XLIFF 変換処理の設定を構成する方法について説明します。
デフォルトの XLIFF 変換設定は、大部分の基本的な翻訳作業に適しています。一方、高度な処理を行うユーザーの場合、設定ファイルに変更を加えることで、翻訳作業に関連する設定を構成したり、カスタマイズしたりできます。翻訳設定ファイルは、XLIFF 翻訳設定(.xts)ファイルに含まれています。 デフォルトの設定ファイルに変更を加え、変換処理に更新済みのファイルを使用する必要があります。
デフォルト(.xts)の設定ファイルから、設定ファイルを抽出するには、次の手順を実行します。
XLIFF 書き出し設定 ダイアログを使用して 基本設定を構成します。
XLIFF 書き出し設定ダイアログで、「設定を保存」 をクリックして 設定ファイルを保存します。
設定ファイルの拡張子を .xts から .zip に変更します。
ZIP ファイルを処理できる任意のアーカイブツールを使用して、設定ファイルの内容を展開します。
デフォルトの .xts ファイルの内容を展開すると、次のスクリーンショット が示すように なります。
XLIFF 設定ファイルの詳細は次の通りです。
また、同じフォルダーには itsrules.xml ファイルもあります。itsrules.xml ファイルには一切変更を加えない よう推奨 します。 itsrules_overrides.xml ファイルに 加えた変更は 優先的に扱われ、itsrules.xml ファイルで定義した ルールを上書き します。
また、同じフォルダーには itsrules.xml ファイルもあります。itsrules.xml ファイルには一切変更を加えない よう推奨 します。 itsrules_overrides.xml ファイルに 加えた変更は 優先的に扱われ、itsrules.xml ファイルで定義した ルールを上書き します。
設定ファイルに変更を加えたら、任意のアーカイブユーティリティを使用して、すべてのファイルを ZIP ファイルにパッケージ化します。
.zip 拡張子を .xts に 変更します。
更新した設定ファイルが利用できるようになりました。XLIFF 書き出し設定ダイアログの XTS ファイルの場所の設定で、 このファイルへのパスを 指定します。