって、すべてのノードにわたって同じパスでこのディレクトリが共有されている必要があります。

contentServices.indexesDir

文字列

[Content Services のみ]Content Services で使用されるインデックスディレクトリを指定します。このディレクトリは各クラスターで一意であり、すべてのクラスターノードで同じ名前と場所にする必要があります。例えば、contentServices.indexesDir=C:¥¥Adobe¥¥Adobe LiveCycle ES3¥¥lccs_indexes になります。

contentServices.topology

文字列。SERVER または CLUSTER を指定します。

デフォルト:SERVER

[Content Services のみ] シングルノードの場合は SERVER、クラスター構成の場合は CLUSTER。

contentServices.cifs.enable

true または false

デフォルト:false

[Content Services のみ] CIFS を有効または無効にします。

contentServices.cifs.servername

文字列

[Content Services のみ] CIFS サーバーのサーバー名。

contentServices.cifs.implementation

文字列。次のいずれかを指定します。

  • NetBIOS

  • PureJava

[Content Services のみ] Content Services が CIFS サーバーに接続する方法を指定します。

contentServices.cifs.dllpath

文字列。

NetBIOS DLL のコピー元のパスを指定します。

[Content Services のみ] NetBios DLL のコピー元のパス。「contentServices.cifs.implementation=NetBIOS」の場合は必須。このパスは環境内に存在している必要があります。

contentServices.cifs.alternateIP

数値

[Content Services のみ] CIFS サーバーの代替 IP アドレス。静的 IP である必要があります。「contentServices.cifs.implementation=PureJava」の場合、これは必須フィールドです。

contentServices.cifs.WinsOrBrdcast

文字列。次のいずれかを指定します。

  • winsServer

  • broadcast

[Content Services のみ] DNS 検索方法。「winsServer」または「broadCast」になります。「contentServices.cifs.implementation=PureJava」の場合、これは必須フィールドです。

contentServices.cifs.winsPrmIP

数値

[Content Services のみ] プライマリ WINS サーバーの IP アドレス。ipconfig /all コマンドから取得できます。「contentServices.cifs.implementation=PureJava」および「contentServices.cifs.WinsOrBrdcast=winsServer」の場合、これは必須フィールドです。

contentServices.cifs.winsSecIP

数値

[Content Services のみ] セカンダリ WINS サーバーの IP アドレス。ipconfig /all コマンドから取得できます。「contentServices.cifs.implementation=PureJava」および「contentServices.cifs.WinsOrBrdcast=winsServer」の場合、これは必須フィールドです。

contentServices.cifs.brdCastIP

数値

[Content Services のみ] ブロードキャスト IP アドレス。「contentServices.cifs.implementation=PureJava」および「contentServices.cifs.WinsOrBrdcast=broadCast」の場合、これは必須フィールドです。

