属性フィルターの管理

FrameMaker でフィルターを管理する方法について、および属性式の管理ダイアログについて説明します。

このトピックの内容

属性フィルターの編集

フィルターの名前と定義を編集できます。 現在トピックに適用されているフィルターを編集できます。 ただし、そのフィルターをトピックに再度適用する必要があります。

属性フィルターを編集するには、次の操作を行います。

  1. 属性式の管理 ダイアログ(表示 > 属性によるフィルタ―の適用)で式を選択し、「編集」をクリックします。

    式を作成 ダイアログが表示されます。

  2. 式を作成 ダイアログで、名前やフィルターのルールを編集します。

  3. OK」をクリックして変更を保存します。

属性フィルターの削除

属性フィルターを削除すると、そのフィルターの定義がトピックカタログから削除され、トピック内で使用できなくなります。 また、削除フィルターがトピックに適用されている場合、そのフィルターはトピック内のコンテンツから削除されます。 一度に 1 つのフィルターしかトピックに適用できないため、現在適用されているフィルターを削除すると、そのトピックにはすべてのコンテンツが表示されます。

属性フィルターを削除するには、次の操作を行います。

  1. 属性式の管理 ダイアログ(表示 > 属性によるフィルタ―の適用)で、式を選択します。

  2. 削除」をクリックします。

現在、トピックにフィルターが適用されていない場合は、削除の操作を確認するように求められます。

現在、トピックにフィルターが適用されている場合は、対応するメッセージが表示されます。 削除の操作を確認すると、コンテンツからフィルターが削除されます。

属性フィルターの取り込み

トピック内のフィルターは、それらが作成されたトピック内で使用できます。 他のトピックに定義を取り込むと、これらのフィルターを他のトピックでも使用できるようになります。

属性フィルターを取り込むには、次の操作を行います。

  1. 1 つ以上の他のトピックで使用可能にする必要のあるフィルターを含むトピックを開きます。

  2. ソーストピックから取得したフィルターを取り込むトピックを開きます。

    FrameMaker ブックで作業している場合は、ソーストピックから取得したフィルターを取り込むブック内のトピックを複数選択できます。

  3. ファイル > 取り込み > 書式を選択します。

  4. 書式を取り込む ダイアログで、文書から取り込むドロップダウンでソース文書を選択します。

  5. 取り込みと更新」セクションで、「すべてを選択解除」をクリックし、「属性によるフィルターの適用」にチェックを入れ、「取り込み」をクリックします。

あるトピックから別のトピックにフィルターを取り込むと、フィルターだけでなく、フィルターのコンディション(「すべて表示」または「式どおりに表示」)も取り込まれます。

取り込み先のトピックにソーストピックと同じ名前のフィルターが含まれる場合、これらのフィルターは上書きされます。

あるトピックから別のトピックにフィルターを取り込んだ場合は、後からそのフィルターを取り込み先のトピックコンテンツに適用する必要があります。