3.5 クライアントライブラリの更新

JBoss Application Server

カスタムアプリケーションが JBoss 固有の JAR ファイル(クライアントライブラリ)を使用している場合、これらのファイルを使用する際に発生する問題を回避するため、カスタムアプリケーション内で JBoss 固有のクライアントライブラリファイルも更新されるようにする必要があります。

JBoss のクライアントライブラリは、LiveCycle ES3 インストールメディア(DVD または ESD)の third party/jboss.zip 内の client ディレクトリにあります。

WebLogic Server

WebLogic の場合、カスタムアプリケーションのクラスパスに完全な WebLogic クライアント JAR ファイル(wlfullclient.jar)を含めます。クライアントアプリケーションが JDK バージョン 5 で実行されている場合、異なる JAR ファイルが使用されます。完全な WebLogic クライアント JAR ファイルは手動で構築する必要があります。「Programming Stand-alone Clients」の記事の手順に従って、完全な WebLogic クライアント JAR ファイルを生成します。

一般的な問題

カスタムアプリケーションで LiveCycle ES Update 1 の adobe-livecycle-client.jar ファイルを使用する場合、カスタムアプリケーションの使用中にアプリケーションサーバーログに例外が表示される場合があります。次のような例外が表示される場合があります。

java.io.FileNotFoundException: Response: '403: Forbidden' for url: 'http://localhost:8080/DocumentManager'

カスタムアプリケーションを実行するときにこのエラーを回避するには、次のタスクのいずれかを実行します(最初のタスクが推奨されます)。

  • カスタムアプリケーションで使用する LiveCycle ES3 の adobe-livecycle-client.jar ファイルを、[LiveCycle root]/sdk/client-libs/common にある LiveCycle ES3 の adobe-livecycle-client.jar ファイルに置き換えます。

  • 管理コンソールにログインし、設定/コアシステム設定/設定をクリックします。オプションの「Flex アプリケーションからの保護されていないドキュメントのアップロードを許可」と「Java SDK アプリケーションからの保護されていないドキュメントのアップロードを許可」を選択し、「OK」をクリックして、アプリケーションサーバーを再起動します。