contentServices.dbType

文字列

[Content Services のみ] Content Services のデータベースの種類。

contentServices.configureamps.selectedLCAMPs

文字列のコンマ区切りリスト

[Content Services のみ] インストールする必要がある Content Services AMP のファイル名。

例えば、genericservice-action.amplc-assemble-clipboard-items.amp など。

contentServices.configureamps.externalAMPsDir

文字列

[Content Services のみ] インストールする必要があるカスタム AMP を含むディレクトリ。

注意:このディレクトリ内に存在するすべての AMP がインストールされます。

contentServices.ftp.port

NumericDefault : 8021

Content Services の FTP ポートの値。

contentServices.ftp.enable

True または False

True の場合、内部電子メールサーバーの設定が有効になり、False の場合は、無効になります。

contentServices.email.serverDomain

文字列

内部電子メールサーバーのドメイン。電子メール設定を有効にする場合、これは必須フィールドです。

contentServices.email.serverPort

NumericDefault: 25

電子メールサーバーのポート。電子メール設定を有効にする場合、これは必須フィールドです。

contentServices.internalEmailSettings.enable

True または False

True の場合、内部電子メールサーバーの設定が有効になり、False の場合は、無効になります。

contentServices.propagateEventsToLC.enable

True または False

True の場合、イベントが LiveCycle に伝達され、False の場合は、イベントの伝達は無効になります。

contentServices.usageQuota

数値

ディスク使用容量の制限を有効にする場合、これは必須フィールドです。

contentServices.email.serverAllowedSenders

文字列

これらは着信した電子メールを受け付ける、その電子メールの送信者です。

contentServices.email.serverBlockedSenders

文字列

これらは着信した電子メールをブロックする、その電子メールの送信者です。

contentServices.email.unknownUsers

文字列

送信者のアドレスが認識されない場合に認証するためのユーザー名。

contentServices.audit.enable

True または False

選択すると、アプリケーションまたはユーザーと Content Services リポジトリとのやり取りを記録できます。

(WebSphere のみ)contentServices.myfacesDir

文字列

myfaces jar のコピー先ディレクトリ。共有ライブラリとして使用します。

7.4.3 アプリケーションサーバーの設定および検証のプロパティ

7.4.3.1 WebLogic の設定および検証のプロパティ

Configuration Manager では、必要に応じて、WebLogic アプリケーションサーバーを LiveCycle で設定および検証できます。

以下の操作に適用されるプロパティは次の表のとおりです。

  • アプリケーションサーバーの構成

  • アプリケーションサーバートポロジの検証

  • アプリケーションサーバー構成の検証

  • データベース接続の検証

7.4.3.2 アプリケーションサーバーのプロパティ

プロパティ

説明

アプリケーションサーバー固有のプロパティセクションを設定する必要があります。詳しくは、「共通のプロパティ」を参照してください。

 

jvm.initialHeapSize

デフォルト:

256

JVM の初期ヒープサイズ(MB)。

jvm.maxHeapSize

デフォルト:

1792

JVM の最大ヒープサイズ(MB)。

WebLogic および WebSphere クラスターのみ

cache.useUDP

true

LiveCycle が UDP を使用してキャッシュを実装する場合は、値を true に設定します。

LiveCycle が TCP を使用してキャッシュを実装する場合は、値を false に設定します。

cache.udp.port

デフォルト:

33456

プライマリコンピューターが UDP ベースのキャッシュ通信に使用するポート番号。

cache.useUDP=true の場合にのみ設定します。

cache.tcpip.primaryhost

文字列

プライマリアプリケーションサーバーがインストールされているコンピューターのホスト名。

cache.useUDP!=true の場合にのみ設定します。

cache.tcpip.primaryport

デフォルト:

22345

プライマリアプリケーションサーバーコンピューターが TCP ベースのキャッシュ通信に使用するポートのポート番号。

cache.useUDP!=true の場合にのみ設定します。

cache.tcpip.secondaryhost

文字列

セカンダリアプリケーションサーバーがインストールされているコンピューターのホスト名。

cache.useUDP!=true の場合にのみ設定します。

cache.tcpip.secondaryport

デフォルト:

