グローバルセキュリティを使用する場合、適切なロールを持つユーザーとして WebSphere Application Server を実行する必要があります。WebSphere グローバルセキュリティを有効にする場合、次のいずれかの方法で WebSphere Application Server を設定できます。
必要なロールを持つ新規ユーザーを作成し、そのユーザーとして WebSphere Application Server を実行します。WebSphere Application Server を実行するユーザーが既に存在する場合は、必要なロールをそのユーザーに割り当てます。
重要: このユーザーとして WebSphere Application Server を起動します。グローバルセキュリティが有効になっているときに、他のユーザーとして WebSphere Application Server を起動すると、一部の WebSphere プロセスが停止する可能性があります。
安全性の高い環境では、この方法を使用することをお勧めします。
必要なロールを EVERYONE グループに設定します。
新しい WebSphere Application Server ユーザーを作成するには:WebSphere Administrative Console のナビゲーションツリーで、Environment/Naming/CORBA Naming Service Users をクリックした後、右側のウィンドウの「Add」をクリックします。
「Roles」で、すべてのロールを選択します。
「Search and Select Users」で、「User Realm」を選択します。
検索ボックスに検索文字列を入力し、「 Search」をクリックします。 注意: すべてのユーザーを取得するには、アスタリスク(*)を入力します。
「Available」テキストボックスから、必要なユーザーを選択し、右矢印をクリックして「Mapped to role」ボックスに追加します。
「Save directly to master configuration」をクリックします。
既存の WebSphere Application Server ユーザーを設定するには:WebSphere Administrative Console のナビゲーションツリーで、Environment/Naming/CORBA Naming Service Users をクリックした後、右側のウィンドウで該当ユーザーをクリックします。
「Roles」で、必要なロールを選択します。
「OK」または「Apply」をクリックします。
「Save directly to master configuration」をクリックします。
EVERYONE グループを設定するにはWebSphere Administrative Console のナビゲーションツリーで、Environment/Naming/CORBA Naming Service Groups をクリックします。
「Roles」で、必要なロールを選択します。
「Select from special subjects」を有効にし、Special subjects リストから「EVERYONE」グループを選択します。
注意: EVERYONE グループが設定済みの場合、グループは Special subjects リストに表示されません。このグループに必要なロールが割り当てられていない場合、割り当てる必要があります。
「OK」または「Apply」をクリックします。
「Save directly to master configuration」をクリックします。
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