システムコンテキストへのアクセス

新しいSystemContext システムデータディクショナリにより、Correspondence Management のレターは現在のシステムコンテキストの情報にアクセスできるようになります。システムコンテキストは、現在ログイン中のユーザーとアクティブな設定パラメーターに関する情報から構成されます。 具体的には、SystemContext DD の現在の実装には、以下の DDE が含まれます。
  • agentID

  • agentName

  • agentFolder

  • agentSignatureImage

新しいagentSignatureImage DDE は、ユーザーの署名画像を表す計算済み DDE です。この計算済み DDE の式は、Expression Manager 構築ブロックにより公開された新しいカスタム関数を使用しています。このカスタム関数は、agentIDagentFolder を入力パラメーターとして取得し、これらのパラメーターに基づき画像コンテンツを取得します。

agentFolder の値は、CMUserRoot 設定パラメーターから Asset Composer 設定サービス用に取得されます。Felix 設定 UI を使用して CMUserRoot 設定パラメーターの値を変更することができます。デフォルトでは、この設定パラメーターは CRX リポジトリの /content/cmUserRoot を指定します。

デフォルトのカスタム関数を上書きして、ユーザー署名画像を取得するための独自のロジックを定義することができます。