22345

セカンダリアプリケーションサーバーコンピューターが TCP ベースのキャッシュ通信に使用するポートのポート番号。

cache.useUDP!=true の場合にのみ設定します。

WebLogic サーバーのコアクラスパス構成

classpath.targetServer.javaHome

文字列

ターゲットアプリケーションサーバーの構成では、ターゲットアプリケーションサーバーの実行で使用する Java Home の場所を指定する必要があります。

このパスは、構成するサーバーからアクセスできる必要があります。

classpath.targetServer.pop3JarPath

文字列

ターゲットアプリケーションサーバーがアクセスできる Pop3 JAR ファイルのパス。このパスは、構成するサーバーからアクセスできる必要があります。

データソース構成

datasource.dbType

次のいずれかを選択します。

  • oracle

  • db2

  • sqlserver

LiveCycle で使用するように設定するデータベースの種類。

datasource.dbName

文字列

データベースの名前。

datasource.dbHost

文字列

データベースがあるサーバーのホスト名または IP アドレス。

datasource.dbPort

整数値

LiveCycle がデータベースとの通信に使用するデータベースポート。

datasource.dbUser

文字列

LiveCycle がデータベースへのアクセスに使用するユーザー ID。

datasource.dbPassword

文字列

データベースユーザー ID に関連付けられているパスワード。

datasource.target.driverPath

文字列

アプリケーションサーバーの lib ディレクトリ内の JDBC ドライバー。

このパスは、設定するサーバーからアクセスできる、有効なパスである必要があります。

datasource.local.driverPath

文字列

ローカル JDBC ドライバー。この値は、直接データベース接続のテストにのみ使用します。

7.4.4 LiveCycle のデプロイプロパティ

LiveCycle のデプロイプロパティは LiveCycle のデプロイ操作にのみ適用されます。

プロパティ

説明

詳しくは、7.4.1 共通のプロパティを参照してください

deployment.includeIVS

false

IVS EAR ファイルをデプロイメントに含めるかどうかを指定します。

IVS EAR ファイルは実稼働環境に含めないようにすることをお勧めします。

7.4.5 LiveCycle の初期化プロパティ

LiveCycle の初期化プロパティは LiveCycle の初期化操作にのみ適用されます。

プロパティ

説明

詳しくは、7.4.1 共通のプロパティを参照してください

7.4.6 LiveCycle コンポーネントのデプロイプロパティ

以下の操作に適用されるプロパティは次の表のとおりです。

  • LiveCycle コンポーネントのデプロイ

  • LiveCycle コンポーネントのデプロイメントの検証

  • LiveCycle サーバーの検証

    プロパティ

    説明

    LiveCycle サーバー情報セクションを構成する必要があります。詳しくは、「共通のプロパティ」を参照してください

    LCAdminUserID

    文字列

    LiveCycle 管理者ユーザーに割り当てるユーザー ID。このユーザー ID は、Administration Console へのログオンに使用されます。

    LCAdminPassword

    文字列

    LiveCycle 管理者ユーザーに割り当てるパスワード。このパスワードは、Administration Console へのログオンに使用されます。

7.4.7 PDF Generator 用の管理者ユーザーの追加

以下のプロパティは、PDF Generator 用の管理者ユーザーを追加する場合にのみ適用されます。これらのプロパティは、cli_propertyFile_pdfg_template.txt にあります。

プロパティ

説明

LCHost

文字列

LiveCycle サーバーがインストールされるホスト名。

LCPort

整数値

LiveCycle アプリケーションサーバーが構成されているポート番号。

LCAdminUserID

文字列

LiveCycle 管理者ユーザーに割り当てるユーザー ID。このユーザー ID は、Administration Console へのログオンに使用されます。

LCAdminPassword

文字列

LiveCycle 管理者ユーザーに割り当てるパスワード。このパスワードは、Administration Console へのログオンに使用されます。

LCServerMachineAdminUser

文字列

LiveCycle をホストする運用システムの管理者ユーザーのユーザー ID。

LCServerMachineAdminUserPasswd

文字列

LiveCycle をホストする運用システムの管理者ユーザーのパスワード。

7.4.8 Connector for IBM Content Manager の設定

注意: 以下のプロパティは cli_propertyFile_ecm_ibmcm_template.txt ファイル内で指定されています。

プロパティ

説明

LCHost

文字列

LiveCycle サーバーがインストールされるホスト名。

LCPort

整数値

LiveCycle アプリケーションサーバーが構成されているポート番号。

LCAdminUserID

文字列

LiveCycle 管理者ユーザーに割り当てるユーザー ID。このユーザー ID は、Administration Console へのログオンに使用されます。

LCAdminPassword

文字列

LiveCycle 管理者ユーザーに割り当てるパスワード。このパスワードは、Administration Console へのログオンに使用されます。

jndiPortNumber

文字列

LiveCycle アプリケーションサーバーに対応する JNDI ポート。

jboss.clientjar.location

文字列

jbossall-client.jar ファイルの場所(JBoss のみ)。

CDVTopology.appserverrootdir

文字列

リモートサーバー上に設定するアプリケーションサーバーインスタンスのルートディレクトリ(LiveCycle をデプロイするディレクトリ)。

ConfigureIBMCM

true または false

Connector for IBM Content Manager を設定するには、true を指定します。

IBMCMClientPathDirectory

文字列

IBM Content Manager クライアントのインストールディレクトリの場所。

DataStoreName

文字列

接続する IBM Content Manager サーバーのデータストアの名前。

IBMCMUsername

文字列

IBM Content Manager 管理者ユーザーに割り当てるユーザー名。このユーザー ID は、IBM Content Manager へのログインに使用されます。

IBMCMPassword

文字列

IBM Content Manager 管理者ユーザーに割り当てるパスワード。このパスワードは、IBM Content Manager へのログインに使用されます。

