メンテナンスモードでの LiveCycle の実行

メンテナンスモードは、DSC のパッチ適用、LiveCycle のアップグレード、サービスパックの適用などのタスクを実行するときに役立ちます。

サーバーがメンテナンスモードのときはプロセスを一切開始しないでください。サーバーがメンテナンスモードのときにプロセスを開始すると、次の問題が発生します。

  • プロセスの有効期間が長い場合、プロセスはジョブデータベースに追加されますが開始されません。メンテナンスモードを終了すると、メンテナンスモード中にサーバーが再起動した場合でも、キューにある長期間有効なジョブが LiveCycle で処理されます。

  • プロセスの有効期間が短い場合はすぐに処理されます。

LiveCycle のメンテナンスモードへの移行

 Web ブラウザーに次のように入力します。

http://[hostname]:[port]/dsc/servlet/DSCStartupServlet?maintenanceMode=pause&user=[administrator username]&password=[password]

ブラウザーウィンドウに「一時停止中」のメッセージが表示されます。

注意: メンテナンスモードの間にサーバーをシャットダウンすると、再起動してもメンテナンスモードのままです。メンテナンスタスクを終了したら、メンテナンスモードをオフにする必要があります。

LiveCycle がメンテナンスモードで実行中かどうかの確認

 Web ブラウザーに次のように入力します。

http://[hostname]:[port]/dsc/servlet/DSCStartupServlet?maintenanceMode=isPaused&user=[administrator username]&password=[password]

ブラウザーウィンドウにステータスが表示されます。「true」のステータスはサーバーがメンテナンスモードで動作中であることを示し、「false」はサーバーがメンテナンスモードではないことを示します。

メンテナンスモードのオフ

 Web ブラウザーに次のように入力します。

http://[hostname]:[port]/dsc/servlet/DSCStartupServlet?maintenanceMode=resume&user=[administrator username]&password=[password]

ブラウザーウィンドウに「実行中」のメッセージが表示されます。