4 アップグレードのための環境の準備

アップグレードプロセスを開始する前に、アップグレード用に環境を準備するために、いくつかのタスクを実行する必要があります。

  • 現在の LiveCycle ES Update 1 または LiveCycle ES2 インストール上で、Enterprise Readiness Tool(ERT)を実行します。詳しくは、『Using the Enterprise Readiness Tool』を参照してください。

  • アップグレードのチェックリストと計画』ガイドを読み、既存の LiveCycle ES Update 1 または LiveCycle ES2 環境について、すべての検証タスクと妥当性の確認を行います。

  • アップグレードチェックリスト / ERT の調査結果に基づいて、QPAC ベースのワークフローを DSC ベースのワークフローに更新します。このとき、Workbench(バージョン 8.2.1、9.0 または 9.5)のプロセスアップグレードツールを使用するか、Workbench の DSC およびサービスの操作を手動で記述します。

  • プラットフォームマトリクスを参照して、アップグレードで必要となるソフトウェアインフラストラクチャを準備します。LiveCycle インスタンスをアップグレードする前に、手動で行うすべての手順を完了します。例えば、新しいアプリケーションサーバーが必要な場合は、『LiveCycle ES3 のインストールの準備』ガイドの関連するセクションを参照して、新しいアプリケーションサーバーインスタンスを準備します。『LiveCycle ES3 でサポートされているプラットフォームの組み合わせ』のドキュメントに従って、アプリケーションサーバーに最新のパッチを適用します。また、データベースサーバーの新しいバージョンが必要な場合は、古いデータベースサーバーインスタンスのデータを、新しいデータベースサーバーインスタンスに移行する必要があります。

  • 既存の LiveCycle 環境をバックアップします。