ConnectionString

文字列

IBM Content Manager に接続するための接続文字列内に使用される追加の引数(オプション)。

7.4.9 Connector for IBM FileNet を設定

注意: 以下のプロパティは cli_propertyFile_ecm_filenet_template.txt ファイル内で指定されています。

プロパティ

説明

LCHost

文字列

LiveCycle サーバーがインストールされるホスト名。

LCPort

整数値

LiveCycle アプリケーションサーバーが構成されているポート番号。

LCAdminUserID

文字列

LiveCycle 管理者ユーザーに割り当てるユーザー ID。このユーザー ID は、Administration Console へのログオンに使用されます。

LCAdminPassword

文字列

LiveCycle 管理者ユーザーに割り当てるパスワード。このパスワードは、Administration Console へのログオンに使用されます。

jndiPortNumber

文字列

LiveCycle アプリケーションサーバーに対応する JNDI ポート。

jboss.clientjar.location

文字列

jbossall-client.jar ファイルの場所(JBoss のみ)。

CDVTopology.appserverrootdir

文字列

リモートサーバー上に設定するアプリケーションサーバーインスタンスのルートディレクトリ(LiveCycle をデプロイするディレクトリ)。

ConfigureFilenetCE

true または false

Connector for IBM Filenet を設定するには、true を指定します。

FilenetConfigureCEVersion

文字列

設定する FileNet クライアントのバージョン。FilenetClientVersion4.0 または FilenetClientVersion4.5 を指定します。

FilenetCEClientPathDirectory

文字列

IBM Filenet Content Manager クライアントのインストールディレクトリの場所。

ContentEngineName

文字列

IBM Filenet Content Engine がインストールされているマシンのホスト名または IP アドレス。

ContentEnginePort

文字列

IBM Filenet Content Engine が使用するポート番号。

CredentialProtectionSchema

CLEAR または SYMMETRIC

保護のレベルを指定します。

EncryptionFileLocation

文字列

暗号化ファイルの場所。これは、CredentialProtectionSchema 属性に対して SYMMETRIC オプションを選択した場合にのみ必要です。

パス区切り文字には、スラッシュ(/)または二重の円記号(\\)を使用します。

DefaultObjectStore

文字列

Connector for IBM Filenet Content Server のオブジェクトストアの名前。

FilenetContentEngineUsername

文字列

IBM Filenet Content Server に接続するためのユーザー ID。

読み取りアクセス権限を持つユーザー ID では、デフォルトのオブジェクトストアへの接続が許可されます。

FilenetContentEnginePassword

文字列

IBM FileNet ユーザーに割り当てるパスワード。このパスワードは、デフォルトのオブジェクトストアに接続する際に使用されます。

ConfigureFilenetPE

true または false

Connector for IBM FileNet を設定するには、true を指定します。

FilenetPEClientPathDirectory

文字列

IBM FIleNet クライアントのインストールディレクトリの場所。

FilenetProcessEngineHostname

文字列

プロセスルーターのホスト名または IP アドレス。

FilenetProcessEnginePortNumber

整数値

IBM FileNet Content Server のポート番号。

FilenetPERouterURLConnectionPoint

文字列

プロセスルーターの名前。

FilenetProcessEngineUsername

文字列

IBM FileNet Content Server に接続するためのユーザー ID。

FilenetProcessEnginePassword

文字列

IBM FileNet Content Server に接続するためのパスワード。

7.4.10 Connector for EMC Documentum の設定

注意: 以下のプロパティは cli_propertyFile_ecm_documentum_template.txt ファイル内で指定されています。

プロパティ

説明

LCHost

文字列

LiveCycle サーバーがインストールされるホスト名。

LCPort

整数値

LiveCycle アプリケーションサーバーが構成されているポート番号。

LCAdminUserID

文字列

LiveCycle 管理者ユーザーに割り当てるユーザー ID。このユーザー ID は、Administration Console へのログオンに使用されます。

LCAdminPassword

文字列

LiveCycle 管理者ユーザーに割り当てるパスワード。このパスワードは、Administration Console へのログオンに使用されます。

jndiPortNumber

文字列

LiveCycle アプリケーションサーバーに対応する JNDI ポート。

jboss.clientjar.location

文字列

jbossall-client.jar ファイルの場所(JBoss のみ)。

CDVTopology.appserverrootdir

文字列

リモートサーバー上に設定するアプリケーションサーバーインスタンスのルートディレクトリ(LiveCycle をデプロイするディレクトリ)。

ConfigureDocumentum

true または false

Connector for EMC Documentum を設定するには、true を指定します。

DocumentumClientVersion

文字列

設定する EMC Documentum クライアントのバージョン。DocumentumClientVersion6.0 または DocumentumClientVersion6.0 を指定します。

