64 ビットの WebSphere Application Server でプロファイルを作成するには、WebSphere の manageprofiles スクリプト(Windows の場合は manageprofiles.bat、Linux または UNIX の場合は manageprofiles.sh)を使用します。
WebSphere Deployment Manager のホストとして選択したノード上で、Deployment Manager のプロファイルを作成します。このプロファイルは、WebSphere Administrative Console が含まれ、クラスターのノードの統合先となるセルのホストの役割も果たします。
また、クラスターを構成する WebSphere Application Server インスタンスに関しても、それぞれプロファイルを作成する必要があります。
manageprofiles スクリプトを使用して WebSphere プロファイルを作成するには:プロファイル作成対象のコンピューターで、コマンドプロンプトを開いて [appserver root]¥bin¥ ディレクトリに移動します。
次のコマンドを入力して WebSphere Profile Management Tool を起動します。
適切なオプションを指定してコマンドを入力し、manageprofiles スクリプトでプロファイルを作成します。例えば、次のようにテキストを入力します。
(Windows):
[appserver root]\bin>manageprofiles.bat -create -templatePath
"[appserver root]\profileTemplates\default" -profileName DS_AppSrv01
-profilePath "[appserver root]\profiles\DS_AppSrv01" -isDefault
(Linux または UNIX):
[appserver root]/bin>./manageprofiles.sh -create -templatePath
"[appserver root]/profileTemplates/default" -profileName DS_AppSrv01
-profilePath "[appserver root]/profiles/DS_AppSrv01" -isDefault
注意: 次の引数を設定して、nodename、cellname および hostname を指定できます。
-nodeName
-cellName
-hostName
このコマンドで使用できるパラメーターについて詳しくは、WebSphere Application Server ドキュメントのこの記事を参照してください。
注意: コマンドラインで manageprofiles.sh help create と入力すると、manageprofiles スクリプトで指定可能なオプションのリストを表示できます。通常は、次のオプションを指定してください。
プロファイルテンプレートが保存されているテンプレートパス。プロファイルパスは通常、[appserver root]/profileTemplates です。default、cell、dmgr、managed、management、および secureproxy などがプロファイルテンプレートの例となります。
プロファイルのパス。プロファイルのパスについて詳しくは、1.2 このガイドで使用する表記を参照してください。
プロファイル名。プロファイル適用先の WebSphere Application Server を簡単に識別できるプロファイル名を指定します(例えば、LiveCycle の場合は LC などの識別子を含めます)。
プロファイルが WebSphere Application Server のデフォルトプロファイルの場合、-isDefault オプションを指定したプロファイルがデフォルトのプロファイルです。Network Deployment を使用するクラスターでは、dmgr01 プロファイルが通常はデフォルトのプロファイルとして存在します。
注意: WebSphere Application Server Environments 画面で選択するオプションによっては、プロファイルを作成するインストール後に、managedprofiles.bat または managedprofiles.sh を実行する必要があります。例えば、WebSphere Application Server Environments 画面で「None」を選択した場合、Deployment Manager 用に 1 回、アプリケーションサーバーノード用に 1 回、適切なコマンドを実行する必要があります。
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