LiveCycle アプリケーションの読み込みと管理

Workbench で作成したアプリケーションの読み込みと管理を行うには、「アプリケーション」タブを使用します。アプリケーション管理者は、アプリケーションのランタイム設定を書き出すこともできます。ランタイム設定を書き出すことで、デプロイしたアプリケーションを起動する前に、実稼働環境において手動で再設定する手間を省くことができます。ランタイム設定ファイルには、次の設定が含まれます。

  • サービス構成設定

  • プール構成設定

  • エンドポイント構成設定

  • セキュリティプロファイル

アプリケーションまたはアーカイブの読み込み

  1. Administration Console で、サービス/アプリケーションおよびサービス/アプリケーションの管理をクリックします。

  2. 「読み込み」をクリックします。

  3. 「参照」をクリックし、インポートする .lca ファイルを選択して、「プレビュー」をクリックします。アプリケーションに関する情報がアプリケーションのプレビューページに表示されます。

  4. (オプション)アプリケーションに含まれるアセットのリストを表示するには、「アセットを表示」をクリックします。

  5. (オプション)アセットをランタイムにデプロイするには、「読み込みの完了時にアセットをランタイムにデプロイします」を選択します。このオプションを選択しない場合でも、後でアセットをデプロイできます。

  6. 「読み込み」をクリックします。アプリケーションが「アプリケーション」タブに表示されます。

アプリケーションのデプロイ

読み込んだアプリケーション(Workbench ユーザーが Workbench から読み込んだアプリケーション)をデプロイすることができます。

  1. Administration Console で、サービス/アプリケーションおよびサービス/アプリケーションの管理をクリックします。

  2. デプロイするアプリケーションの横にあるチェックボックスを選択し、「デプロイ」をクリックします。

  3. 表示される確認ダイアログボックスで「OK」をクリックします。

アプリケーションのデプロイ解除

ランタイムからアプリケーションのデプロイを解除できます。

  1. Administration Console で、サービス/アプリケーションおよびサービス/アプリケーションの管理をクリックします。

  2. デプロイを解除するアプリケーションの横にあるチェックボックスを選択し、「デプロイ解除」をクリックします。

  3. 表示される確認ダイアログボックスで「OK」をクリックします。

サーバーからのアプリケーションの削除

アプリケーションをサーバーから削除する前に、アプリケーションのデプロイを解除します。

  1. Administration Console で、サービス/アプリケーションおよびサービス/アプリケーションの管理をクリックします。

  2. 削除するアプリケーションの横にあるチェックボックスを選択し、「削除」をクリックします。

  3. 表示される確認ダイアログボックスで「OK」をクリックします。

アプリケーションのランタイム設定の読み込み

アプリケーション管理者がアプリケーションのランタイム設定を書き出したら、ユーザーはデプロイ済みのアプリケーションにそのランタイム設定を読み込むことができます。この読み込みは、Administration Console を使用するか、またはスクリプト化された LCA のデプロイメントを介して行うことができます。

  1. Administration Console で、サービス/アプリケーションおよびサービス/アプリケーションの管理をクリックします。

  2. アプリケーションの名前をクリックします。

  3. 「ランタイム用の設定を読み込み」をクリックします。

  4. 「参照」をクリックし、ランタイム設定を含む XML ファイルを選択します。

  5. 「読み込み」をクリックします。

アプリケーションのランタイム設定の書き出し

デプロイ済みのアプリケーション用にランタイム設定情報を書き出すことができます。

  1. Administration Console で、サービス/アプリケーションおよびサービス/アプリケーションの管理をクリックします。

  2. アプリケーションの名前をクリックします。

  3. 「ランタイム用の設定を書き出し」をクリックし、生成される設定ファイル(XML)を保存します。

LiveCycle アプリケーションのスクリプト化されたデプロイメント

スクリプト化されたデプロイメントツールを使用して、次の設定を指定する settings.xml ファイルなどのアプリケーションファイルをデプロイすることもできます。

  • サービス構成設定

  • プール構成設定

  • エンドポイント構成設定

  • セキュリティプロファイル

スクリプト化されたデプロイメントにより、デプロイしたアプリケーションを起動する前に、実稼働環境において手動で再設定する必要がなくなります。

  1. コマンドプロンプトから、[LiveCycle root]/sdk/misc/Foundation/ArchiveManagement に移動します。

  2. ReadMe.txt ファイルで詳細な手順を確認します。

  3. readme.txt ファイルの説明に従い、scriptedDeploy.bat および sample-files/sample.xml ファイルを手動で変更します。

  4. scriptedDeploy.bat ファイルを実行します。この操作により、LiveCycle アーカイブファイルが、変更後の設定でデプロイされます。