DocumentumClientPathDirectory

文字列

EMC Documentum クライアントのインストールディレクトリの場所。

ConnectionBrokerHostName

文字列

EMC Documentum Content Server のホスト名または IP アドレス。

ConnectionBrokerPortNumber

文字列

EMC Documentum Content Server のポート番号。

DocumentumUsername

文字列

EMC Documentum Content Server に接続するためのユーザー ID。

DocumentumPassword

文字列

EMC Documentum Content Server に接続するためのパスワード。

DocumentumDefaultRepositoryName

文字列

MC Documentum Content Server のデフォルトリポジトリの名前。

7.4.11 Connector for Microsoft SharePoint の設定

注意: 以下のプロパティは cli_propertyFile_ecm_sharepoint_template.txt ファイル内で指定されています。

プロパティ

説明

LCHost

文字列

LiveCycle サーバーがインストールされるホスト名。

LCPort

整数値

LiveCycle アプリケーションサーバーが構成されているポート番号。

LCAdminUserID

文字列

LiveCycle 管理者ユーザーに割り当てるユーザー ID。このユーザー ID は、Administration Console へのログオンに使用されます。

LCAdminPassword

文字列

LiveCycle 管理者ユーザーに割り当てるパスワード。このパスワードは、Administration Console へのログオンに使用されます。

jndiPortNumber

文字列

LiveCycle アプリケーションサーバーに対応する JNDI ポート。

jboss.clientjar.location

文字列

jbossall-client.jar ファイルの場所(JBoss のみ)。

CDVTopology.appserverrootdir

文字列

リモートサーバー上に設定するアプリケーションサーバーインスタンスのルートディレクトリ(LiveCycle をデプロイするディレクトリ)。

ConfigureSharePoint

true または false

Connector for Microsoft SharePoint を設定するには、true を指定します。

SharePointServerAddress

文字列

SharePoint Server のホスト名または IP アドレス。

SharePointUsername

文字列

SharePoint Server に接続するためのユーザー ID。

SharePointPassword

文字列

SharePoint Server に接続するためのパスワード。

SharePointDomain

文字列

SharePoint Server のドメイン名。

SharePointVersion

文字列

LiveCycle 用にインストールされた Microsoft SharePoint Server のバージョン。

ConnectionString

文字列

SharePoint Server に接続するための接続文字列内に使用される追加の引数(オプション)。

7.4.12 コマンドラインインターフェイスの使用

プロパティファイルを設定したら、[LiveCycle root]/configurationManager/bin フォルダーに移動する必要があります。

Configuration Manager CLI のコマンドの詳細な説明を表示するには、ConfigurationManagerCLI help<command name> と入力します。

LiveCycle の構成 CLI の使用

LiveCycle の構成操作では、次の構文を使用する必要があります。

configureLiveCycle -f <propertyFile>

説明:

  • -f <propertyFile>:プロパティファイルには、必要な引数が含まれています。プロパティファイルの作成について詳しくは、「コマンドラインインターフェイスのプロパティファイル」を参照してください。

LiveCycle での CRX バンドルの抽出

CRX リポジトリの設定では、次の構文を使用する必要があります。

extractCRXInstallationContent [- crx_password<password>] -f <propertyFile>

説明:

  • -f <propertyFile>:プロパティファイルには、必要な引数が含まれています。プロパティファイルの作成について詳しくは、「コマンドラインインターフェイスのプロパティファイル」を参照してください。

Correspondence Management の設定

CRX リポジトリの設定では、次の構文を使用する必要があります。

configureCRXRepository -f <propertyFile>

説明:

  • -f <propertyFile>:プロパティファイルには、必要な引数が含まれています。プロパティファイルの作成について詳しくは、「コマンドラインインターフェイスのプロパティファイル」を参照してください。

7.4.12.1 LiveCycle の構成 CLI の使用

LiveCycle の構成操作では、次の構文を使用する必要があります。

configureLiveCycle -f <propertyFile>

説明:

