インタラクティブなフォームデザインを作成するときは、外部データソース(データベース、XML データファイル、XML スキーマおよび Web サービス)を使用して、フィールド値を定義したり、フォームのフィールドに入力したり、フォームに入力されたデータを収集したりできます。Designer には、データソースへの接続を定義できるデータ接続ツールが用意されています。これらのタイプのデータを受け取るフィールドをデータソースに連結することができます。フィールドでスクリプティングがサポートされている場合は、ビジネスロジックを表現し、計算および検証を作成するために、FormCalc または JavaScript ソリューションを記述することができます。また、「データコンボボックス」と「データリストボックス」という 2 つのカスタムオブジェクトを利用してデータベースに接続し、リストボックスに入力することもできます。この 2 つのオブジェクトは、オブジェクトライブラリパレットのカスタムカテゴリにあります。
選択するデータのタイプは、フォームと、そのフォームをどのように配布するかによって異なります。1 つまたは複数のデータソースに接続し、データをフォームデザインの 1 つまたは複数のフィールドに連結することができます。
タイプ
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説明
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XML スキーマ
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XML スキーマは、XML 文書内の要素に関する正式な記述方法を指定したものです。1 つの XML スキーマをフォームに接続し、スキーマに定義されている特定の要素と属性をフォームのフィールドに連結することができます。この操作は、スキーマと一致する形式でフォームフィールドにデータをマップしたり、フォームフィールドからデータをマップしたりするために使用できます。詳しくは、XML スキーマへのデータ接続の作成を参照してください。
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サンプル XML データ
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XML スキーマがない場合は、XML データファイルをフォームに接続し、ファイルの要素と属性をフォームのフィールドに連結することができます。フォームに取り込まれるデータは、XML データファイルと一致します。データファイルは、必要な形式でフォームフィールドにデータをマップしたり、フォームフィールドからデータをマップしたりするために使用できます。詳しくは、XML データファイルへのデータ接続の作成を参照してください。
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Adobe Data Model
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Adobe Data Model に接続すると、LiveCycle で取得されたデータ構造を使用するフォームを作成できます。Designer では、Adobe Data Model のデータ接続を含むフォームを XDP 形式でのみ保存します。詳しくは、モデルへのデータ接続の作成を参照してください。
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WSDL ファイル
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WSDL ファイルの Web サービスは、HTTP/HTTPS とメッセージレベル(SOAP)の認証規格を使用してインターネット経由で他のアプリケーションに関数とデータを提供します。Web サービスは、コマンドを受け取って処理し、フォームに結果を返すことができます。Web サービスをフォームに接続することができます。
詳しくは、WSDL ファイルを使用したデータ接続を作成するを参照してください。
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OLEDB データベース
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データベースをフォームに接続して、フォームとデータベース間でデータを交換することができます。データベースからのデータでフィールドを入力したり、フォームに取り込まれたデータをデータベースと統合したりできます。データ交換は、クライアントサイドの連結を使用する Acrobat のインタラクティブフォームの場合に可能です。詳しくは、OLE データベースへのデータ接続の作成を参照してください。
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Designer には、データソースの作成や、データソースへの連結、データソースに対する読み込みと書き出しを行うためのツールが組み込まれています。ただし、データソースの操作経験がないフォーム作成者は、データ接続を実装するためのサポートを提供する、データベース管理者やその他の技術スタッフの支援を求めてください。
フォームで必要とされるデータ交換を設定して実行する方法を計画するときは、以下の点を検討してください。
ユーザーが入力したデータを取得し、フォームフィールドにデータを読み込むために使用するデータソースを特定します。
データの構造を定義するために XML スキーマまたはデータファイルへのフィールド連結を使用するかどうかを決定します。
既存のデータソースで使用されるデータタイプおよび構造などのデータマッピング情報を取得します。
注意: Acrobat では、セキュリティ上の問題から Driver=; 構文を使用して ODBC 接続文字列を指定できないので、クライアントシステムには ODBC 接続用に設定された DSN が必要です。また、Adobe Reader での利用を目的としたフォームで外部データソースを使用する場合は、Reader Extensions 10 を使用してフォームの使用権限を設定する必要があります。
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