5.5 LDAP アクセスの設定

アップグレード時、LDAP を使用した認証をサポートするように User Management を設定する際は、次の手順をガイドラインとして使用します。

LiveCycle ES Update 1 または LiveCycle ES2 用に LDAP を設定している場合、これらの設定はアップグレードプロセス中に移行されるので、この節の手順を実行する必要はありません。LDAP を事前に設定していない場合は、次の手順をガイドラインとして、LDAP を使用した認証をサポートするように User Management を設定することができます。

5.5.1 User Management の設定(ローカルドメイン)

  1. Web ブラウザーを開き、http://[host]:[port]/adminui にアクセスしてログインします(5.1.6.1 Administration Console へのアクセスを参照)。

  2. 設定User Managementドメインの管理をクリックし、「新規ローカルドメイン」をクリックします。

  3. 該当するボックスにドメイン ID とドメイン名を入力します(管理ヘルプの「ローカルドメインの追加」を参照)。

  4. (オプション)「アカウントロックを有効にする」オプションの選択を解除して、アカウントロックを無効にします。

  5. OK」をクリックします。

5.5.2 User Management の LDAP 設定(エンタープライズドメイン)

  1. Web ブラウザーを開き、http://[host]:[port]/adminui にアクセスしてログインします(「5.1.6.1 Administration Console へのアクセス」を参照)。

  2. 設定User Managementドメインの管理をクリックし、「新規エンタープライズドメイン」をクリックします。

  3. ID」ボックスにドメインの一意の ID を入力し、「名前」ボックスにドメインの識別名を入力します。

    注意: LiveCycle データベースとして DB2 を使用している場合、ID の許容される最大長は、1 バイト(ASCII)文字で 100、2 バイト文字で 50、4 バイト文字で 25 文字です(管理ヘルプの「エンタープライズドメインの追加」を参照)。
  4. 認証を追加」をクリックし、認証プロバイダーリストで「LDAP」を選択します。

  5. OK」をクリックします。

  6. ディレクトリを追加」をクリックし、「プロファイル名」ボックスに、LDAP プロファイルの名前を入力します。

  7. 次へ」をクリックします。

  8. サーバー」、「ポート」、「SSL」、「バインド」の各ボックスに値を指定し、「ページに次の情報を入力」ボックスで、ディレクトリ設定オプション(「Sun ONE のデフォルト値」など)を選択します。また、「名前」ボックスと「パスワード」ボックスで、匿名アクセスが無効な場合に LDAP データベースへの接続に使用する値を指定します(管理ヘルプの「ディレクトリ設定」を参照)。

  9. (オプション)設定をテストします。

    • テスト」をクリックします。画面に、サーバーのテストが成功したか、または設定エラーが存在することを示すメッセージが表示されます。

  10. 次へ」をクリックして、必要に応じて、「ユーザー設定」を設定します(管理ヘルプの「ディレクトリ設定」を参照)。

  11. (オプション)設定をテストします。

    • テスト」をクリックします。

    • 「検索フィルター」ボックスで、検索フィルターを確認するか新しい検索フィルターを指定してから、「送信」をクリックします。画面に検索条件に一致するエントリのリストが表示されます。

    • 閉じる」をクリックしてユーザー設定画面に戻ります。

  12. 次へ」をクリックして、必要に応じて、「グループ設定」を設定します(管理ヘルプの「ディレクトリ設定」を参照)。

  13. (オプション)設定をテストします。

    • テスト」をクリックします。

    • 「検索フィルター」ボックスで、検索フィルターを確認するか新しい検索フィルターを指定してから、「送信」をクリックします。画面に検索条件に一致するエントリのリストが表示されます。

    • 閉じる」をクリックしてグループの設定画面に戻ります。

  14. 完了」をクリックして新規ディレクトリページを閉じ、「OK」をクリックして終了します。