  • -f <propertyFile>:プロパティファイルには、必要な引数が含まれています。プロパティファイルの作成について詳しくは、「コマンドラインインターフェイスのプロパティファイル」を参照してください。

7.4.12.2 Content Services(非推奨)の設定 CLI の使用

Content Services の設定操作では、次の構文を使用する必要があります。

configureContentServices -f <propertyFile>

説明:

  • -f <propertyFile>:必要な引数を含むプロパティファイル。プロパティファイルの作成について詳しくは、「コマンドラインインターフェイスのプロパティファイル」を参照してください。

    注意: Content Services は非推奨の機能であり、選択したコンポーネントのリストには表示されません。選択したコンポーネントのリストに Content Services を表示するには、cli_propertyFile_template.txt ファイルの excludedSolutionComponents=ALC-LFS-ContentServices プロパティを削除するかコメントアウトします。

7.4.12.3 アプリケーションサーバーの設定 CLI の使用

アプリケーションサーバーの設定操作では、次の構文を使用する必要があります。

configureApplicationServer -targetServer_AdminPassword <password> -f <propertyFile> [-skip <configurationsToSkipList>]

説明:

  • -targetServer_AdminPassword <password>:コマンドラインで管理者パスワードを設定できます。この引数を指定すると、プロパティファイルの targetServer_AdminPassword プロパティが上書きされます。

  • -f <propertyFile>:必要な引数が含まれるプロパティファイル。プロパティファイルの作成について詳しくは、「コマンドラインインターフェイスのプロパティファイル」を参照してください。

  • -skip <configurationsToSkipList>:構成しないアプリケーションサーバーコンポーネントを指定できるオプションのパラメーターです。構成対象から除外するコンポーネントが複数ある場合はコンマで区切ります。有効なオプションは、Datasource および Core です。

7.4.12.4 (WebSphere および WebLogic のみ)LiveCycle のデプロイ CLI の使用

LiveCycle のデプロイ操作では、次の構文を使用する必要があります。

deployLiveCycle -f <propertyFile>

説明:

  • -f <propertyFile>:プロパティファイルには、必要な引数が含まれています。プロパティファイルの作成について詳しくは、「コマンドラインインターフェイスのプロパティファイル」を参照してください。
    重要: LiveCycle のデプロイ操作を完了したら、アプリケーションサーバーを再起動する必要があります。

7.4.12.5 LiveCycle の初期化 CLI の使用

LiveCycle の初期化操作では、次の構文を使用する必要があります。

initializeLiveCycle -f <propertyFile>

説明:

  • -f <propertyFile>:プロパティファイルには、必要な引数が含まれています。プロパティファイルの作成について詳しくは、「コマンドラインインターフェイスのプロパティファイル」を参照してください。

7.4.12.6 LiveCycle コンポーネントのデプロイ CLI の使用

LiveCycle コンポーネントのデプロイ操作では、次の構文を使用する必要があります。

deployLiveCycleComponents -f <propertyFile> -LCAdminPassword <password>

説明:

  • -f <propertyFile>:プロパティファイルには、必要な引数が含まれています。プロパティファイルの作成について詳しくは、「コマンドラインインターフェイスのプロパティファイル」を参照してください。

  • -LCAdminPassword <password>:コマンドライン上で管理者パスワードを設定できます。この引数を指定すると、プロパティファイルの targetServer.adminPassword プロパティが上書きされます。

7.4.12.7 アプリケーションサーバートポロジの検証 CLI の使用

アプリケーションサーバートポロジの検証操作(オプション)では、次の構文を使用する必要があります。

validateApplicationServerTopology -f <propertyFile> -targetServer_AdminPassword <password>

説明:

  • -f <propertyFile>:プロパティファイルには、必要な引数が含まれています。プロパティファイルの作成について詳しくは、「コマンドラインインターフェイスのプロパティファイル」を参照してください。

  • -targetServer_AdminPassword <password>:コマンドラインで管理者パスワードを設定できます。この引数を指定すると、プロパティファイルの targetServer.adminPassword プロパティが上書きされます。

7.4.12.8 データベース接続の検証 CLI の使用

データベース接続の検証操作(オプション)では、次の構文を使用する必要があります。

validateDBConnectivity -f <propertyFile> -datasource_dbPasssword <password>

説明:

