Data Services の使用

Data Services は、各種の J2EE アプリケーションサーバーおよびサーブレットコンテナにデプロイできる J2EE Web アプリケーションです。

Data Management Service、Message Service および Remote Procedure Call(RPC)サービスは、すべてコアメッセージングインフラストラクチャ上に構築されます。Data Services は、メッセージングインフラストラクチャおよび Action Message Format(AMF)プロトコルを使用して、最適なパフォーマンスを実現します。HTTP や Real Time Messaging Protocol(RTMP)などのその他のプロトコルを使用することもできます。

Data Services は、XML 設定ファイルを使用して、チャンネル、宛先、メッセージトピック、メッセージキューおよびその他の設定を管理します。Data Services では実行時設定も可能です。サーバー設定はプログラムで定義することもできます。これを行うと、既存のコードをより簡単に Data Services アプリケーションに統合できます。

Flex フレームワークには、アプリケーションで Data Services を使用するための MXML および ActionScript API が用意されています。Data Management Service では、複数のクライアントが同じ宛先からデータを取得する場合は、これらのクライアントが自動的に同期されます。Message Service では、プロデューサー、コンシューマーまたはその両方として機能するアプリケーションを作成できます。Data Services クライアントアプリケーションは、Data Services サーバーインスタンスで宣言されるチャンネルおよび宛先を使用します。また、動的設定を使用して、実行時に宛先を作成することもできます。