Reader Extensions では、ユーザーが使用権限を付与された PDF ドキュメントをインタラクティブに操作したり、Web ベースのアプリケーションを通じて使用権限を選択したりする際に、複雑さを感じることはほとんどありません。ただし、LiveCycle を実装するには、Reader Extensions の使用方法を理解することが重要です。
次の図と説明に、Reader Extensions の使用例を示します。
開発者は、次のいずれかの方法を使用して使用権限を選択し、LiveCycle サーバーにドキュメントをアップロードします。
Reader Extensions と共に提供されている Web ベースのアプリケーションにアクセスする
Reader Extensions で作成されたプロセス内に Reader Extensions サービスを追加する
LiveCycle SDK と共に提供されている API を使用する
Reader Extensions によって、選択した使用権限をドキュメントに追加します。
使用権限を付与された PDF ドキュメントが使用可能になります。
エンドユーザーは使用権限を付与されたドキュメントを Adobe Reader で開くと、このドキュメントに追加された使用権限に応じてドキュメントをインタラクティブに操作できます。
エンドユーザーはドキュメントを電子的に署名および送信できます。または、他のユーザーにドキュメントを転送できます。転送されたユーザーは埋め込まれた使用権限に応じてドキュメントをインタラクティブに操作できます。
PDF ドキュメントが作成元のエンタープライズに返された場合、エンタープライズアプリケーションでは更新情報が抽出されます。
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