  • -f <propertyFile>:プロパティファイルには、必要な引数が含まれています。プロパティファイルの作成について詳しくは、「コマンドラインインターフェイスのプロパティファイル」を参照してください。

  • -datasource_dbPassword <password>:コマンドラインでデータベースユーザーパスワードを設定できます。この引数を指定すると、プロパティファイルの datasource.dbPassword プロパティが上書きされます。

7.4.12.9 アプリケーションサーバー設定の検証 CLI の使用

アプリケーションサーバー構成の検証操作(オプション)では、次の構文を使用する必要があります。

validateApplicationServerConfigurations -f <propertyFile> -targetServer_AdminPassword <password>

説明:

  • -f <propertyFile>:プロパティファイルには、必要な引数が含まれています。プロパティファイルの作成について詳しくは、「コマンドラインインターフェイスのプロパティファイル」を参照してください。

  • -targetServer_AdminPassword <password>:コマンドラインで管理者パスワードを設定できます。この引数を指定すると、プロパティファイルの targetServer.adminPassword プロパティが上書きされます。

7.4.12.10 LiveCycle サーバーの検証 CLI の使用

LiveCycle サーバーの検証操作(オプション)では、次の構文を使用する必要があります。

validateLiveCycleServer -f <propertyFile> -LCAdminPassword <password>

説明:

  • -f <propertyFile>:プロパティファイルには、必要な引数が含まれています。プロパティファイルの作成について詳しくは、「コマンドラインインターフェイスのプロパティファイル」を参照してください。

  • -LCAdminPassword <password>:コマンドライン上で管理者パスワードを設定できます。この引数を指定すると、プロパティファイルの targetServer.adminPassword プロパティが上書きされます。

7.4.12.11 LiveCycle コンポーネントのデプロイメントの検証 CLI の使用

LiveCycle コンポーネントのデプロイメントの検証操作(オプション)では、次の構文を使用する必要があります。

validateLiveCycleComponentDeployment -f <propertyFile> -LCAdminPassword <password>

説明:

  • -f <propertyFile>:プロパティファイルには、必要な引数が含まれています。プロパティファイルの作成について詳しくは、「コマンドラインインターフェイスのプロパティファイル」を参照してください。

  • -LCAdminPassword <password>:コマンドライン上で管理者パスワードを設定できます。この引数を指定すると、プロパティファイルの targetServer.adminPassword プロパティが上書きされます。

7.4.12.12 PDF Generator のシステム準備設定を確認します。

PDF Generator のシステム準備設定の確認操作では、次の構文を使用する必要があります。

pdfg-checkSystemReadiness

7.4.12.13 PDF Generator の管理者ユーザーの追加

PDF Generator の管理者ユーザーの追加操作では、次の構文を使用する必要があります。

pdfg-addAdminUser -f <propertyFile>

説明:

  • -f <propertyFile>:プロパティファイルには、必要な引数が含まれています。プロパティファイルの作成について詳しくは、「コマンドラインインターフェイスのプロパティファイル」を参照してください。

7.4.12.14 Connector for IBM Content Manager の設定

Connector for IBM Content Manager の設定操作(オプション)では、次の構文を使用する必要があります。

IBMCM-configurationCLI -f <propertyFile>

説明:

  • -f <propertyFile>:プロパティファイルには、必要な引数が含まれています。プロパティファイルの作成について詳しくは、「コマンドラインインターフェイスのプロパティファイル」を参照してください。

    重要: [LiveCycle root]¥configurationManager¥bin¥ ディレクトリにある cli_propertyFile_ecm_ibmcm_template.txt という名前の <propertyFile> を修正します。
  1. [LiveCycle root]/configurationManager/configure-ecm/weblogic の adobe-component-ext.properties ファイルを次の [appserver root]/users_projects/domain/[appserverdomain] ディレクトリにコピーします。

  2. アプリケーションサーバーの再起動

  3. LiveCycle 管理コンソールから以下のサービスを開始します。
    • IBMCMAuthProviderService

    • IBMCMConnectorService

7.4.12.15 Connector for IBM FileNet の設定

Connector for IBM FileNet の設定操作(オプション)では、次の構文を使用する必要があります。

filenet-configurationCLI -f <propertyFile>

説明:

