属性フィルターの適用

Adobe FrameMaker の DITA トピックで属性にフィルターを適用する方法について説明します。

このトピックの内容

概要

エレメントの属性に値を適用することで DITA トピックのエレメントをコンディショナルにすることができます。 その後、フィルターを作成し、エレメント属性値に基づきコンテンツを含めるか除外するかのルールを定義します。

コンディショナルコンテンツを含むトピックを作成する前に、出力の基準について計画する必要があります。 例えば、トピックにコンディション適用の対象が管理者およびエンドユーザーであるコンテンツが含まれているとします。 トピック内で、コンテンツの対象読者に基づいて属性値を適用します(「 属性フィルターの作成)を参照。 その後、フィルターを作成し、トピック内で定義したエレメント属性値に基づきエレメントを含めるか除外するかを指定します(「属性フィルターの作成」を参照)。

属性をエレメントに適用

エレメントに属性を適用するには、次の操作を行います。

  1. トピックでエレメントを選択します。

    エレメントは 構造図 または文書ウィンドウで選択できます。

  2. エレメント > 属性を編集 を選択して、 属性 パネルを開き、特定のエレメント属性値を入力します。

トピックのすべてのエレメントに属性を適用する必要はありません。 条件付きでフィルターを適用する必要のあるエレメントにのみ適用してください。

Tip: 属性 パネルで「必要な属性・指定した属性」オプションを選択し、属性リストにフィルターを適用して、定義した属性を表示します。

エレメントに属性値を設定

FrameMaker で DITA トピック内のエレメントにコンディショナル処理を実行するには、属性値に基づいて出力に含めるまたは出力から除外するエレメントを指定する必要があります。

例えば、エレメントの @audience エレメントの値をターゲットユーザーに応じてadminenduser、およびauthorに設定できます。

DITA トピックのエレメントの任意の属性に値を設定できます。 その後、指定した属性値に基づきコンテンツにフィルターを適用できます。

Important: DITA トピックの任意のエレメントにフィルターを適用できます。 これは、必須のエレメント(タイトルなど)を非表示にするフィルターを適用すると、トピックの構造が壊れることを意味します。

属性を適用するためのキーボードショートカット

スマートカタログ のショートカットを使用して、エレメントに属性値を適用できます。

  1. Ctrl + 7 キーを押して、 スマートカタログ を表示し、現在のエレメントに 1 つ以上の属性値を設定します。

  2. 必要なエレメントを スマートカタログ から選択します。

    属性が選択された 属性 パネルが表示されます。

  3. 属性値を入力します。

    Note: 属性 パネルで選択された属性を使用して、属性を選択する必要はありません。ただ属性値を入力するだけです。