5.22 IPv6 モードでの CIFS の有効化

IPv6 の実装で Content Services の CIFS を有効にする場合は、LiveCycle をホストするマシンに補足の IPv6 アドレスを明示的に追加する必要があります。この IPv6 アドレスは、クライアントと同じサブネットに存在する静的 IP アドレスであることが必要です。Configuration Manager を使用して LiveCycle を設定した後で、次のタスクを実行する必要があります。通常は、EAR ファイルの設定の後で Configuration Manager を一時停止してから、EAR ファイルを編集します。EAR ファイルを編集した後で Configuration Manager に戻り、更新した EAR ファイルを、選択した他の EAR ファイルと共にデプロイできます。

注意: ユーザーが CIFS を介してリポジトリにアクセスしていた場合、ユーザーは Content Services の権限が失効した後もリポジトリにアクセスできます。

5.22.1 contentservices.war ファイルの編集

  1. [LiveCycle root]¥configurationManager¥export ディレクトリに移動します。

  2. WinRar などのファイルアーカイブユーティリティを使用して、contentservices.war ファイルを開きます。

  3. ファイルアーカイブユーティリティのウィンドウから、ファイル contentservices.war\WEB-INF\classes\alfresco\file-services-custom.xml を抽出して、テキストエディターで開きます。

  4. 次の行を探し、ipv6="enabled" を追加して、この行を変更します。

    <tcpipSMB platforms="linux,solaris,macosx,windows,AIX"/>

    これを次のように変更します。

    <tcpipSMB platforms="linux,solaris,macosx,windows,AIX" ipv6="enabled"/>

  5. ファイルを保存して閉じます。

  6. ファイルアーカイブユーティリティのウィンドウから、ファイル contentservices.war¥WEB-INF¥classes¥alfresco¥extension¥file-servers.properties を抽出して、テキストエディターで開きます。

  7. cifs.ipv6=disabled を探して、cifs.ipv6=enabled に置き換えます。

  8. ファイルを保存して閉じます。

  9. 更新した file-servers-custom.xml ファイルを、contentservices.war\WEB-INF\classes\alfresco\ にあるアーカイブにコピーします。

  10. 更新した file-servers.properties ファイルを、contentservices.war¥WEB-INF¥classes¥alfresco¥extension¥ にあるアーカイブにコピーします。

  11. contentservices.war ファイルを保存します。

EAR ファイルを更新した後で、Configuration Manager を使用して、更新した EAR ファイルをデプロイする必要があります。