  • -f <propertyFile>:プロパティファイルには、必要な引数が含まれています。プロパティファイルの作成について詳しくは、「コマンドラインインターフェイスのプロパティファイル」を参照してください。

    重要: [LiveCycle root]¥configurationManager¥bin¥ ディレクトリにある cli_propertyFile_ecm_filenet_template.txt という名前の <propertyFile> を修正します。

Connector for IBM Content Manager の設定を完了するには、次の手順を手動で実行してください。

  1. [LiveCycle root]/configurationManager/configure-ecm/weblogic の adobe-component-ext.properties ファイルを次の [appserver root]/users_projects/domain/[appserverdomain] ディレクトリにコピーします。

  2. カスタム JAAS ファイルをデプロイメントで使用する場合、カスタム JAAS ファイルを探し、そのファイルに [LiveCycle root]/configurationManager/configure-ecm/weblogic ディレクトリにある jaas.conf.WSI ファイルの内容を追加します。そうしない場合は、jaas.conf.WSI ファイルの場所を WebLogic Server の start コマンドに次の Java オプションとして追加します。

    -Djava.security.auth.login.config=[LiveCycle root]/configurationManager/configure-ecm/weblogic/jaas.conf.WSI.

  3. FileNet 4.x の場合のみ) Java オプション -Dwasp.location=[FileNetClient root]/wsi をアプリケーションサーバー起動オプションに追加します。

  4. アプリケーションサーバーを再起動します。

  5. LiveCycle 管理コンソールから以下のサービスを開始します。
    • IBMFileNetAuthProviderService

    • IBMFileNetContentRepositoryConnector

    • IBMFileNetRepositoryProvider

    • IBMFileNetProcessEngineConnector(設定されている場合)

7.4.12.16 Connector for EMC Documentum の設定

Connector for EMC Documentum の設定操作(オプション)では、次の構文を使用する必要があります。

documentum-configurationCLI -f <propertyFile>

説明:

  • -f <propertyFile>:プロパティファイルには、必要な引数が含まれています。プロパティファイルの作成について詳しくは、「コマンドラインインターフェイスのプロパティファイル」を参照してください。

    重要: [LiveCycle root]¥configurationManager¥bin¥ ディレクトリにある cli_propertyFile_ecm_documentum_template.txt という名前の <propertyFile> を修正します。

Connector for EMC Documentum の設定を完了するには、次の手順を手動で実行してください。

  1. [LiveCycle root]/configurationManager/configure-ecm/weblogic の adobe-component-ext.properties ファイルを次の [appserver root]/users_projects/domain/[appserverdomain] ディレクトリにコピーします。

  2. アプリケーションサーバーの再起動

  3. LiveCycle 管理コンソールから以下のサービスを開始します。
    • EMCDocumentumAuthProviderService

    • EMCDocumentumRepositoryProvider

    • EMCDocumentumContentRepositoryConnector

7.4.12.17 Connector for Microsoft SharePoint の設定

Connector for Microsoft SharePoint の設定操作(オプション)では、次の構文を使用する必要があります。

sharepoint-configurationCLI -f <propertyFile>

説明:

  • -f <propertyFile>:プロパティファイルには、必要な引数が含まれています。プロパティファイルの作成について詳しくは、「コマンドラインインターフェイスのプロパティファイル」を参照してください。

    重要: [LiveCycle root]¥configurationManager¥bin¥ ディレクトリにある cli_propertyFile_ecm_sharepoint_template.txt という名前の <propertyFile> を修正します。

7.5 使用例

C:¥Adobe¥Adobe LiveCycle ES3¥configurationManager¥bin から次のコマンドを入力します。

ConfigurationManagerCLI configureLiveCycle -f cli_propertyFile.txt

cli_propertyFile.txt には、作成済みのプロパティファイルの名前を指定します。

7.6 Configuration Manager CLI のログ

エラーが発生した場合は、[LiveCycle root]¥configurationManager¥log フォルダーにある CLI ログで確認できます。生成されるログファイルには、命名規則に基づいて lcmCLI.0.log のような名前が付けられます。ファイル名の数字(ここでは 0)は、ログファイルがロールオーバーされるたびに増加します。

7.7 次の手順

Configuration Manager CLI を使用して LiveCycle の設定とデプロイを行った場合は、この時点で次のタスクを実行できます。