表の位置と間隔

Adobe FrameMaker で表の位置と間隔を定義する方法について説明します。

通常、表はアンカー記号を含むテキスト行の下に表示されますが、表が必ずページやコラムの先頭から始まるように設定することも、位置を固定しないように設定することもできます。

固定されていない表がアンカーされているテキストコラムが小さすぎて表が入りきらない場合、表はそれを収容できる最初のテキストカラムに移動します。 ただし、表のアンカー記号が含まれるテキスト行は移動しません。 表が次のテキストコラムに移動すると、アンカー記号が含まれる行の下のスペースにはテキストが入ります。

表とその上の段落との間隔は、表の上の間隔設定または段落の下の間隔設定の、いずれか大きい方の値が適用されます。 表とその下の段落との間隔は、表の下の間隔設定または段落の上の間隔設定の、いずれか大きい方の値が適用されます。表がコラムの一番上にある場合、表の上の間隔設定は無視されます。同様に、表がコラムの一番下にある場合、表の下の間隔設定は無視されます。

  1. 変更する表をクリックし、 > 書式 > 表書式を選択します。

  2. 表書式ウィンドウ基本属性で、次のいずれか(場合によっては複数)を行います。

    • のボックスにインデント値を入力します。

    • 「段落の上」「段落の下」のボックスに間隔値を入力します。

    • 整列ドロップダウンリストから整列を指定します。

  3. 適用」をクリックします。

Tip: 表の前にテキストを配置しないでページの先頭から表を開始する場合は、その前のページに表を配置して、表の位置を固定しないように設定します。 表の位置を常に固定しないようにする場合は、表の孤立設定を 200 などの大きい値にします。

コラムの先頭に配置する表のアンカー記号が、複数コラムにまたがる段落の下に表示される場合、その表は次のコラムの先頭ではなく、そのコラム内に、ただしそのまたがる段落のすぐ下に表示されます。

Figure 1. コラムをまたぐ段落の下に配置されたコラム先頭の表
コラムをまたぐ段落の下に配置されたコラム先頭の表