GeneratePDF サービスの設定

Generate PDF サービス(GeneratePDFService)は、様々な種類の形式のファイルを PDF ドキュメントに変換し、PDF ドキュメントを様々な種類のファイル形式に変換します。

Generate PDF サービスについて詳しくは、『サービスリファレンス』を参照してください。

Generate PDF サービスでは、以下の設定を使用できます。

Adobe PDF 設定:
変換ジョブに適用するために事前設定された Adobe PDF 設定の名前です(これらの設定が API 起動パラメーターの一部として指定されていない場合)。Adobe PDF 設定は、Administration Console で、サービス/LiveCycle PDF Generator ES3/Adobe PDF 設定をクリックして指定します。

セキュリティ設定:
変換ジョブに適用するために事前設定されたセキュリティ設定の名前です(これらの設定が API 起動パラメーターの一部として指定されていない場合)。セキュリティ設定は、Administration Console で、サービス/LiveCycle PDF Generator ES3/セキュリティ設定をクリックして指定します。

ファイルタイプの設定:
変換ジョブに適用するために事前設定されたファイルタイプ設定の名前です(これらの設定が API 起動パラメーターの一部として指定されていない場合)。ファイルタイプ設定は、Administration Console で、サービス/LiveCycle PDF Generator ES3/ファイルタイプごとの設定をクリックして指定します。

Use Acrobat WebCapture(Windows のみ):
この設定が true の場合、Generate PDF サービスは Acrobat X Pro を使用して、すべての HTML から PDF への変換を実行します。これにより、HTML から生成される PDF ファイルの品質は改善されますが、パフォーマンスはやや低下します。デフォルト値は false です。

Use Acrobat Image Conversion(Windows のみ):
この設定が true の場合、Generate PDF サービスは Acrobat X Pro を使用して、すべての画像から PDF への変換を実行します。この設定は、デフォルトの Pure Java 変換メカニズムで入力画像の大部分を正常に変換できない場合にのみ有用です。デフォルト値は false です。

Enable Acrobat-based AutoCAD Conversions(Windows のみ):
この設定が true の場合、Generate PDF サービスは Acrobat X Pro を使用して、すべての DWG から PDF への変換を実行します。この設定は、AutoCAD がサーバーにインストールされていない場合、または AutoCAD 変換メカニズムでファイルを正常に変換できない場合にのみ有用です。

Regular Expressions For Finding Out Prohibited Special Characters In User Name(Windows のみ):
ユーザー名として文字を表示するときに、「PDF の書き出し」および「PDF の最適化」の各操作の障害となる文字を指定します。

ImageToPDF Pool Size:
Generate PDF サービスの、デフォルトの(Pure Java)画像から PDF へのコンバーターのプールサイズです。この設定により、Generate PDF サービスで実行できる画像から PDF への最大同時変換が制御されます。この設定のデフォルト値(シングルプロセッサーシステムの場合に推奨)は 3 です。マルチプロセッサーシステムでは、この値を増やすことができます。

HTML to PDF Pool Size:
Generate PDF サービスの、HTML から PDF へのコンバーターのプールサイズです。この設定により、Generate PDF サービスで実行できる HTML から PDF への最大同時変換が制御されます。この設定のデフォルト値(シングルプロセッサーシステムの場合に推奨)は 3 です。マルチプロセッサーシステムでは、この値を増やすことができます。

OCR Pool Size:
PDF Generator が OCR に使用する PaperCaptureService のプールサイズです。この設定のデフォルト値(シングルプロセッサーシステムの場合に推奨)は 3 です。マルチプロセッサーシステムでは、この値を増やすことができます。この設定は Windows システムでのみ有効です。

Fallback Font Family For HTML To PDF Conversions:
元の HTML で使用されているフォントが LiveCycle サーバーで使用できない場合に PDF ドキュメントで使用されるフォントファミリーの名前です。変換対象の HTML ページで使用されているフォントが使用不可能なフォントである場合、ここでフォントファミリーを指定します。例えば、特定の地域の言語で作成されたページには、利用不可能なフォントが使用されていることがあります。

ネイティブ変換の再試行ロジック
最初の変換に失敗した場合、PDF 生成の再試行が次のように制御されます。
再試行しない
最初の変換に失敗した場合、PDF 変換を再試行しません。

再試行
タイムアウトのしきい値に達したかどうかに関係なく、PDF 変換を再試行します。最初の試行までのデフォルトのタイムアウト時間は、270 秒です。

時間があれば再試行
最初の変換に費やした時間が指定したタイムアウト時間より短かった場合に、PDF 変換を再試行します。例えば、タイムアウト時間が 270 秒で最初の変換に 200 秒を費やした場合、PDF Generator は変換を再試行します。最初の変換自体が 270 秒を費やした場合、変換は再試行されません。