XLIFF ファイルを取り込む

翻訳された XLIFF ファイルを取り込んで FrameMaker に戻す方法について説明します。

XLIFF ファイルを翻訳サービスプロバイダーと共有すると、翻訳者がファイルを処理して翻訳可能なコンテンツを抽出し、最終的にコンテンツの翻訳が行われます。この処理は、翻訳済みコンテンツの成果物が利用可能になるまでに、繰り返し実行される場合があります。翻訳済みコンテンツの作業が完了すると、翻訳済みの XLIFF ファイルが翻訳サービスプロバイダから返還されます。FrameMakerでは、翻訳済みの XLIFF ファイルを簡単に取り込んで FrameMaker に戻すことができます。その後任意の出力形式で公開することができます。

XLIFF ファイルを取り込むには、次の手順を実行します。

  1. ファイル > 翻訳 > XLIFF を取り込むを選択します。

    Figure 1. XLIFF 取り込み設定ダイアログ

  2. XLIFF 取り込み設定 ダイアログ で、翻訳サービスプロバイダーから受け取ったパッケージファイル名を指定します。

  3. ファイルのコンテンツを展開する出力ディレクトリを指定します。

    Note:

    空の出力ディレクトリを使用することを推奨します。以前に XLIFF ファイルを展開したことのあるディレクトリを使用している場合、それらのファイルは上書きされます。

取り込み処理が正常に実行されると、正常に終了したことを示すメッセージと XLIFF(取り込み)変換レポートが表示されます。